勝ち組 勉強法

[思春期] カテゴリの記事

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• 高３って？

  高校入試も明日発表で一段落。ふと我に返れば、担任する学年が今春高３になる。塾、予備校、模試、春季講習、補習、こんな文字を目にする機会が増えたが、やはり基本は学校の授業。しかし、進むことに追われ、どうもつまらない授業になっている。数学を楽しむには、教える側の周到な準備と学ぶ側の余裕が必要であるが、現実にはいずれも時間が確保できず、窮屈な受験対策授業に終始してきたように思う。６年間一貫校故に確保できる中３高１の２年間のんびりタイムに、生徒の興味関心に充分応えられたかと言えば全く自信がない。そんなこんなで気づけば高３。せめて受験に潰されないように精一杯応援していきたい。

  2008.02.06

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• 文化祭

  迷路、フリーマーケット、パターゴルフ、校章入グッズ販売に、チョコバナナ、フランクフルト、クレープ、たこせん、ホットドック、から揚げ、カキ氷、アイスクリームなどのお店。和太鼓、ライブ、室内楽コンサート、合唱などの発表。壁画、教室展示（恐竜の時代）、校門の装飾、ピタゴラスイッチなどの展示もの。昨年より規模を大きくして取り組んだ文化祭が終わりました。この行事を通して外部の方々と接し、多くの協力を得て、感謝する心や協調性の大切さ、想像力の重要性などを学び、精神的に大きく成長できた子どもたち。達成感と満足感と少しの反省と、エネルギーを注ぎ込んで取り組んだその姿勢が今後の学習に必ず生かせるであろうと確信しています。

  2007.09.18

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• 先輩後輩

  高２の文化祭実行委員の子が、中１～中３の朝の各ＳＨＲに行き、今年の取り組みの紹介をしています。また、文化祭の各パートの長が、今日は高１のＬＨＲにお邪魔して、「各パートの活動に積極的に参加しましょう」と呼びかけていました。きちんと文化祭の中身をまとめた配布プリントを作り、話をするための原稿を用意し、緊張しながらも一生懸命「文化祭を盛り上げよう」とアピールしています。だんだんエンジンがかかってきたようで、昼休みには”お化け屋敷”担当会議が開かれ、「来週からお化けの壁画や立て看板や古井戸を作り始めます」と意気揚揚と宣言していました。「材料は全て先生に買ってきてもらいます」えっそんなの聞いてないよ・・・

  2007.05.11

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• 思いやり

  昨日、修学旅行の行動班を作りました。「ラフティングのボートに乗る関係で、必ず７人か６人になること」と厳しい制約でした。当然一回で上手くはいきません。全３１班中、ピタッと決まったのは２０班。これでも十分に期待以上でした。今日、１１班の調整に入りましたが、何と調整が必要な班の誰もが、「○○君を内の班に入れていいですよ」と、無理な調整依頼にすんなりＯＫ。１０分ほどで、全て収まりました。もちろん内心は少し「困ったなぁ」「何で内の班に？」とは思ったでしょうが、なんと皆が「仕方ないな」と思いやりを見せてくれたのです。本当に涙が出そうになりました。年に何回かあるすがすがしい一日でした。

  2007.05.09

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• 刺激

  文化祭、あまり気乗りしていないのかと思いきや、少し水を向けると、「やろう！やろう！それやろう！」と俄然張り切っていました。グランドに迷路を作ろうと持ちかけたのですが、想像が広がったらしく、「こうしよう！そうしよう！」と大きな声で興奮気味に盛り上がった放課後でした。”水を向ける”って大切ですね。もちろん、ＴＰＯが重要ですけれど。

  2007.05.08

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• 元気がない

  連休明けだからか、子どもたちの元気がない。昨年大きな事件があり、今年も４月に担任の先生が心筋梗塞で倒れ入院するという大きな事故があり、あまりにも大きな出来事が続いて身近に起こったために、地道に勉強するという小さな日常に、何とも言えない「空虚感」を感じてしまっているいるのではないかと考えています。遠足や、修学旅行、文化祭とこの学年が中心となる大きな行事が２学期にかけて続き、ようやく新学期に慣れようとしていた頃に大型連休が来て、未だ地に足が着かないままの状態でいるような感じがします。普通はこれを「五月病」と言うのかも知れませんが、何か少し違うような気がして心配です。もう少し様子を見ますが、間もなく中間テスト２週間前。また落ち着きかけたときに試験前になり、もう一つ集中できないまま空虚感から来る焦りが加わり、悪循環にならないかと危惧している次第です。

  2007.05.08

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• 遠足から感じること

  春の遠足は雨の中、午前は渓谷の川沿いに自然道を約２時間クラス全体で歩きました。午後は事前に立てた計画を元に数名のグループ毎に自由散策をしました。感想は、「雨でだるかった」、「計画通りに移動せず駅周辺でボーっとしていた」というものから、「雨の古都の散策も趣があった」、「神社仏閣の歴史や文化に興味が持てた」というものまで様々でした。ただ言えることは、折角来たのだから楽しもうと考え積極的に散策できた子と、そうでなかった子には、実は学習の成果の面でも実際に開きがあるのです。やはり、自分の周りの環境や物事に積極的に前向きに絡んでいける子は何をしても伸びるのでしょう。それが全ての基本なのかもしれません。そんな力をつけてやりたいと思った遠足でした。

  2007.05.05

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• 仲間

  今の子どもたちに「仲間」ってどんなものかって聞くとどう答えるでしょう。”苦楽をともにする集り”という感じが正しいのでしょうが、今どき”苦”を共に分かち合う関係が子どもたちの世界に存在するのでしょうか？あるとすれば受験勉強で苦しんだ「塾仲間」になるのでしょうね。そういう私も職場で「仲間」と呼べる人が何人いるのかと考えると・・・そういえば最近家族でさえ「仲間」と呼べない関係が増えてきているように思います。子どもたちに「仲間」の大切さと、「仲間」と呼べる人が回りにできるような人生を歩ませてやりたいものです。

  2007.05.05

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• 教育再生会議

  このような会議が注目されることに意味があるわけで、中身については「その方向性は良い」と思うことと、「ピントがずれている」と思うことがあります。”体罰”という言葉を風化させ、”しつけ”に変えるべき。体罰を容認するのではなく、特別で少数な例外を除けば、現場でも家庭でも”しつけ”と”行き過ぎた暴力”の区別は、はっきりつくものです。早急に対処すべきことは、小学校教育で、”しつけ”　と　”考える力”に重点をおくことです。”しつけ”は家庭でも行うべきですが、学校は学校で集団生活の過ごし方としての”しつけ”をします。魅力ある行事や、郊外授業や、もちろん普段の授業を通して、集団行動を取る中でしっかり”しつけ”をする。これには教育委員会の質（現場のに対する責任の取り方と覚悟と教育理念）の向上も必要です。”考える力”を育てるには、教材準備の時間が非常に多くかかります。つまり教員を増員し、教材研究が十分に行えるように、一個人の持ち時間を減らす必要があります。いずれも人手と経費がかかります。そこを政府が考えてくれることが最重要課題だと考えます。

  2007.01.28

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• いじめの判断

  　教育現場にいて最も気を配っているのは”いじめ”の判断です。　子どもたちの世界では子どもたちなりの諍いが常にあります。　その揉め事や諍いの中から、自分たちなりのルールや距離感を身につけていくのも事実ですし、協調性も実はそうした中からバランス感覚として身についていくものだと思うのです。　しかし、明らかに複数の者が個人を攻撃したり、いわれのないことでプレッシャーをかける言動をしている場合、これは”いじめ”です。　人間同士のことですから、一方に全く原因がないことはないのですが、子どもたちは語彙が少ない分ストレートでキツイですから、受け止めるキャパのない子は潰れます。　中学生は、集団でエスカレートする年齢であり、人としてまだ発達途中ですから自己中心的で発する言動に自覚がない部分があります。　そうしたことを念頭に、担任が常にアンテナを張って、掃除の時間や休み時間に様々な情報をキャッチしておく必要があります。　また、家庭でも子どもの様子がおかしいときは、すぐに担任に連絡することを勧めます。（ただし、過干渉には注意してください）　やはり、思春期の子どもたちの様子を単純に大人の価値観や判断基準に当てはめて考えるのはあまり感心しません。　周囲の大人がよく（距離感を間違わないように）見て、複数で判断することです。

  2006.10.15

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• ディベート

  　今日、「在日外国人の増加に伴う様々な問題を考え、増加の現状容認に是か非か」と言うテーマでディベートの準備をしました。　グループ分けと、テーマについて今上げられる議論項目を箇条書きにして、立論者・質問者・反駁者を決めていきました。　思っていたよりも積極的に取り組んでいました。　　しかし、慎重に繊細に扱わないといけないテーマで、なかなか持っていき方が難しい。　子どもたちに十分に関係資料を調べさせて、よく考えさせて、取り組みがかれらの人権意識をマイナスの方向に導くことのないように十分に注意し、実りある公開授業（外部の方も来られます）にしたいと考えています。　しかしこれは、いろいろな意味で難しいＨＲ活動です。

  2006.10.10

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• いざこざ

  　今日放課後事情を聞くために数人の子どもたちを残しました。　からかいの度が過ぎて、やられた方はたまらず親に言い、親から担任に苦情が来ました。　私は学年の生徒指導係りとして関わった子からそのときの様子を聞きました。　両者の言い分には必ず多少の食い違いがあるのですが、今回の事象の以前にもからかい（からかった方から言うとからかいですが、からかわれた方は嫌がらせととっています）の言動があった事実を認めたので、今後同じことのないように両者が顔を合わせて詫びるということで解決を図ることになりましたが、お互いの勘違いや思い込みもあるので少し時間をかけながら関係を修復していくことになると思います。　こうした問題は難しく、また軽く考えているととんでもないことになるので、周囲の友人やクラスメートや教員が慎重に継続的に関わっていくことが重要です。　中３から高１という年齢は、体力気力が充実してくる一方で心の成長が遅れ、不安定な精神状況になる難しくてある意味危険な時期です。　誰もが通過するとは言え、その時に上手く関わってやらないと大きな痛手を負うこともあります。　高２の秋まで今しばらくしっかり目を配っていきたいと思います。

  2006.10.06

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• 携帯電話

  　先日、授業中に携帯がﾌﾞﾙﾌﾞﾙと４度も振動し、先生が「こんな失礼な子供たちに教えることはない」と激怒されるといった事件が起こりました。　担任の私が叱られたも同然で、大変恐縮しました。　携帯については、学校に限らず、公共の場でも、いい大人や成人した学生がマナー違反をしているのをよく見かけます。　「教育は日常にあり」だと思います。　自分のクラスもきちんと指導できていない私が言うのもなんですが、教師よりも身近な目上の者が日常生活の中で与える教育効果の方が遥かに大きいことを意識して欲しいと常々思っています。

  2006.09.29

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• 2学期

  　私の体調とコンピュータの具合の両方悪くて、約１ヶ月ブログをアップできませんでした。　８月後半、午前は補習、午後は文化祭の準備と子供たちもよく頑張り、あっと言う間に過ぎました。　９月２日、４日と実力テスト・課題テストとテスト続きに子供たちもうんざりした様子。　４日～７日は午前授業で午後文化祭準備。私が顧問の「演劇」と「和太鼓」と「から揚げ」は準備も順調でした。　９日、10日と文化祭本番。100円のから揚げは売れに売れ、1600個以上。演劇も練習での失敗も全て克服したすばらしいでき。和太鼓も１日３回も演奏できて満足そうでした。　本校は高校２年生が中心になって文化祭の準備を進めます。来年は私が担任をする高１がメインで頑張ります。　次期パート長も決まり、早くも集まって来年の文化祭に夢を馳せています。　「店舗を増やし、グランドに巨大迷路を作り、ステージを設営してイベントを充実させる」と目を輝かせて語る子供たちを見ていると、こちらも「よし！」と言う気になり、「早速古本回収を始めるか」と気合を入れると、学年の他の先生から「いくらなんでも動き出すのはまだ早いでしょう」と止められる始末です。　

  2006.09.29

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• 今日から補習

  　コンピュータの液晶が壊れ、長らくアップがままならなくてブログが遠のいていました。　今日から夏休み後期の補習が始まりました。　早速「今日が日曜日だと思って忘れていました」という欠席者。　「呼び出し状を受けとってません」ととぼける欠席者。　用事があるので１０分早く帰らせて欲しいという我がままな早退者。　それが補習にかかった原因かも･･･　まだまだ暑い日が続きますが、真っ黒に日焼けした子どもたちが元気そうに通ってくる学校が一番です。　たぶん明日は全員揃うでしょう。　午後は和太鼓の練習と演劇の大道具作りを手伝っていました。　いよいよ文化祭も近づき、何となくそんな雰囲気になってきました。　子どもたちの声が戻ってきた学校にいると「あーまた授業が始まるのか･･･」と嘆いてる先生と、「よし！夏休みは実質終わり！」と気合を入れている先生がいてなかなかおもしろい状況です。　

  2006.08.21

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• やめてどうする？

  　１学期から「学校を辞める、辞めない」で悩んでいる子が、未だに決められないでいます。　このような状況は思春期の不安定さを抜けるまでの問題である場合が多いので、時間が解決してくれる場合がほとんどなのですが、いつもこのような子どもたちは場所を変えようとします。つまり学校を辞めたいと言う。　もちろん中には、実際に成績が原因で続きそうにない場合や、自分自身を全く理解できずにそれ故人間関係を上手く構築できないタイプの子もいます。このような場合は残念ですが続かずに辞めることが多いようです。　前者は、学校にもおおきな責任があります。早い時期から的確なアドバイスと励ましが継続できていれば防げる場合が多いのです。もちろん家庭の協力も重要ですが、教師が根気強く励ますことを怠り、それを棚に上げて中学生に「自業自得だ！」はないでしょう。　しかし、後者は家庭にも大きな責任があります。友人関係と言えども、他人とそれなりの健全な関係を構築できない子については、まずは躾や家庭内での子育ての段階で何らかの問題があったと考えられます。　いずれにしてもまずは家族の中で心血を注いでこの状況に対応する覚悟が必要です。　　そして専門家（心療内科やカウンセラー）や学校や周囲の人に、プライドや羞恥心を棚上げにして心から助けを求めましょう。　きれいごとでは解決しません。しかし、諦めたらおしまいです。　彼らも何とか戻ってきてくれればとの思いで学校としても対応していますが難しい局面です。　　

  2006.08.08

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• 幼い

  　教室へ行くと「厚い～！」と言いながら、クーラーの吹き出し口を自分の方に向けて直接風に当たっている子がいました。　暑がっている他人のことを考えられない。　手動で動かしてはいけないクーラーの吹き出し口を無理に動かして故障したら、この暑さの中苦しい思いをするという想像ができない。　何よりも自分さえよければよいという自己中心的な発想が心配のたねです。　　

  2006.07.12

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• 息子の身長が

  　「牛乳飲まないから背が伸びないんやぞ！」と、身長を気にしていた息子に牛乳を飲ましたいがために、つい半年前まで言い続けてきました。　それが、この１年で１０cm以上伸び、あと１年もすれば私(176cm）も越されそうです。　先ほど、私に話し掛けてきた息子の様子を久しぶりにじっくり見て、「逞しくなったなぁ」と感じました。　背が伸びただけでなく、表情が逞しくなりました。　　上の娘のときは、中３くらいの時に、視界の端っこで動く様子が妻に見え、「あぁ、娘も大きくなってこの家に女が二人になったなぁ」と妙な感じ（寂しいような、少しは嬉しいような）がしたことを覚えています。　子どもがどんどん大きくなっていくのを感じたときはいつも、こちらの体や脳の細胞が死んでいく音が聞こえるような気がします。

  2006.07.09

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• 自分の思春期

  　今日も中３の息子は朝からダラダラ。　起こしてもらってもなかなか起きて来ず、起きたら起きたでぐずぐず。　「時間を逆算しろ！」と一喝したものの、よく考えればこの年頃は自分も母親に起こしてもらってぐずぐずしていたような気がします。　親に何を言われても素直に聞く気になれず、屁理屈や生意気な言葉で返していたあの頃の自分の姿を忘れて、どうしていつも我が子をきつく叱ってしまうのか。　そう思えば、言い返さない我が息子の方が数倍偉いような気がしてきました。　彼は今日も塾ですが、帰ってきたら奮発して美味しい晩ご飯でも作ってやろうと思います。　

  2006.07.06

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• 大好きな体育

  　今日は教員が体調を崩し、体育が教室での自習になりました。　試験前で自習を喜ぶかと思えば、「えーっ？なんでー？」と大ブーイング。　「何で？って今理由言ったやないか」と私。　「納得できひん！」と子どもたち。　体育が大好きなようで、それはそれは残念そうでしたが、健全なこの反応に今はホッとします。

  2006.07.04

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• 友だちの力

  　今朝、不登校の生徒を迎えに行くと、彼の友人が二人先に来ていました。　休みが長いので心配して迎えに来てくれたそうです。　私だとダメでしたが、やはり友だちはすごい！　なんと久しぶりにその子たちと一緒に登校してきたのです。　担任団が皆で「良かったなー」と喜んでいるのもつかの間、　２～３時間目の休み時間に窓の外のひさしの部分を歩いている子がいると連絡があり、　駆けつけて叱りました。　あまりの非常識に、「高１にもなってこんなことまで危険だと教えないとわからないなら勉強なんかしても意味が無いから帰れ！」とその場で二人を家に返しました。　ご家庭とは連絡済みでしたが、相当落ち込んでいたようです。　節度をなくし、授業中も集中できずにざわざわしていると、こうした軽率な行動が出てきます。　席替えをしてよかったものの、朝からと忙しい日でした。

  2006.06.19

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• 教師も子育て

  　間もなくアクセス数が１万に達します。　アフィリエイトも全くない、教育に関するあくまで私的なこのような日記に、開設１月半でこれだけのアクセスがあるということは、教育の現状に”不安と焦り”を感じている人がいかに多いかということでしょうか。　この１万アクセスを記念に、今後も教育現場の空気を私的な日記の形でお伝えしていきたいと思いました。　次は、教育の現状に”期待”を込めてアクセスしていただけるように、子どもたちと接していきたいと考えています。　ではこれから就職の決まった卒業生（４回生）と一杯飲みに行ってきます。

  2006.06.17

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• ちょっとした言葉がやる気を誘う

  　午前の授業の反省から、５時間目は子どもたちのやる気と集中力を高めるべく、問いかけ、机間に入り、ともに失敗しながら、褒め、すかし、「２次方程式の解と数の大小」を勉強しました。　こちらが生き生きと展開すると、あの子たちも熱い眼差しで積極的に授業に参加します。　質問も、ミスの指摘も、笑顔でやり取り。　問題に取り組む姿勢もよく、集中していました。　終了後、ある子がとても良い質問をしたので、「こんなことに気づくってすごいね。すごく良い質問だよ」と答えると、周囲の生徒も「すごいな！」と反応。　その子は、得意げで、とてもうれしそうでした。　学校帰りも、いつもより大きな声で「さようなら」　高校一年生でも中学生でも小学生にとっても、教師の一言や姿勢はとても大きな影響を与えるものだと改めて実感しました。　心のこもった一言を大切にしたいと思います。

  2006.06.16

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• 不登校の子の悩み

  　午前中、小学生を相手に公開授業をし、夢いっぱいの輝く瞳の子どもたちを見た一方、午後は学校になかなか出て来れない高１の子の家庭訪問でした。　子どもが成長していく過程では、本当に様々なことがあります。　親の単身赴任や引越しでも中学生くらいだと大きな影響が出ます。また、クラブの退部、友人問題などがきっかけとなって乱れていく子も少なくありません。　もちろん、成績不振やいじめが子どもたちに与える影響は計り知れません。　あの輝く瞳の子どもたちが無事に大きくなって高校を卒業し、大学に入り、就職内定の報告に来てくれた時には、頭の中で６年間のいろいろな場面が過ぎり、心から「良かったねー」という言葉が出てきます。　責任が重い仕事です。　今日のあの小学生たちが、学校へ行くのが辛いなどと絶対に思わないようにするために、教員としての技量を鍛え、人としての度量を大きくすべく改めて頑張っていきたいと強く感じました。

  2006.06.11

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• 不登校

  　どうしても学校に足が向かない子たちが年々増えているようです。　もちろん原因は様々ですが、家族は苦悩の日が続きます。　普通に学校に行けている子からすれば、「なんで？」と思うのでしょう。実際に休みがちな子について「何があったん？」と周囲の子が聞いてきます。原因は学校生活にもあるはずなのですが、周囲の子たちは休む子の理由に心当たりがほとんど無いと言います。　ここがこの問題の改善しにくい部分でもあります。周囲の子が気づかずにその子を傷つける言動をしている場合が多いのです。　この年齢は、聞く内容には敏感で、話す内容には無神経なのが特徴だからです。　芽生え始めたひ弱な自我が、無神経な言動で傷つき、本来ならそこで、「他人にもそうしたことは言わないようにしよう」と客観的に物事を考えられる力が身に付くのですが、幼く自意識の強い子はそうした言葉の毒を自分の中で昇華できずに苦しみ、逃避傾向へと向かうのだろうと思います。　時間が解決してくれる場合もありますが、長引いて完全な引きこもりになる場合もあります。周囲の者が慎重に懸命に励まし支え見守っていくことが何よりも大切だと考えています。　

  2006.06.10

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• 携帯電話

  　今週から昼休みに高校棟の１年の階を担任団で巡回しています。　高校になって、お菓子や漫画を学校に持ち込んでいる様子がちらほら見うけられるのと、休み時間に携帯電話（SHRから終礼まで使用禁止）でメールやゲームをしている様子が伺えるので、試験前ということもあり、けじめをつけて勉強に集中するようにということで、見かけたらそうしたものを取り上げています。　理想は、上級生になればなるほど自覚ができ想像力がつき、そうした行為の空しさや弊害に気づくはずなのですが、現実はむしろ、より横着になり、注意をする機会が増えます。　すべて、”思春期”という免罪符で済ますわけにはいきません。　　私の中３の息子には未だ携帯電話を持たせていません。「持ってないのは自分だけだ」と最初のころはブツブツ文句を言っていましたが、今は諦めて家のＰＣでメールをしています。　恥ずかしい話ですが、いまだ幼稚で、しても良いことと、してはいけないことと、しなければならないことの判断がまだ曖昧なところがあるので、年齢に合った状況判断力が身につくまではもう少し持たせないでおこうと思っています。（少し可愛そうにも思えるのですが････）　「学校に行けない、行きたくない、辞めたい」と苦しみ悩んでいる子どもに触れた後では、元気にいたずらをしている子を見ても「楽しそうに学校に来ているだけでもこの子たちはましかな」と、ついつい許してしまいそうになる自分に喝を入れています。　

  2006.05.25

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• 久々の登校

  　長らく登校できなかった子が今朝頑張って来ました。担任全員が口々に「来たね」と少しだけ安堵の顔。　少しだけ　なのは、”頑張って”ではなく、”頑張らず”に来られるようになるのが一番だからです。　昨年私が担任だったこともあり、昨夕「今晩寄せていただきます」と電話すると、お母さんがでられて「本人が”明日は絶対に学校に行く”と少し前向きな気持ちでいるようです。」とのこと。　こんなときは難しい。　やはり子どもにとっては、私は学校を背負って来た大人ですから、折角自分の力で前進しようとしているところへ水をさすことになる場合もあるので慎重な対応が必要です。　「一緒に夕食でも」と伝えてもらったのですが、「今日は会いたくない」との返事。　明日にかけようと、その日は訪問しませんでした。　そして今日。「来るかなぁ」と朝教室へなにげなく様子を見に行くと、席にいました。　よかった。一歩が踏み出せました。

  2006.05.20

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• 学園祭

  　「演劇やりたい人！放課後４Ａに集まって下さい！」９月の文化祭に向けて有志の演劇がスタートしました。　本校の中学は文化祭全員参加で担任が中心になって何かしらの取り組みをするのですが、高校は全くの有志団体として生徒が自主的に活動します。　そこで演劇をしたいと１４人が集まりました。うれしいことです。中学の取り組みが花を咲かせたのですから。　「和太鼓もしたいね！」と何人かが今日放課後残っていましたが、これも中学での活動の成果としてうれしいのですが、両方の顧問となると････。　行事が子どもたちにとってどれほど大切かは、やればやるほど分かってきます。　思いやり、協調性、主張、後始末、忍耐力、責任感････そこには机上では学べない大切なものがいっぱいあるのです。　今年も、「おもしろかった」と思い出に残る文化祭にしたと思います。

  2006.05.19

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• 父親と殴り合い

  　私は中学３年生のとき父親と殴り合いの喧嘩をしました。　母が毎日小言を言うので、母には「他に興味がないのか！」と蔑み、知ったかぶりをするちっぽけな大人に見えて、父には「何も知らないのに偉そうに言うな！」と侮辱し、その結果風呂場で父と殴り合いになりました。　なんて情けない。なんて恥ずかしい。子どもとしていや人として最低最悪の言動でした。　今もまだそのときのことは忘れられません。　とくに父親になってからは、親は命を削って子どもを守っているのだとわかりましたから、あの時のことを悔いる気持ちがより強くなりました。　一昨日、学年の子が父親と殴り合いの喧嘩をしたと聞きました。　「しっかり学校へ行って勉強をして欲しい」と願う父親と「放っておいてくれ！」と妬けになる子とが掴み合ってお互いの感情をぶつけ合う。　私の場合は、私の至らなさが原因でしたが、この子の場合、己の弱さを克服するために父親に心の叫びをぶつけざるを得なかったし、父親も親として心から心配するが故に厳しい形で愛情をぶつけざるを得なかったような気がします。　父と子が全員このような経験をするとは思いませんが、高１から高２のころに潜在意識の中で男の子は「父親越え」をしようとするような気がします。　そのとき上手く父親か母親が「あなたは立派に成長しましたよ」というメッセージを子どもに感じさせてやることができたら、そんなに厳しい反抗期にならずに済むのかもしれません。　　その子には何とか上手く”父親越え”の儀式を済ませて欲しいと願っています。　　　私の下の子も中３ですから、そろそろ父親越えをしようとする頃です。しかし、私の場合もうとっくに超えられてしまっているように思います　

  2006.05.18

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• ハリーポッター

  　下の子は本当に本を読みませんでした。そんな子がゲームも止め、TVも見ずに初めて読みふけったのが「ハリーポッター」でした。　「指輪物語」「ナルニア国物語」の方が良いと言う人もいますが、現実に世界で３億人が読んだのはおもしろいからです。そして、子供たちが引きつけられたのです。　無くならない内にと思って帰りに本屋に寄ると、山積みになっていました。あれって確か返品きかないんですよね。　私も今から一晩で読んでみます。明日は授業中に寝るかもしれません。誰か代わりよろしく。　

  2006.05.17

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• 柔道の試合

  　昨日柔道の試合を見ました。今年から柔道部の顧問になり、引率で行ったわけですが、中高生が何かに必死になっている姿はいつも清清しい。　本校の生徒は思っていた以上によく頑張り、市の大会ですが団体でＡチームが２位Ｂチームが３位、個人も２位となかなかの結果でした。　私は遥か昔初段をとったのですが、最近の初段の基準は易しくなったのか段外の相手にもころころ負けている初段が多かったように思います。　試合に出る子の貴重品を預かったのですが、その中に「Z会の速読英熟語」が入っていました。待ち時間にやるつもりだったそうですが、これで勝負に集中できるのか？と不思議な感じがしました。　勝負に対する拘りまでも希薄になってきたのかと悲しくもありました。　「クラブと勉強の両立」については永遠のテーマですが、実はこの”両立”という表現が問題なのだと考えています。　健全な体や精神をつくり、社会性を身につけさせてくれる部活という勉強も、机上の学問も、思春期の子どもにとってはとくに不可欠なことで、両立するとかしないとかではなく一緒に身につけていくべき重要なものだと思っています。　どちらかを犠牲にして成り立つものではないと思います。　　

  2006.05.15

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• 強い気持ち、弱い気持ち

  　しばらく学校に来にくかった子が昨日久しぶりに登校。遅刻でしたが「少しは元気になったのか」と思いきや、４時間目には体育をサボって校内の何処かで時間を潰していたそうです。　この子は怠け学の部分や現実逃避の部分があるので甘やかしてばかりというわけにはいきません。我がままな言動で周囲を振り回すことを無条件で許すわけにはいきません。　学校にはこの子以外にも、ぎりぎりの精神力で頑張って来ている子もいます。集団生活の場で許される身勝手な行動には限界があります。　しかし、本人がどれだけ苦しんでいるのかは本人しかわからないのも事実です。　難しい････。私も口では厳しいことを本人や保護者に言いますが、日々葛藤があります。　この子がわが子であったなら、担任の先生にどう関わって欲しいだろう。またどこまで甘えていいのだろう。最後はどこでけじめをつけさせて厳しい決断を迫ればいいのだろう。　子育ては難しい。自分の人生で精一杯の大人が、人一人の人生を抱えているのだから････。　私は教師である前に親であるから････

  2006.05.10

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• 沖縄へ

  　朝５時。普段は７時半でも自分でなかなか起きてこない下の子が、「持ち物確認するわ」と張り切って起きてきました。今日沖縄へ研修旅行に出かけるのです。　相当楽しみにしているようで、昨日も遅くまで「これ持っていこうかな。あれはどうしよう」と一人でぶつぶつ言いながらうれしそうに用意をしていました。　親としては「勉強もこれくらいやる気になってくれたら」と一般的な感想を持つわけですが、この”やる気”が一番の問題で、全ての先生がそうであるように「この子たちが”やる気”というか”その気”になるにはどうしたらいいのか」と永遠の課題と思われる課題に私も苦しんでいます。　カリスマ塾長の伊藤真さんが”夢をかなえる勉強法”の中で、「勉強を始める前に合格体験記を書かせる」と書かれており、これはなかなかおもしろいと思います。ゴールからの逆想で、イメージトレーニングの一つですから十分な効果が期待できると思います。特に司法試験のように限定された試験の場合、試験問題、試験場、合格発表の様子などのイメージが具体的に想像できるのでより効果が大きいのでしょう。　つい先日の生徒面談でも「できるだけ早く目標を持つことが望ましい」と話してきました。学校見学、体験入学、オープンキャンパス、学園祭など実際にその学校を見に行って、より具体的なイメージをもつことが目標を実現するための近道です。　「本気は運までも引き寄せる」と伊藤さんは言われています。　　

  2006.05.10

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• 自分の弱さ

  　褒めてやろう。小さな体と無垢な心で頑張っているのだから。　褒めてやろう。素直な眼差しで一生懸命だから。　そう思うのにまた叱ってしまった。どうしてこんなに自分は弱いんだろう。　子どもに甘えるのはもうよそう。

  2006.05.08

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• えびちゃんと亀田兄弟

  　上の女の子は「えびちゃん可愛すぎるぅー」とうるさいし、下の男の子は「亀田兄弟が････」とＴＶでニュースをやっていると飛んできます。　資生堂の新聞紙上の広告に、小泉今日子さんをはじめ多くの女優さんが載っていたものがあったのですが、その中でも蛯原さんは確かに一番目を引きました。まだこんなに売れる前だったと思うのですが、広告上でもオーラが出ていたのでしょうか。　今も亀田ニュースを見て興奮している下の子を見ていて、ある意味ホッとしました。本物の”強い人”に興味を持ってくれているのだと。　彼や彼女が今すごい人気なのは、すばらしいことだと思います。それはどちらもゲームに出てくるような「完璧さ」を備えていますが、どちらも現実世界の人だからです。つまり「本物」です。　子どもたち、いや大人たちも「本物」を求めていることに安心しました。　子供たちがゲームに走るのは、確かに現実世界がおもしろくないし、すごくないからなのでしょう。　この子たちに憧れるような人物や社会を創造してくれる、またそういう目標（夢）をもってくれる人を育てていきたいと思います。

  2006.05.07

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• 続・ゆとり教育の弊害

  　昨日卒業生と食事に行きました。私のブログを見たようで、「僕も”ゆとり教育”には納得できないことがあります」と切り出してきました。　自分の在学中に、もし”ゆとり教育”をされていたら、就職活動もままならなかったというのです。周囲は大学院に行く者がほとんどで、実はこれがニートやフリーターと変わらない状況。つまり、現実の厳しい社会に出る準備ができていないだけで、研究や探究や向上心で院に行く者は小数だそうです。　そういう人たちは中高と”ゆとり教育”というなの手抜き教育を受けたために、自己分析力、状況判断力、忍耐力、想像力に欠けるというのです。　　多くの課題をクリアするためには、自分の弱点や長所を認識して計画的に取り組まなければならないために、そこで自己分析力が必要になる。また、バランス良く周囲と協調していかないといけないので、状況判断力が必要になる。　さらに、多くの課題をこなすためには多くの時間を費やし、したいことも我慢する忍耐力がいる。　そして、一つ一つの課題にしっかり取り組むためには的確な目標と起こりうる傷害をクリアしていくための想像力が必要になる。　困難な課題や厳しい軋轢があってこそ、「自分の適性を見つけ、考える力や想像力」がつくのであって、”ゆとり教育”はそれらの力を付けずに子どもたちを社会に送り出そうとしたのだと言うのです。　立派なことを言うようになりました。私もその通りだと思います。競争原理をしらないで競争なんかできないし、厳しいことを我慢しないで社会での軋轢に絶えられる力が付くわけがない。　勿論そうした力を付けようと目指したことは間違っていませんが、その「手段」を間違えたのです。　真の”ゆとり教育”の「ゆとり」は、社会人になってから”ゆとり”がもてるように育んでやるということで、中学高校時代に”楽をする”ための「ゆとり」ではないと考えています。　　これで、明日の小テストに向けて頑張ってくれるでしょうか

  2006.05.07

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• バイオリズム

  　「これしておこうかな」と思って、「まあ後でいいや」と後回しすることがありますね。あれは自分の心と体が「今しておくのがいいよ」と教えてくれているのに、わざわざそのポイントを外していることになるのです。　私たちには、自分のバイオリズムが「君の周りの時間や空間がそのことをするのには今がベストだ！」と叫んでいる声が聞こえるようになっていて、そんなとき「いまこれしておこう」と思うのです。だから後回しにした瞬間から、最高の結果はもう望めなくなるのです。　そして、その声は体調の良い（睡眠や食事がしっかりとれている）ときほどはっきり聞こえる（強く”今だ！”と思う）のです。ぜひこのゴールデンウィーク中に十分休養をとって、時間や空間がいつもベストの状況でことが成せるようにしておきたいと考えています。　遊びに行く予定がないのを「休養する」と言い訳しているのではないことを添えておきます。

  2006.05.02

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• 思春期

  「学校に行きたくない」「学校を辞めたい」「学校に行けない」様々な悩みを持つ子が増えています。　昨年クラスにそういう子が数名いました。その内２人は少し前向きになって元気に登校してきていますが、まだ休みがちな子も複数います。　では、他の子たちは毎日楽しく学校に来れているのかと言うと、･･･です。日々人間関係に悩みながらやってくる子もいるし、進級について学力に不安を感じて元気のない子もいるし、昼夜逆転で寝に来ているような子もいます。　原因はさまざまですが共通しているのは、勉強のプレッシャーと思春期の精神的不安定です。　連休明けに来れなくなる子も時々いますので、それが今一番心配です。

  2006.04.30

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