ウオーキング257日目(ニセアカシア)
今朝のウオーキングで出会いましたのは マメ科の「ニセアカシア」の花です。 木の高さは写真のもので7~8m近くありますが 高いもので20~25mにもなるようです。 明治期に原産国の北米から輸入された当初は、 このニセアカシアをアカシアと呼んでいたそうです。 後に本来のアカシア(ネムノキ科アカシア属)の仲間が 輸入されるようになり区別するためにニセアカシアと 呼ぶようになりましたが今でも混同されることが多く 例えば札幌のアカシア並木も西田佐知子のヒット曲 『アカシアの雨がやむとき』石原裕次郎のヒット曲 『赤いハンカチ』や北原白秋の『この道』に歌われる "アカシアの白い花"もすべてニセアカシアです。 日本で「アカシア」といえば普通はニセアカシアを指します。 ほんとう(学問上)のアカシアはオーストラリア原産の フサアカシアやギンヨウアカシアなど「アカシア属」の 植物ですが日本ではそれらを「ミモザ」と呼んでいます。 一方ニセアカシアの花は離れた所からでも甘ったるい 良い香りが漂ってきます。 そしてその蜜はレンゲ蜜に並ぶ人気のハチミツです。 味が上品でクセがなく果糖分がブドウ糖分の2倍もあるため 冬になっても結晶せずいつでもとろとろで黄金色の 美しい状態が保てる素晴らしいハチミツです。