2019/05/22(水)00:21
第1回全国ボートレース甲子園(浜名湖)出場選手決定
今年から新設されたグレードレースの一つ、ボートレース甲子園(G2)の出場選手の発表が5月10日にありました。
出場選手を確認する前に、選出基準を確認しておきたいと思います。
【出場レーサーの選出方法】
・過去1年間(2018年5月1日~2019年4月30日)の競走において、レーサーを出身地別に区分し、都道府県毎に勝率上位5名のうちから1名、競走会が選出する者(47名)・該当レーサーがいない都道府県がある場合、当該都道府県が属する地区(競走会が区分する地区)内の勝率上位の者から選出※該当者がいない場合の例:『B2級』、『出場回数100回未満』、『フライングによる辞退期間』等・当該施行者の希望する者
詳しくは、ボートレース浜名湖の特設サイトをチェック。
ということで、出身県で一番勝率が高い選手が選ばれるとは限らないわけです。
勝率1~5位までの誰かということになります。そのために各支部、地区ごとの思惑も絡んだ選出となっています。
それでも、初開催ということもあり、なかなか豪華なメンバーが選出されています。
茅原選手の出場に触れる前に、一番注目をしないといけないのが、鳥取枠です。
鳥取出身のレーサーと言えば、岡山支部所属の村岡賢人選手ただ一人。
ということは、今回新設されたボートレース甲子園は、村岡選手がいてこそ成り立つ大会でした。しかし、よりによってその村岡選手が、3月のびわこG2での準優Fのペナルティで出場できなくしまうという、大誤算が発生してしまっています。
村岡選手自身も、鳥取唯一のレーサーとして出場したかったでしょうから、悔しいと思いますが、なんとも残念な感じになりました。
その空いた鳥取の枠で選ばれたのが茅原選手ということになります。
出場するレーサーがいない場合は、中国地区のなかから勝率上位の選手が出場することになっています。なので、茅原選手でなくてもいいのですが、村岡選手が岡山支部所属ということもあり、岡山支部からの選出になったのかなと想像します。
岡山支部の代表は平尾選手になっています。
なので、茅原選手はボートレース甲子園では、鳥取代表として頑張ることになるのかな?鳥取代表でいいと思います。蒜山は鳥取との境ですし、茅原選手が鳥取代表で適任ではないでしょうか。
ということで、鳥取の皆様は茅原選手の応援してあげてください。
ただ、今回鳥取枠は村岡選手が出場することになっていた場合の岡山県代表が誰になっていたのかが気になるところですね。勝率基準でやはり平尾選手だったのか、それともその時は茅原選手が選ばれていたのか、どうだったんでしょう。
といっても、そこはそんな大した問題ではないんですけどね。このボートレース甲子園に出なければ、メジャーどころがほぼ不在のG1びわこ周年に出れるわけで、そっちのほうが美味しかったかもしれません。
このボートレース甲子園を盛り上げたいのなら、G1とスケジュールがバッティングしないようにスケジュールを組んだ方がいいと思いますね。今回もびわこに出場する選手は選出されていないようです。桐生選手、松井選手、馬場選手あたりがそのあたりの兼ね合いで選出されていないような感じがします。
とにかく、茅原選手は初の試みとなるボートレース甲子園に出場することになったので、頑張ってもらいたいと思いますね。