本日の出来事


「新橋こいち祭」の"仮面ライダー登場"イベントに合わせて、桜田公園まで出かけていった。仕事そっちのけで．．．

ご多分に漏れず、やたらと焦らす前説に耐えて待っていると、いよいよ「仮面ライダー登場で～す！　皆さん、拍手でお迎えくださ～い！」という司会のかけ声とともに、ライダー達が登場した。

「おでんやもつ煮込みに毒を入れていないだろうな、ショッカー？」


「最近どうなの？」「まあ、ぼちぼちですねぇ。」

おおお！．．．１号ライダーだけかと思いきや、何と２号やＶ３も登場！(^^)／．．．あ、ディケイドもね。(笑)
こりゃあ、写真を撮らねばなるまい！と思ってカメラを構えていたら、

ショッカーの戦闘員に拉致された。

「少年仮面ライダー隊」入隊テストを強制的に受けさせるという。(^^;)

「じゃ、行きましょうか！」
「はい、大人一人拉致しました～！」
なんで戦闘員が少年仮面ライダー隊のスカウトをやっているのか？はさておき、なかなか好感の持てる気さくな奴らだ。

そんなわけで戦闘員にエスコート(笑)されるようにステージ（盆踊りの．．）に上がり、他の捕虜とともに並んだ。おお、スタッフＴが「着ぐるみのヒーローに近寄った経験が一度もないんだよねぇ」と言っていたが、仮面ライダー４人がまさに至近距離だぞ。
ところで壇上に上がったおばさま方、「あなたも上がりなさいよ、子供を連れて！」と勝手に仲間を壇上に呼び寄せてしまう。
おかげで

「今、何人？」
「11人です。」
「あれ、ちょっと多いなあ。」

そんなスタッフのやりとりが聞こえたが、僕としては11人で全然問題無しだった。残念ながら、さらに増えたようだけど。(苦笑)

さて、いよいよ入隊テスト。
まず１号ライダーがお手本を見せた後、子供グループが一斉に「変身！」。見守った１号ライダーが「ＧＯＯ！」と指でサインを出して全員合格だ。うーん、せっかく戦闘員が３人もいるんだから、お姉さんが「判定はいかがでしょう？」と言った時点で３人揃って「イ～ッ！」って言ったらいいんじゃないか？．．．と思ったが、手近なスタッフに進言する暇もなく、自分達の番になってしまった。
まず全員ママさん＋僕。続けて残りのサラリーマン男性グループ。
当然お約束で、全員合格！ということで、順番に「少年仮面ライダー隊」のメダルと"真っ赤なスカーフ"を首に付けてもらって退場．．．かと思ったら、ステージに戻って記念撮影だった。(^^;)
まず一般向けに撮影タイム、続けて報道向けにポーズや目線を要求されながらばしゃばしゃ撮られた。
これでおしまいかな？　名残惜しいなあ．．と思いつつ立ち上がると、後ろからポンポンと肩を叩かれた。振り返るとディケイドだ。握手を求められて、当然ニッコリ。(^^)　そして隣には１号ライダー。やはり握手を求められて、こちらはもう満面の微笑みで手を出した。だって、１号ライダーだよ？！　一番大好きだった下面ライダーだよ？！　相手が喋らないものだから、僕も無言だったけれど、せっかくだからもっとはっちゃけちゃえば良かった。(^^;)

思えば苦節35年(笑)、子供の頃ＴＶや雑誌で見て羨ましいと思っていた「少年仮面ライダー隊」に（今頃になって！）晴れて入隊して、憧れの１号ライダーと握手だよ？！！！(^^)／
．．．まあ、この年齢じゃ「中年仮面ライダー隊」じゃんか？とか、握手した相手はたぶん年下だぞ？とか、せっかくのメダルがディケイド柄だとか、自転車は支給されないのか？とか、いろいろツッコミはあると思うけど、何だかやっぱり嬉しかった。(^^;)
こんな歳になっても、目の前にいた面々はやっぱり仮面ライダーそのものに思えたし、ほんの一瞬、自分が子供に戻ってしまった錯覚をしたのだ。
いやあ．．．今日の光景をあの頃の自分に見せてやりたい。

（何やかやで頑張っていた戦闘員達）

というわけでニュース記事と写真はこちら。

仮面ライダー：１号、２号、Ｖ３が新橋に登場　懐かしの「少年仮面ライダー隊」も復活

映画「劇場版　仮面ライダーディケイド　オールライダー対大ショッカー」の公開記念イベントが、「新橋こいち祭り」（東京都港区）の特設会場で行われ、仮面ライダー１号、２号、Ｖ３、ディケイドとショッカー戦闘員が登場し、３６年前に仮面ライダーたちを助けて活躍した「少年仮面ライダー隊」が再結成された。