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2021年06月01日
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カテゴリ:美術館、博物館
まことに初歩的な疑問なのだが、画家はなぜ絵を描くのだろうか。
この頃ふと思うのである。
何かを表現するために、あるいは次なる絵画を求めて。
そして画家なのだからと、あれこれ思いをめぐらすのだが、これといった答えもなく、曖昧なままにしながら、なんとなく納得している。

ただ、薄く、軽く、ぼんやりと、小綺麗に。
そんな絵画が目に付くようになった。
それが今風ということなのだろうか。
見る側にとると、どこか稀薄で物足りなさだけが残るのである。
こんなことを思うのは私だけなのだろうか。
そして、画家は描くことの必然性をどこに定めているのかという疑問がまたわいてくる。

そんな漠とした疑問に、なんとなくではあるが、ひとつの答えを示してくれたのが玉本奈々のような気がしている。
玉本の場合、描くということは、生きるということに直結している。
自身の肉体と精神のバランスを保つために、描かなければならないのである。
もし、描くということを止めたとき、玉本は廃人へと旅立つにちがいない。

毒々しい色彩と形態。
醜さと情念。
一種狂気にも似た世界が作品を支配する。
玉本の魂の叫びがそのまま噴出したものなのだろうが、これほどまでにあからさまに自身をさらけ出す画家も稀であろう。
このエネルギーがどのような方向に進むのかは定かではないが、平和ボケした今の絵画の一石となることを願う。

京都国立近代美術館長
柳原 正樹

画像は「未練」








最終更新日  2021年06月01日 06時17分33秒
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