星とカワセミ好きのブログ

2021/03/21(日)14:58

ガメラと京王調布駅

ゴジラ、ガメラ、ウルトラ、仮面ライダー(30)

2020年11月22日、京王調布駅地下1階の改札口通路で、大映の「ガメラ」、「大魔神」シリーズの壁画パネルが設置されていたのを見ました。 大映東京撮影所(現角川大映スタジオ)が調布にあり、ガメラ、大魔神が撮影されたので、そのシルエットが装飾されています。 私はガメラ、大魔神が大好きで、小さい頃にテレビで放送されたものを見ていました。 当時は親にお願いし、「ケイブンシャ 怪獣怪人大全集1 ゴジラ」と、「ケイブンシャ 怪獣怪人大全集2 ガメラ、大魔神」を買ってもらい、繰り返して読みました。 ゴジラ、ガメラ、ウルトラシリーズのビニール人形を集めていましたが、ガメラ、バルゴン、ギャオス、バイラス、ギロン、ジャイガーを持っていました。 家でクサガメを飼っていますが、カメが水槽の縁で立ち上がる姿を見ると、ガメラが仁王立ちをしているような気持になります。ガメラのように手足を引っ込めて、ジェット噴射し、空を飛んでほしいと思います。 「ガメラ創世記 映画監督・湯浅憲明/唐沢俊一/エンターブレイン/2006年4月26日発行」を読むと、湯浅監督がどのような考えてガメラシリーズ作品を作ったかが良く分かります。 東映のゴジラとはまったく違う作品にするために、苦労されたことが書いてあります。 特に面白かったのは、P146にあるガメラの主題歌の話で、下記のように記載されています。 「オープニングで主題歌が流れるようになったのもこのバイラス(ガメラ対宇宙怪獣バイラス 1968年3月)からですね。永田専務の作詞ですよ。もう、はりきって会議室から出てきてね、みんなに、「オイ、ガメラの歌ができたから、みんな聞け!」と言って、「ガメラ、ガメラ、強いぞガメラ・・・」と朗読するんです。 そしたら、専務ですからね、みんな拍手しないわけにはいかないじゃないですか。そしたら、「湯浅くん、みんなが感激して、いいと言っていたから、これを使ってくれ!」って。(笑)。 で、広瀬(健次郎)さんに作曲してもらってレコーディングするんですよ。あれ、「大映児童合唱団」って書いてますがウソでね、そんなものないんですよ。そこらの子を集めてきて歌わせたんです(笑)。 でも聴いているうちにこれ、覚えちゃうようないいメロディですよね」。 ガメラの主題歌は小さい頃に覚えたので、私は今でも歌うことができます。 【京王調布駅 ガメラ、大魔神の壁画装飾 全11枚」 ↑ 「大怪獣ガメラ」 1965年11月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」 1966年4月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」 1968年3月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「ガメラ対大悪獣ギロン」 1969年3月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「ガメラ 大怪獣空中決戦」 1995年3月公開 大映(現KADOKAWA)。ギャオスと戦う平成ガメラシリーズ第1作。  ↑ 「ガメラ 大怪獣空中決戦」 1995年3月公開 大映(現KADOKAWA)。ギャオスと戦う平成ガメラシリーズ第1作。   ↑ 「ガメラ3 邪神覚醒」 1999年3月公開 大映(現KADOKAWA)。イリスと戦う平成ガメラシリーズ第3作。   ↑ 「ガメラ3 邪神覚醒」 1999年3月公開 大映(現KADOKAWA)。イリスと戦う平成ガメラシリーズ第3作。最後は京都で戦う。 ↑ 「大魔神怒る」 1966年4月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「大魔神怒る」 1966年8月公開 大映(現KADOKAWA)。 ↑ 「大魔神逆襲」 1966年12月公開 大映(現KADOKAWA)。 ーーーーーーーーーーーーーーー ↑ 立ち上がるガメラの姿。 ↑ 立ちあがる我が家のカメ。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ↑「ガメラ創世記 映画監督・湯浅憲明/唐沢俊一/エンターブレイン/2006年4月26日発行」。 湯浅監督がガメラの制作をどのように取り組んできたかが分かる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【京王調布駅】 ↑ 京王調布駅。 ↑ 私の頭に雨が降る。でも、わかっているんだ。止まない雨はない。 だから私は、走り続ける。その先にはきっと光が差しているから。 京王電鉄 雨にぬれても。 ↑ 紅葉に包まれながら、 冷たい空気を吸い込んだ。 なぜか、胸が熱くなった。 すぐ感動に手が届く。高尾山

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