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2008.11.01
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  山や野、里、水辺での野鳥観察、憎たらしいカラスもいますが楽しいもので心が癒されます。
ホーホケキョやイーヨイーヨ(良い~よ)はご存知うぐいすとヒヨドリ、てっぺんかけたかはホトトギス、一筆啓上仕り候のホオジロ、ツーピィーツーピィーと細く高い声はシジュウカラ、美しく歌うような鳴き声『さえずり』は、オスの縄張り宣言かメスへのラブソングと言われ、私達を季節毎に場所毎にワクワクさせてくれます。でも、生息地は環境や餌などから段々狭められているようです。
そこで今回は、小生の第二の故郷千葉県我孫子市の鳥に関する話題がテーマになります。
鳥の博物館(財)山階鳥類研究所手賀沼風景
ここをクリックすると山階鳥類研究所ホームページになり、賛助会員募集中です。
  鳥の町『我孫子』、それには(財)山階鳥類研究所による貴重な取り組みが欠かせません。
希少種の沖縄ヤンバルクイナの発見、今年9月25日に27年振りで10羽が野に放たれた佐渡トキ、一昨年放鳥の兵庫県豊岡コウノトリは子作り成功、最近ではアホウドリ保護のため伊豆諸島の鳥島から小笠原諸島聟島(むこじま)へ雛移住作戦(巣立った若鳥は発信器を付け、現在、千島列島やベーリング海を飛翔中)、研究所の取り組みは広く注目を浴びています。
我国で唯一の鳥類研究の山階鳥類研究所、皇族の山階宮家により設立され、その研究業績は東洋一と世界の評価は高く、昭和59年に緑豊かな我孫子市の手賀沼畔に移転して来ました。
設立の経緯から現総裁は秋篠宮文仁親王、理事長は島津久永氏(薩摩藩主閨閥、昭和天皇5女貴子氏の夫)、あの紀宮清子内親王(現黒田)も13年間非常勤研究員として通った研究所になります。その研究所の指導を得て、我孫子市『鳥の博物館』が隣接地に開館されています。
鳥の博物館(大きな鳥 ディアトリマ模型前で)鳥の博物館(特設 飛騨高山の老田コレクション)鳥の博物館鳥の博物館
  『人と鳥の共存をめざして』のコンセプトで、鳥の博物館は創られ展示されています。
『手賀沼の自然と鳥たち』『鳥の世界』『人と鳥の共存』の3コーナーに分け、時には特設展示も行います。鳥の歴史と生活が感じられるように、清潔な展示室、ジオラマ展示の多用、区分と手入れの届いた展示品が整然と並びます。良く知る鳥、珍しい鳥、地域の鳥などメジロ?押しです。
参考に鳥の大きさを現すには、誰でも知っている標準鳥(雀、ヒヨドリ、鳩、カラス)を使います。
鳥の博物館鳥の博物館鳥の博物館
  鳥の起源は1億5千年前といわれ、人類はたかだか5百年前ですから、地球住民の大先輩になります。しかも、世界の鳥は9千種もいるといわれ、人類との共生は大事なテーマになります。
バードウォッチングの楽しみは、地域・季節・環境、さえずり(SONG)・地鳴き(CALL)、夏鳥・冬鳥、夏羽・冬羽、旅鳥・留鳥、成鳥・幼鳥、大きさ・体形、色模様、飛形、歩き方・仕草、群れ鳥か1羽か、少しずつ覚え山野や水辺へ出掛け、サンクチュアリでじっくり待つのも楽しいものです。
鳥達の区分を我孫子市鳥のオオバンで例にすると、界(動物界)、門(脊椎動物門)、網(鳥網)、目(ツル目)、科(クイナ科)、属(オオバン属)、種(オオバン)となります。
鳥の博物館のジオラマ展示(キレンジャク)鳥の博物館のジオラマ展示(オオバン)鳥の博物館のジオラマ展示(チョーゲンボー)
日本野鳥の会発行の野鳥観察図鑑にリンクして、DVD(現在はCDだけ)が欲しいですね。
鳥達の生態を描き出す、ジオラマ展示も楽しめます。
鳥の博物館(オナガ)鳥の博物館(オオルリ)鳥の博物館(ホオジロ)鳥の博物館(ツグミ)鳥の博物館(カササギ)
  オナガは我孫子移住時に群れを成し見られたものが、今ではとんと見ることが出来ません。
オオルリとカワセミは、一度だけ見られ感激です。頬が白く鳴き声が特徴のホオジロや冬鳥ツグミは、今でもしっかり観察することが出来ます。モズがガラス窓に飛び込んで来て即死のことも。
カササギは日本で佐賀県だけに生息、ヨーロッパやカナダでは沢山見かけました。孤高のチョウゲンボウは高見に止まり、セキレイや鳩を狙って急降下は何度も見て、猛禽類の面目躍如です。
こういった鳥達の観察は、餌台に誘き寄せ見るよりも、山野や水辺に出掛け直に見たいですね。
手賀沼の鳥達(ゆりかもめ)手賀沼の鳥達(我孫子市鳥のオオバン)手賀沼の鳥達(カモ達)
  生息の中心は手賀沼になり干拓で当初の1/3程度の広さに、しかも圃場整備で周辺餌場が減少と沼の環境汚染もあり、飛来数の激減と鳥の種類が変わり、昔、トキやコウノトリまで見られた自然には戻れません。つい最近まで水質全国ワースト1の手賀沼、水質向上に取り組む市民NPOは、沈水植物ガシャモク(環境省レッドデータブック絶滅危惧IA類、生育地はここと福岡だけになり、植物学者の牧野富太郎命名)の育成に必死で、鳥達の回帰も願っています。
それでも季節季節の鳥達が、市民の憩いを演出してくれますから貴重です。
バードカービング(もず)バードカービング(しじゅうから)バードカービング(チョウゲンボウ)バードカービング(どげんかせんと鳥)
  01年からスタートしたジャパン・バート・フェスティバル(JBF2008)が、山階鳥類研究所・日本野鳥保護連盟・日本バードカービング・我孫子市など、省庁・自治体、企業、関係団体の主催・協賛で、今年も我孫子会場で11月8日~9日の2日間開催されます。鳥の魅力をテーマに、芸術的・文化的な事業や、鳥達の知識普及と生育環境の保護などを通して、鳥と人の共生と潤いのある生活を目指すフィスティバルです。手賀沼湖畔を中心に、市内のアビスタ図書館・親水広場・鳥の博物館・山階鳥類研究所が会場になります。この時だけ山階鳥類研究所が一般公開、両日共にAM9:20から当日の整理券配布で必見になります。是非、お出掛けになって下さい。
次回は薩摩富士といわれて美しい、鹿児島県開聞岳のトリッキングを予定しています





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最終更新日  2008.11.01 06:57:32
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