日本酒のちワイン、ときどきおつまみ

2020/07/25(土)15:46

デキャンタについて

ワインの勉強(9)

古本市場で発見したワインの本「ワイン道 著:葉山考太郎」から引用しています。 ​ 【中古】 ワイン道 /葉山考太郎(著者) 【中古】afb​ 1996年の本ですが、古本市場で80円だったので、衝動買い。 この4連休の巣ごもりにはちょうど良いボリュームでした。 教科書的なところもあり(一般的なブドウの品種と特徴や法律関係など)、雑学的(高級ワインの作り方や小説に出てくるワインの話)箇所を織り交ぜた作品でした。 その中でもいくつか印象的だったところをピックアップしていこうと思います。 今回は「デキャンタ」についてです。 デキャンタの効果ですが、 ・澱の分離 ・酸欠状態のワインを目覚めさせる(私の解釈:長年置いていたワインと空気を触れさせ香りや味・酸味のバランスを整える) ・若いワインの場合、酸化を進めて香りを立たせる。 ・冷え過ぎワインの温度を上げる ・デモンストレーション これって赤ワインだけしか効果ないような気がするのですが、、、 https://www.suntory.co.jp/wine/column/18.html サントリーさんのコラムにも白ワインのデキャンタ効果はなさそう、と結論づけられています。 (白ワインは澱の原因のタンニンもないし、冷やして飲むものが多いので、デキャンタのメリットがない。) 「デキャンタ」という言葉は、大学の研究室時代から慣れ親しんだ言葉です。 ワインの用語としても知っていましたが、しっかり澱の分離と明記されてるのと、他の効果について記載されていたので印象的な記事でした。 特に家飲みでは、「若いワインの場合、酸化を進めて香りを立たせる。」は効果ありそうですね。

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