倒産・競売・自己破産 その名も哀愁ブログ

2008/10/20(月)10:35

離婚 自己破産 何も知らされていなかった親戚は

明日のために(17)

何年も前に負債が大きくなってどうにもこうにも、という一家がおりました。ネットで見つけたコンサルに何十万円も払って、結局どうにもならなくなって私のところへお話が回ってきました。以前にブログに書いたと思いますが、うちのオタクの女の子の数少ない友人の家です。ほんとうに数少ないのでなんとかしなければならないと思い、まず別居、そして離婚、そして債務者であるご主人の自己破産。年齢が私よりも上なので奥さんの名義で格安の家を私のところから譲り、銀行も使えないので頭金10万円の割賦販売5年払い。ところがこの奥さんの親族が最近転居した人を知り見にきました。こんな酷いところへ住んで可愛そう、離婚はまあいいとして、どうしてあなたがこんな生活をしなければならないの・・・と怒りまくっているようでした。数少ない友達にいろいろと問い詰めても要領を得ないし怒りは高まるばかり。でも、よく考えると結婚自体を反対していたらしい親族が、それでも無事に暮らしていると思っていたところに、住むのがやっとという評価ゼロの家(土地は価値がありますよ)に住んでいるわけですから驚くのも無理はありません。何が問題であったか。  まず、子供が親のことに関与したくないということで、何も口を挟まなかったこと。当然、詳細は理解していなかったと思います。それと大変な事態になっていたにもかかわらず、プライドなのか結婚に反対されたからなのか、何も親族に知らせていなかったことです。以前から子供たちを集めてもらえば私がお話しますと言っていたのですが、結局実現はしませんでした。一応、親族の中に不動産に詳しい方が居られたので、これまでの資料を送って納得していただいたのですが、やはり親たちだけで解決することができないこともあるわけで、みんなで悩んでほしいものです。昨日も別件で別居してこちらは奥さんの方が自己破産の手続き中という人に会ってきました。でも不思議なことに、ご主人のほうは一度も弁護士に呼ばれていないそうです。どういう方法で奥さんだけ免責をもらうのか、謎です。日常の生活費の不足分がかさんでのサラ金のはずです。共同債務でご主人の方も押さえに来るのではないかと思うのですが、大丈夫なのでしょうかね。今日はお昼から家賃の不払いの人を被告として保証会社が訴訟をおこしてくれるそうです。仲介さんとうちの役員(ビルの所有者)が保証会社まで行ってくるようです。これも当事者は貸主:法人の契約なのですが、当事者適格はどうなっているのか教えてもらおうと思います。また、後日。農転のための草刈・砂利まきとか不要動産の廃棄とか、雑用山積みです。軽トラで出陣です。

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