2019/06/13(木)02:06
タキソール(パクリタキセル)副作用について(脱毛)
術前化学療法はタキソール(パクリタキセル)とハーセプチンだったが、
タキソールの副作用についてだが、まず、最も精神的に辛かった髪の毛について。
タキソール投与後、3週間(3クール)過ぎた辺りから脱毛が始まった。
頭全体、まんべんなく毎日毎日抜ける日々は精神的な消耗が激しかった。
お風呂や洗面所に降り積もる髪の毛を毎日毎日掃除する辛さ。
日中は部屋に髪の毛が抜け落ちないように不織布のヘヤ―キャップをかぶった。
就寝時はオーガニックコットンの帽子をかぶった。
それでも抜け落ちる髪はあるのでコロコロで掃除した。
掃除機の紙パックは髪の毛ですぐに一杯になった。
50歳になっても綺麗だと褒められる髪が自慢だった私だけど、
どんどん抜け落ちる髪の毛は同時に心の芯をスカスカにしていった。
12週間の抗がん剤が終わる頃にはまだ薄く髪が残ってたけど、
その後一カ月で更にばらばらと抜けてしまった。
髪の毛だけでなく全身も、眉もまつ毛も。
ウィッグが心の支えだった、ホント。
命綱みたいな。
タキソール終了後2週間経過した頃、様子をみながら育毛剤とマッサージ始めた。
その甲斐あったのかタキソール終了後1カ月で毛が芽生えた!
「おおっ!!」とハズキルーペをかけて確認しつつ前向きな気持ちで手術に臨めた。
今は目標の来月初めの自毛デビューに備えて頑張る日々。
白髪は増えて、直毛がくせっ毛になったがそれも前向きにとらえてGO!
ボーボーになってきて旦那にも「ええな~」とうらやましがられてるし。
髪は復活するよ!お仲間の皆さん!