2008/05/30(金)00:41
災害援助に伴う自衛隊派遣について
中国からの要請で、援助物資の搬送などに従事する予定で日本から自衛隊が派遣されるという話題ですが、中国国民の捉え方は様々なようですね。
緊急援助隊が派遣された折には『日中友好』の呼び声高く、好意的な意見が数多く見受けられたものの、今回の自衛隊派遣については否定的な声ばかりのようです。
日本国内は別としても、海外での自衛隊の位置付けはあくまで“軍隊”。
あくまで中国での援助活動が目的であっても、援助される側が受け入れ難いという意見が殆どならば、自衛隊を派遣する必要はないと思う。
被災者が不要と言ってるならば、善意とはいえ国税を使ってまで無理に援助を押し付けることはないでしょう。
ただし、ネット上で「自衛隊派遣はいらない」と言ってるような人たちは、被災してテントで暮らしながら大変な思いをしている方々とはまた違う状況なんだろうとは思いますが。
被災者が呑気にネットが出来るとは思えないし、道路も寸断されて援助物資も届かなくて、水の確保さえ出来ないような地域もたくさんあります。
テントや毛布も食糧も全然足りないとも聞いています。
そういった被災者自身が助けを求めていて、それに自衛隊がどうしても必要なら、被害にも遭ってない人がアレコレ言う資格はないでしょうね。