「サバイバー」をみて
「サバイバー」2015年アメリカ&イギリス映画、原題も同じく"Survivor"です。受賞はありません。アメリカでPG-13指定、日本ではGです。サバイバー【Blu-ray】 [ ミラ・ジョヴォヴィッチ ]価格:3,888円(税込、送料込)あらすじ7月18日午前5:02、アフガニスタンのカンダハル。地上でタリバンと戦闘中のC中隊を上空から支援攻撃していたヘリコプター、ドラゴンフライは、燃料が少なくなったものの基地に戻らず攻撃し続けることを選択したものの、被弾して墜落。搭乗していた米兵レイとジョニーは、すぐにタリバンに捕えられて、身元を調べられます。こいつは役に立ちそうだと言われたジョニーを残し、レイはすぐにガソリンを頭から掛けられて火を付けられます。12月29日午前8:25、ロンドンのアメリカ大使館に出勤してくる査証課の職員達。オートバイでさっそうと現れた新任係官のケイト・アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、ワシントンD.C.から転勤してきた4カ国語を操るエリート。科学者とガス専門家のビザ審査はケイトに回せという上司サム・パーカー(ディラン・マクダーモット)。そこに申請に現れたのはルーマニア国籍のエミール・バラン博士(ロジャー・リース)。可燃ガス専門家ということで、ケイトが対応に出ます。ヴィッカー製薬顧問といいつつ同社からの照会状がない、学会出席のため渡航したいといいつつ専門外の学会という不審な点を問題視してビザを出さなかったケイト。バランはアボットは厄介だといって、時計修理業の男性、裏の顔は通称「時計屋」と呼ばれる腕利きの殺し屋ナッシュ(ピアース・ブロスナン)にケイト殺害を依頼します。一方、ケイトは遅くまで残業してバランについてさらに調べ、疑惑は深まります。翌日、ケイトはヴィッカー製薬を訪ね、バランの照会状を発行してほしいと依頼すると、ロンドン市警のアンダーソン警部(ジェームズ・ダーシー)が大使館にやってきて、バランに不審な点はない、早くビザを発行しろと圧力を掛けてきます。クレイン駐英大使(アンジェラ・バセット)とケイトの上司サムも同席しますが、サムはケイトの判断を尊重し、アンダーソン警部をけん制します。その夜、年配の同僚ビル・タルボット(ロバート・フォスター)の誕生日を祝おうと査証課のメンバーは予約したレストラン、ガストンに向かいますが、ビル本人は遅れます。一旦は席に着いたケイトでしたが、ビルへのプレゼントを忘れてきたと同僚から聞かされ、レストランの前の店に入り買い物を始めます。すると、いきなりレストランで爆発事件が起きて、ケイトは唯一生き残ります。意識を取り戻したケイトが店の外に出て助けを求めると、ケイトらを狙った爆発の効果を確かめに近づいてきたナッシュから拳銃を向けられ、間一髪で逃げます。何がなんだかわからないケイトは、政府の規定どおり公園に避難しますが、そこに来たビルからも拳銃を向けられ、格闘の結果ビルを撃ってしまいます。拳銃を持ったまま呆然と立つケイト、倒れ込むビルの様子をスマホで撮影する複数の通行人。ケイトは慌てて逃げます。その後、ケイトの安否を心配したサムがやってきますがケイトは去った後で、ビルを殺害したケイトの映像が証拠となって、爆破事件もケイトの犯行とするアンダーソン警部らがケイトを逮捕、あるいは殺害しようと追ってきます。サムは、ケイトがアンダーソンに逮捕される前に確保しようと動きますが、ケイトの足取りを追っていたのは、ロンドン警察とサムばかりではなく、ナッシュもそうであり…。 私の感想ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のアクション映画です。スリル満点で大いに楽しめました。悪役は元007俳優のピアース・ブロスナン。例えるなら女版「ダイ・ハード」って感じでしょうか。( ̄∇ ̄;)テロリストというあらぬ疑いを掛けられ、素性のわからない殺し屋からも追われるばかりか、自国の危機を救おうと偽造パスポートを作って一人で犯人を追いかけ止めようとしてます。「ダイ・ハード」シリーズよりもスケールが大きいかも。以前ご紹介した「ブライド・ウェポン」でジーナ・カラーノ演じる最強ヒロインのインパクトは強烈でしたが、本作のケイト・アボットも負けてはいませんでした。ブライド・ウエポン【Blu-ray】 [ ジーナ・カラーノ ]価格:4,568円(税込、送料込)本作の方はもっと知能派といった感じでしょうか。男性と格闘になっても眼つぶしをお見舞いしてするりと逃げるといった感じ?細身の男性相手だったから通用した技かもしれませんが。ジーナ・カラーノは女性格闘家ですから、本当に格闘できて安心して見ていられそうなタフさがありましたっけ。こちらは臨機応変な判断力と度胸がスパイ並み?のような気がしました。大使館勤務のCIAエージェントだったのかな。(-ω-;)ミラ・ジョヴォヴィッチといえば、言わずと知れた「バイオハザード」シリーズの最強のアリス役や「ジャンヌ・ダルク」でのジャンヌ役といった戦うヒロイン役がとても似合ってました。本作をみて思ったのは、結局危機は一人で対処しなくてはならなかったけど、見事事件を解決してこそ、自分に掛けられた疑いもその過程で生じた殺人(正当防衛だろうけど)も晴らされるってことですねー。アメリカ映画は結構そういう展開があるから、自ら解決せねばならないってことかな。☆☆☆☆ウルトラバリュー バイオハザード ブルーレイセット【Blu-ray】 [ ミラ・ジョヴォヴィッ…価格:6,664円(税込、送料込)バイオハザード3 [ ミラ・ジョヴォヴィッチ ]価格:1,000円(税込、送料込)バイオハザード4 アフターライフ【Blu-ray】 [ ミラ・ジョヴォヴィッチ ]価格:1,500円(税込、送料込)ジャンヌ・ダルク(Blu−ray Disc)価格:1,583円(税込、送料別)