ロマンチック 旅

2008/06/14(土)07:11

父の日は母の日よりも偉い・・・?

旅は楽しく朗らか紀行(113)

  今年も母の日が過ぎ父の日の到来、諸兄は息子・娘さんからのプレゼントがありましたか! 今回のテーマは父の日、それも昨年息子から頂戴した本品(ポンピン)堂製のお守り袋にちなんだ話になります。催促するわけではありませんが、期日には独立した息子達が楽しみな一品を送ってくれますから、父親の権威健在・・・今年も期待・・・? 本当は嫁達の配慮なのですがね。   さて本製品は会津木綿の伝統的な織布で仕立てた袋に、型染めの技法で一枚一枚、柄を染め抜いた作りだそうで、本来なら本品堂のホームページをクリックし製品の好さを確認して貰うのがベスト、ですが先月で通販を中止しホームページが工事中のようで残念です。 守袋の由来は、元々御守や護符を入れるための袋として使われ、江戸の町人の間では各人が好みの縁起柄を袋に染め抜き、互いに粋を競ったそうです。 図柄は燕、農作物の害虫を食べることから邪を祓い富を守る開運招福の縁起鳥とされています。 今回の趣向は守袋を頂戴して丁度丸一年、この一年間に旅先で気に入った根付を見つけ購入した披露になりますが、不思議に二度とも北海道の旅では購入チャンスがありませんでした。 下が追加の香取神宮開運御守。鹿島神宮と共に利根川河口左右岸に位置しています。   左から一等先購入は東京柴又の帝釈天、縞黒檀の木札に帝釈天の金刻印の御守護札です。 次は乗鞍岳畳平の飛騨国乗鞍嶽社で購入の魔を除け福を呼ぶ飛騨の御守『さるぼぼ』、山寺立石寺で求めた七難消滅七福即生が叶う足腰健全御守と続き、次は物議を醸す靖国神社の羊の干支御守護で、そして日本一地価が高い東京銀座鳩居堂で求めた和紙仕上げ鳩の根付です。 中学時代の通学路・遊び場だった陸奥国一ノ宮塩釜神社の十二支犬御守、会津鶴ヶ城で求めた子孫繁栄と健康・身上を祈願する会津の縁起物の起上り小法師、こちらも子の誕生に壮健を願う会津郷土玩具の『赤ベコ』。最後はご存知ディズニーの『ミッキー』で、これが一番高価で赤ベコの5倍もする価格に商業主義を感じます。でも仲間達、守袋内で喧嘩争いしないか心配です。   当然、過ぎし母の日も書かなければ片手落ち、今年は園芸用品と映画『ラフマニノフ』鑑賞券。 映画は東京銀座テアトルで上映、ラストで彼の作曲『パガニーニの主題による狂詩曲18番』が流れるシーンは感動的。家内形見の一つの新音楽辞典を引くと、ラフマニノフ演じる主役のエフゲニー・ツィガノフ・・・姿や偏屈顔が似ている演技にビックリ。ラフマニノフのCDはピアノコンチェルト2番の一枚だけですが、感動の曲は葉加瀬太郎のアルバム『natural』に入っていました。 この日の記念に銀座松屋で澄んだ音色を発する真鍮鋳物手作り風鈴を求め、新丸ビルに移動してインド料理の豪華?な昼食(野菜甘味・エビ辛味・鶏甘辛味の3種類カレーとナン、レーズン入りサフラン飯)。そしてビデオ・デジカメ携帯用として3万円超・・・皮・布製ショルダーバックを躊躇して断念。次は隣の丸ビルでカメラマン坂田栄一郎氏撮影会、一寸だけ極意を理解して満悦の母の日帰宅でした。(父の日と間違えるスケジュール、我が侭は男の罪、ですがいつもこうです・・・) 次回は山形県中央に屹立する、霊峰月山のトレッキングを予定しています。

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