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星とカワセミ好きのブログ

2020.12.13
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東京都葛飾区亀有の旧水戸街道に、「亀有名画座」という映画館がありました。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第115巻/秋本治/集英社/1999年8月9日発行」の中に「亀有名画座物語の巻」があり、詳しく紹介されています。

昭和18年頃の映画館の姿が漫画に描かれていますが、建物は銭湯の形をしており、看板が「亀有会館」となっています。高砂にあった銭湯を亀有に移築して、そのまま映画館として使っていたそうです。(p14)
亀有には日立、紙工場、三共製薬などがあり、何万人もの工員が住んでおり、映画館だけでも亀有に5館あったそうです。
しかし、時代とともに客が減っていき、亀有会館も「東映封切館」、「亀有名画座」と改めて頑張ってきましたが、旧水戸街道の道路拡張工事のため、映画館は閉鎖されました。

「両さんと歩く下町ー『こち亀』の扉絵で綴る東京情景/秋本治/集英社新書/2004年11月22日発行」のp14には、亀有名画座の事が次のように書いてあります。

「かつて映画ファンにその名を知られた亀有名画座がありました。『亀有名画座物語の巻』(115巻)は、道路拡張工事によって閉館(1999年)することになったこの映画館を惜しんで描いたエピソードですが、実はこの左隣に僕・秋本治の生家があったんです。
ですから館主の今井通雄さんから見れば、ぼくはずっと『隣の魚屋の倅(せがれ)』で、小学校のころは家の裏庭伝いに非常口から館内に潜り込んでは、映画を見せてもらっていました」。

「亀有名画座は『亀有名画座物語の巻』以前にも、『浅草シネマパラダイスの巻』(97巻)で少年時代の両さんが通ったオリオン座のモデルにさせてもらいました。そのための取材で映写室に入れてもらえたのも、今井さんとのご縁があればこそというわけです。
今井さんとは閉館の前に、『亀有名画座物語の巻』の取材で再開することができましたが、亀有で長く親しまれたこの名画座とともに、僕の生家も姿を消してしまったんです」。

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「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第115巻/秋本治/集英社/1999年8月9日発行」





↑ p5.亀有名画座物語の巻。







↑ p13。


↑ p18。映写室の様子。


↑  p22。亀有名画座での上映は1999年2月いっぱいで終了し、3月25日~29日の芝居上演の後、道路拡張工事のため取り壊されました。



↑ 「両さんと歩く下町ー『こち亀』の扉絵で綴る東京情景/秋本治/集英社新書/2004年11月22日発行」



↑ p16~17。「えっ!!亀有名画座が閉館!!」。



↑ 昭和50年代。 亀有名画座。


↑ 水戸街道拡張工事により平成11(1999)年閉館。その後にマンションが建つ。





↑ こち亀第97巻「浅草シネマパラダイスの巻」。



↑ p106~107。



↑ p113。子供たちは、映画館の中でラムネビンを壊して中のビー玉を取り出していた。



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↑ 旧水戸街道にある「ワハハ両さん像」。








↑ ワハハ両さん像の近くに、「亀有名画座」があった。


↑ 亀有名画座の跡地はマンションが建っていた。


↑ 旧水戸街道。



↑ 昔の旧水戸街道は狭く、幅が5メートルであった。


↑ 旧水戸街道だが、道路拡張工事が完了し、道路も二車線になった。

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旧水戸街道。


↑ 昭和10年。明治末期には80軒以上の商店が並び、昭和に入っても変わらず栄えた。


↑ 昭和30年代。


↑ 昭和30年代。


↑ 平成22年。 現在は道路拡張工事により街並みも様変わりしている。






最終更新日  2020.12.24 23:12:22
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