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エコと節約と政治経済の話

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エコと節約@ お返事相当遅れてしまいました ごめんなさい最近全くログインしておらず…
酒夫かっちん@ Re:小沢一郎強制起訴等について(10/09) 本当に情けない状態ですね。 僕はずっと…
エコと節約@ 恐縮です。 お気に入りブログ登録までして頂いて恐縮…
エコと節約@ Re[1]:重曹すすぎ、うがいについて(02/07) 書き込みありがとうございます~。 重曹…
mabo400@ Re:重曹すすぎ、うがいについて(02/07) うちのブログをご紹介いただきまして、 …
2010年09月29日
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カテゴリ:時事ネタ
最近は大事件が目白押しです。

民主党の代表選が終わったと思ったら村木さんの無罪判決、大阪地検のありえない改ざん、そして今度は中国との尖閣諸島問題です。

その前に大阪地検の事件について。まず検察という組織、元々これはアメリカのGHQが戦後の闇市かそれに絡む取引を取り締まるために作らせた組織なのですが、政治家が関係する犯罪や経済犯罪に対して、それを取り締まる組織が絶対不可欠なのは否定しようがありません。

しかし近年の検察いや昔からマスコミと一体化し世論を形成し、ターゲットにした人物を罪人、悪魔のごとく仕立て上げる手法は全く持って問題です。例え無罪判決がでたとしても、その印象を完全に払しょくする事は不可能です。メディアを使わないと世論を煽らないと罪に問えない、その世論を背景に強引な聴取、取り締まり、半ばなんでもありの方法をとってこれたのかもしれません。

これは大阪地検特捜部だけの問題では決してありません。東京地検の一部だって同類です。それと検察の情報がほしいが為に一体化した低俗な記者クラブに加盟するメディアも同じです。
大手メディア特に読売と産経が検察批判など片腹痛いです。毎日と朝日も記者クラブに属しているのでそこまで違いはないのかもしれませんが、西松の時の報道は本当にひどかったです。

さて現在少し緊張状態が解けたかもしれませんが尖閣諸島問題です。正直驚きました。フジタの社員を拘束というあんな暴挙に出るとはさすがに想像できませんでした。

今回の政府民主党のとった行動について各方面から非難や批判がでています。非難されて仕方ない部分もあります。しかし現実問題として日本から折れるしかありません。このまま日本も強硬な態度を崩さなかったら、入ってくるはずの資源が入ってこなくなり製造業を中心に経済が停滞、ストップしてしまいます。ストップなどという生易しいものでなく当然倒産してくる会社がどんどん出てきます。

資源を加工して部品、製品にして出荷するというのが日本のお家芸です。その資源が入ってこないとどうなるか皆さんもお分かりだと思います。レアアースや他の資源もそうですが、中国は資源を日本に輸出している国であるがゆえにあそこまで強硬な態度に出てこれるのです。

まず資源の輸出をストップした事がサインで、次にフジタの社員の皆さんを拘束したことが二番目のサインだったのではないでしょうか。これはもう人質のようなものです。下手なことをしたらどうなるかというサインでもあります。中国は経済はある程度自由主義ですが、政治はまだ独裁国家といえます。当然司法においてもどんな判決が下るかはわかりません。

その中で日本が今強硬な態度をとれるはずがありません。責任ある立場にない方々は好きな事が言えるのです。その選択によって自分が責任を負うものではないからです。中小零細企業が倒産しても、万が一フジタの社員がどうなっても責任をとる必要はありません。しかし政府は違います。

昔小泉政権下でも似たような事がありました。当時中国の右派の人達だったと思いますが、この人たちが尖閣諸島に無断で上陸し中国国旗を島に立てた事がありました。その後海上保安庁に捕まったのですが、結局すぐに強制送還になりました。これは当時の小泉さんが決めた事です。政治的判断でそう決断したのでした。小泉さんも靖国問題で中国と軋轢がありましたが、ここで強硬な態度にでるとまずいと判断しそう決定されたのだとおもいます。

現在色々発言されている方々は当時も今と同じように批判されたのか知りたいところですが、ともかく現在の日中の立場では日本が折れるしかありません。レアアースをすぐに他から調達するという事は現在不可能なのです。ちゃんとそういう現状を認識したうえで中国は強硬な態度に出ているのです。レアアースは研磨剤としても使用されているので、本当に物を加工して出荷する製造業にとっては生命線なのです。

今回民主党はこれまでの政府とは違い一歩踏み込んだ強硬な態度に出ました。これまでの自民党外交なら拘束、拘留してもすぐに強制送還して終わっていました。それは問題が深刻化する前に灰色決着をすることで鎮静化を図っていたのです。ある意味大人のやり方かもしれません。しかし今回民主党は逮捕、拘留してすぐに強制送還しませんでした。一部情報では前原氏や岡田氏がある程度毅然とした態度をとるべきといったとか言わないとかという情報がありますが、真相はわかりません。

しかし政府もここまで中国が強硬な態度にでるとは思っていなかったはずです。政府のみならずほとんどの日本国民が一企業の社員まで逮捕するなどとは考えていなかったと思います。

それを見通せなかった日本政府、民主党は甘い、能力がないと言われても仕方ないかもしれません。しかし今回自民党時代には実行しなかった未熟あるが故かもしれませんが強硬な態度を少しとった事で、相手の中国がどういう手段を用いてくるか身を持って理解したとおもいます。

恫喝されたから釈放した恫喝に負けたといったそんなメンツ、プライド的な事はどうでもいい事で、問題は今後どう中国を付き合っていくかが最重要なのです。私はここまでする国家と経済分野でまともな取引ができるとは思えません。今後また何かの問題で両国が衝突した時に同じような事、もっと重大な事が起こる可能性は多いにあります。仮に中国が上陸して居座るなんてことはしたら日本も退くことはできません。

中国も国民へのアピールといえども、日本の領土である尖閣を我が国の領土といい挙句の果てに謝罪と賠償を求めるなど本当に言語道断です。この謝罪と賠償発言には本当に憤慨しました。こんな屈辱はありません。

しかし今回中国の思惑が透けて見えた事で色々理解する事ができたのではないでしょうか。これでもまだ沖縄に米軍基地は必要ないとおっしゃるでしょうか。これでもまだ自衛隊は必要ないとおっしゃるでしょうか。

中国は本当に頭の良い国です。もう50年前の中国ではありません。アメリカとも対等にやりあうアジアで一番派遣を狙える国家といってもよいかもしれません。日本は米軍がいなければ中国ともまともにやりあう事が出来ないのが現実です。チベット問題などをみても中国は任務遂行のためなら容赦はしません。アメリカ、ロシアに通じる実行力と冷酷さをもっています。その部分ではアメリカ以上かもしれません。

でも中国の対応にとても憤慨する半面、少し思った事は未だに東アジア特に中国や韓国の人々が日本に攻められて占領された事を根に持っている気持ちが少しわかりました。今回の件で非常に日本は侮辱された気がしました。これは受けた側にしか分からない気持ちだと思います。

もう中国の方が力は上になってしまいました。そこを認識した上で恐ろしい国とう前提で付き合っていかなければなりません。脱中国を進め、中国が常識では考えられないような行動をとってもダメージが少ないようにするしかありません。レアアースの出荷停止も全くもって民主主義国家のやることではありませんが、それ以上にその後のフジタ社員拘束は全くあり得ない行為です。

中国政府の方々は少し判断を誤ったと思います。今回の一連の行動、そして船長がピースサインで英雄視されている映像、少なくとも私は忘れることができません。企業としてもリスクが大きすぎるので今後中国からの依存は低下すると思います。中国は一線を犯してしまったと思います。

しかし今回の問題で日本人も中国に対する見方が変わり、国防というものへの考えを改めたり再認識する絶好の機会できたと思います。これまでは問題が表面化しないことに全力を注いできましたが、もうそれは限界にきているはずです。中国は大国になりました。どう対抗していくか本気で考える岐路にたっていると思います。

政権交代後から色々な面で次のステップに進み始めた気がします。残念ながら平和は手放しでは獲得できません。日米同盟の在り方を含め、防衛という意味を本気で考える時期なのかもしれません。今後の方針を冷静かつ現実的に考える時期だと明確に思います。

一点残念なのは、こういう事件が起こると直接関係のないそれも弱い立場の人達がターゲットにされる事です。それは残念で仕方ありません。それは単なる弱い者いじめでしかありません。中国国内でも日本に関係する施設に嫌がらせなどがあったみたいですが、それに対抗してなど全く意味のない恥ずべき行為だと思います。講義する相手は中国政府や関係者であり、子供ではありません。前の日記で書きましたが、いずれ中国は反日教育で反日感情を煽ったことが仇になると思います。これはどの国も同じです不必要に対立を煽ればいずれ取り返しのつかないことになります。

しかし日本は逆に無関心だったという部分は問題だったかもしれません。今後日本は竹島、北方領土含め日本の領土であると世界の人々に丁寧に発信していくべきだとおもいます。日本が奪った領土ではないのです。できれば古来の日中の関係にいつか戻れる事を期待していますが、今は経済分野での脱中国、そして外交分野で他国との連携を深めるしかありません。ただよっぽどでない限り中国国民全ての方を同一視したりレッテルをはるのはよくないと思います。憎しみをもって接することもいけないと思います。

国家レベルでの対処と民間レベルはまた別問題です。まだそこでも緊張状態になる段階ではありません。中国にはいずれ本当の事を国民の人々に説明してほしいと思います。





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Last updated  2010年09月30日 00時05分14秒
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