2019/11/27(水)02:00
乳がん手術を振り返って(その2)
乳がんの手術は、術前化学療法の結果が良好だったから
乳房温存手術だった。
センチネルリンパ生検の結果、リンパ節転移もなく
脇下リンパ廓清しなくて済んだ。
子宮体癌で骨盤内リンパ廓清してるから脇まで廓清したら
左側のリンパ流す場所なくなるからどうしよう!?とすごい心配だったから。
手術翌日には病院内のカフェで姉夫婦とお茶できるまで回復。
気合だ!!
子宮体癌の時は病院食はお湯メインのお粥に辟易したが、
乳がんは普通の食事だった。
ドレーンが付いていたので、入浴やシャワーはできず体を拭いてもらった。
シャワー付き個室だったのにほとんど利用せず。
頭は禿げていても頭皮ケア大事なので、シャンプー台ルームで
旦那に手伝ってもらって洗った。
大きな病院なので入院5日で追い出された。
主治医はもう2日いてもいいと言ってくれたが、帰りたかったので退院した。
やっぱり家がほっとするもんな~。
退院翌日には旦那も東京に帰ったから、一人で頑張った。
子宮体癌の時より楽勝と言いながら、家事頑張る。
家汚いの嫌なので休憩しながら掃除もした。
子宮体癌の時は安静しないといけなくて買い物も行けなかったが、
今回はなんとかいけて楽勝。
ただ、困ったのが脇の痛みだった。
主治医に尋ねると、センチネルリンパ生検で脇の神経に傷がついたため
回復するまでしばらく痛むことがあるとのこと。
脇に生け花の“剣山”をずっと刺されてるようだった。
ババシャツの縫い目が当たるとすごく痛いので裏返しに着たりしたが
痛くて本当に困った。
ババシャツの縫い目無のものも買ってみたがやっぱり痛かった。
この脇の痛みは半年以上はあったと思う。
剣山が金たわしになって、亀の子たわしになって、台所スポンジのザラザラの方になって、
約一年たった今はもう気にならない位になった。
これも本当に地味に辛かった。
主治医の手術の腕は良くて、今ではとても綺麗に治ってきている。
私の場合、癌のあった場所は珍しい内側の下部だったので、乳輪に沿って切開されていた。
看護師の姉も感動した位綺麗な切開だった。
乳房の形も元々と変わってない。
ただし乳房温存だったので、放射線治療に続く。。