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カテゴリ:明日のために
ここ数週間で三件、うちの物件に生活保護の人が入居しました。CASEその三
この人は介護関係のひとでした。マジメ、なんでしょうか、施設を解雇されて、その施設で宿舎としてかりてもらっていた賃貸物件を出なければならなくなり、また家賃も滞納があって保証会社にも取り立てられ、すぐに退去してしまって住むところがなくなったという人です。 やはり相談コーナーに来られて、うちの物件に入居となりました。本当に荷物がありません。どうやって生活していたのか不思議なくらいです。 ほかの人と違うのは、雇用保険がでるということです。でもなぜか自己都合。一応、特定社会保険労務士ですので訴訟にでも持っていくことも可能なのですが、本人が潔いのかあきらめているのか、このままで良いそうです。介護の単価もさらに下がるとかで、このような解雇は頻繁に起こるのではないかと思いますが、泣き寝入りなんでしょうね。戦う人は少ないようです。 共産党の相談コーナーにでも駆け込むとよいのかもしれませんが。 失業給付が出ますので生活保護を受けても意味がないように見えます。しかし、賃貸に入居するとなると通常では無理です。野宿となります。 仲介手数料に敷金と前家賃。そして生きていく上での家具家電となると失業の給付では到底まかなえません。 まず生活保護で住むところと生活に必要なものを確保して、職安で次を探す。 給付はすぐに制限か打ち切りになるでしょうが、たぶん来月にはちゃんと自立して働いてくれているのではないかと思います。 保護ですので、購入できる家電類には制限があります。今回は41900円の中で冷蔵庫や洗濯機などを入手しました。保護費では購入できなかったものを、こちらで貸し出しを行い、なんとか正月を越していくのではないかと思います。 照明は最初からつけてましたが、テレビを貸し出しして、あとから電子レンジが無いとのことでしたので、ツインバードの簡単なやつを購入し貸し出しました。中古よりも安かったのではないかと思います。 ただ、入居してから危ないところからお金をつまんでいて、追い込みをかけられ、法外な金額を払っていたということが分かったというのには、非難の的となっていました。 どうして払う前に相談しないのかと。住むところも無いのにすぐに退去し、一万円借りて潔く九万円払ったり、まあ、介護職としては似合っているのかもしれませんが。 とにかく事前に何でも相談してもらうようにお話して、年を越してもらいます。隠しだまがなければ良いと祈りながら。ともかく、来年、普通の生活に戻ってください。予定では楽勝で可能なはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月31日 11時52分20秒
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