ぴゅうぷらざ

2019/03/01(金)23:57

宇宙戦艦ヤマト2202 第7章

映画・TV鑑賞記(118)

TOHOシネマズ上野で初日鑑賞してきました。 ラストシーンは見事にこちらの予想を超えていました。あそこまで全部包(くる)んでくるとは..! 良いお話でした。「さらば」よりも「2」よりも、僕はこちらが好きです。 2202は2199に比べて、えらく重たい物語ですが、それだけに2199とは異なる見応えがありました。 同じテイストで新作を創るのでは無く、それぞれ独立したポリシーで紡いでいくのはとても意味があること。かつて「復活編」に感じた不満の多くは、あの作品が結局「完結編」テイストの劣化再生以外の何物でも無く、創作力を全く感じなかったことにあったように思います。 2202はあれとは全く逆で、創作エネルギーのぶつかりがもの凄かった。ビジュアルの好き嫌い、展開の多少の強引さ、ついていきにくい難しい説明はいくつかありましたが、総じて感じていたのは創り手達の“志の高さ”。とりわけ福井晴敏氏が背負った課題とそれをやってのけた姿から、何だか元気をもらった気がします。 「どこに向かうんだ、この物語?」と戸惑いつつ、僕もものつくりの人間として予想してみたり、逆にそういうことをしていると疲れるから頭を止めて浸ってみたりと、何やかやで幸せな足かけ三年でした。 これでとうとう終わってしまうのかと思うと、ちょっと寂しいですね。 (いや、終わらないんだろうと思っていますが、この先となると、僕自身はさすがに追いかけない気がします。今作で綺麗に語りきられた気がするし、次が「永遠に」のリメイクだとしても特に見たくないし。..) 最後に、ここで僕などが書いて良いものか迷うけれど.... 岡さん、お疲れさまでした。面白かったです!

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