グランドサークルの旅　（グランドキャニオンその３）

11月2日、ウェストリムを中心に観光する。 ウェストリムは一般車乗り入れ禁止なので、シャトルバスで、各ポイントごとの停留所で乗り降りしての観光になる。 リム沿いにはトレイルがあるので、モハーベポイントまでは歩いてまわることにした。 そこからは、シャトルバスでまわった。 途中、ブライトエンジェルトレイルがよく見えたが、本格的ハイカーの装備で相当に歩かないと景色の良い場所に行けないのがよくわかった。 わざわざ日帰りハイクで歩きたいと思わない。 やはり、日帰りハイクにはサウスカイバブトレイルがお薦めだ。 　 　グランドキャニオンとコロラド川 　　 　　キャニオンをいろんなポイントから見る グランドキャニオンは日々変化していて、遠い遠いずーっと将来的には、谷が無くなってモニュメントバレーみたいな景色になってしまうらしい。 その頃には人類は地球上に存在しているんだろうか！？ ウェストリムの端っこのハーミッツレストまで行ってたが、休憩する場所もほとんどなかったので、すぐにシャトルバスで帰った。 ランチは、ヴィレッジ内の「Maswik Lodge」に行ったが、大きなフードコートやピザハウスなどがあり充実していた。 そこには、前日に、夕日を見に行った時に、写真を撮ってくれと頼まれた中国人の8人くらいのグループもいた。 写真を撮ってあげたのにカメラを渡す時にお礼も言わなかったおっさんは、フードコートに大興奮して「こっちにはピザもあるぞ！！」と大声で騒いで、周りも見ずに私にドンとぶつかってきてやはり謝りもしなかった。 そのおっさんの奥さんらしきおばさんは、グランドキャニオンに似つかわしくない真っ赤なスーツにアクセサリーをこれでもかというくらい身に付け、非常に浮きまくっていた。 一行は、すさまじい食欲でいろんなものを貪っていた。恐るべし！ 白人から見たら、私達も彼らも同じアジア人としてひとくくりにされるのかと思ったら、非常に恥ずかしい限りだ。 ランチの後は、帰ってきた時に駐車場が空いていないのが心配だったが、暇だったので 車で、トゥシヤンにあるアイマックスシアターでナショナルジオグラフィック制作のグランドキャニオンに関する映像を見に行った。 パウエル一行によって探検されたグランドキャニオンの歴史のドキュメンタリーが中心で、期待した以上の迫力の映像は少なかったというのが正直な感想だ。 ホテルに帰ってきたら、ラッキーに駐車場は良い場所が空いていた。 この日の晩御飯は、リム沿いにちょっと歩いて行った所にある「ブライトエンジェルロッジ」のレストランに行った。 予約を受け付けないカジュアルレストランだが、かしこまって値段も高いEl Toverのレストランより味も良く、ウェイターのおにいさんの愛想も良かった。