私の経験が参考になれば幸いと思うのでつづることにした。
私はアラフィフ(49歳)、生理周期もばらついてきて
昨年は5カ月ちょっと生理がなかった。
その後再開、周期は多少乱れつつも定期的にあった。
今年4月からまた間隔があいて、5月末から不正出血が続いた。
生理が始まるかと思ったらそうでもない。
不正出血は2週間になりちょっと心配になったものの、
更年期だろうと思って、もう1週間様子を見るかと思っていた。
母に電話で話したら、
「馬鹿じゃない?変な病気だといけないから早く病院に行きなさい」と叱られた。
その日に女医さんの婦人科を受診。
「念のため子宮がんの検査をしておきましょう」とのことだった。
子宮頸がんの検査は毎年人間ドックで受けていたが、子宮体癌の検査は
初めてだった。
子宮の中の細胞を採るのでちょっとイテテだった。
1週間後、ピアノレッスンの帰りに検査結果を聞きに行った。
先生が「問題ありませんでした。やはり更年期の乱れですね。」と
答えてくれるのを100%確信していた。
しかし、先生の表情は硬く
「申し上げにくいのですが。。。」と嫌な感じ。
「子宮頸がんは問題なかったんですが、子宮体癌が陽性です。」
え!?どゆこと!?
頭が真っ白になった。
「癌じゃない可能性もあるんですよね?」と訊くと
「大きな病院で精密検査を受けてみないといけませんね。」と
先生の表情は硬いままだった。
その後、総合病院への紹介状をいただきと予約もとってもらった。
帰りは、ぼーっとして車をぶつけたりしちゃいけないと思い
スーパーで買い物をして、落ち着けと自分に言い聞かせながら帰った。
帰ってから電話で母に伝えると、母も混乱していた。
旦那にはメールしておいた。
頭真っ白状態から、時間がたつにつれ不安感が増していった。
2日後にピアノのミニ発表会を控えていたが、それどころじゃなくなった。
このままじゃ発表会なんか出られないと思った。
でも、一生懸命練習してきたし、こんな場合だからこそ出ようと決心。
ミニ発表会では間違ったり、走り過ぎたりしたけど、気持ちよく弾けた部分もあった。
ピアノが今の自分を支えてくれるのをひしひしと感じた。