カテゴリ:居住環境
今日6/11は、定期通院日。昨年12/7の入院手術から早半年。
今日の検査・診察で、8月には肝臓に入れている管を外せそうだとのこと。 今はシャワーしか浴びられないので、早く湯舟に浸かりたい! 温泉に行きたい!! (参照:2023/12/29稿「入院中の病室の窓から・・・」) 近畿地方の梅雨入りは平年6/6だそうですが、今年は当分まだのよう。 今日の枚方、我が家の2階インナーバルコニーの外気温は、31℃!…真夏日。 朝の天気予報から「室内での熱中症に注意!エアコンを入れて室温を28℃に。」と。 こんな日でも、木と土と草と紙でできた伝統構法の我が家に、エアコンはいりません。 家中の窓を全開。軒が深いので、高い高度の日光は遮られます。 玄関の扉も、両側に全開。格子で外からの視線を遮りつつ、縁側のようにそよ風が通ります。 書斎の窓も全開。 明かりは上側の窓から入れて、風は下側の窓から通します。 格子と障子が程よく表からの視線を遮ります。 真夏日の外気を敢えて入れてみて、1階の最高室温は28℃。エアコン推奨温度。 外壁は土壁に3cm厚の無垢杉板張りのみ。断熱材は一切入っていません。 (参照:2020/4/25稿「土壁:荒壁付け・・・」) (参照:2020/8/30稿「外壁材は無垢杉・・・」) 2階も窓全開。さすがに屋根には、杉皮製の断熱材フォレストボードが入れてあります。 それで最高室温は29℃。涼しくはないけど、風の動きもあって実体感として暑くはない。 午前中の室温が25~26℃ぐらいで窓を閉めた方が、涼しいかもしれませんが。 窓は断熱・気密の敵!とばかりに窓を極力小さく少なくして、 エアコンが最も省エネの空調!とばかりにエアコンを入れて24時間機械換気。 そんな現代の家は、本当にエコなんでしょうか? さすがに35℃以上の猛暑日になろうかという日はエアコンを使えばいいですが、 日本の伝統的な造りの家は、そもそも電気で空調することが前提になっていない。 本当の省エネとは、消費電力が少ない電気機器ではなく、電気が無くても大丈夫ということでしょう。 そんな家、古民家ではなく現代の新築が、ここにあります。 そして、全国にあって、今でもあちこちで建築中です。 「伝統構法」「石場建て」「気候風土適応住宅」などのキーワードで検索してみては?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月11日 23時36分01秒
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