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家づくり…大阪で伝統構法!:石場建て/木組み/土壁工法 ~今さら?マイホーム新築

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2018年04月18日
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家を建てようと思う前、
もう1年半も前のことだったか・・・。

「チルチンびと」という雑誌​(☜クリック)に載っていた
            
BESSという住宅メーカー​​(☜クリック)の広告が気になって、
モデルハウスを見に行ったことがあったのを思い出した。

そもそもログハウスのメーカーで、その自然派ぶりも気に入ったのだが、
「程々の家」という和風のシリーズも手がけていて、惹かれたのだった。
実物を見てみると、ログハウスに倣ってかアメリカ風にまずデッキに上がる構造。
そこから玄関に入ると、これまたアメリカ風にいきなり居間になっている。

家に入るのに段差が前提になっているのは、バリアフリーの観点から疑問だったし、
玄関ドアを開けると生活空間がいきなり目に入るのも抵抗を覚えた。

でも、そんなことは気にしないというライフスタイルの人には非常に魅力的だろうし、
かく言う私も、住んでしまえば気に入るだろうなぁと思った。
実際、座りこんでみると、実に落ち着く寛ぎの家。
薪ストーブも、この室内空間にはピッタリでとってもいい!

そのときは、なかなかエエやん・・・と、ただそれだけで
(そもそも家を建てようなんてサラサラ思ってないし)、
それっきり記憶の奥に隠れていた。

先日(4/15)、真宗立教開宗記念日で西本願寺の書院(国宝)特別公開があったので、
その伝統構法を見に行こうと京都に出かけた。
そのことについては別項に譲るが、その帰り道にちょうどBESSの展示場があるので、
ふと気になって寄ってみた。

「程々の家」に久しぶりに上がりこんでみると、やはり心地いい。
この程々感がいい。デザイン力、企画力は立派!

けれど、伝統構法、本物の無垢材の家を知ってしまった今となっては、
ぜんぜん物足りなく思えてしまう・・・。

板張りの外壁も焼杉板ではなくペイントの板、塗り壁風もリシン吹き付け塗装、
その下地の合板(?)の継ぎ目がなんとなく浮いて見える。
通気層もなく、呼吸する内外壁でもなかった。
大きなウッドデッキが特徴の家なので基礎が高いのはいいが、
BESS得意のログハウスでもなく在来木造軸組工法
・・・材木を金物で継いであるのが見える。

やはり「本物」を知ってしまった以上、ここには戻れない。
今風のメーカーハウスで選ばざるを得ないなら選択肢には入るかもしれないってところ。
どうせBESSなら、ログハウスで和風にデザインしたい気もする。

いや、このコンセプト、ライフスタイルが合う人には、いい家を提供しているんです!
念のため一言添えておきます。

・・・そんなことをあれこれ思った、「程々の家」でした。





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最終更新日  2018年09月19日 22時08分35秒
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