カテゴリ:河合奈保子さん
河合奈保子さんのエッセイ集「大人の始発駅 過ぎ去る愛を言葉に/河合奈保子/ワニブックス/1984年6月10日初版発行」を持っています。
奈保子さんは1984年4月26日から5月16日まで、アメリカ・ロサンゼルスでアルバム「デイドリーム コースト」のレコーディングをしましたが、その期間中の写真がふんだんに掲載されています。 また、p151~173は「ロス・レコーディング」として、奈保子さんがレコーディングの印象を記されています。一部を紹介します。 (p152~153) 「初めての海外レコーディング。それもバックの音楽の担当をしてくれる方たちは、人気、実力を兼ねそなえた一流ミュージシャン。 洋楽ファンが聞いたら、驚くような方たちばかりです。 そんな方たちが私のレコード作りに参加してもらえるなんて、光栄とは思いましたが、それよりも気遅れしてしまいそうな心細さでいっぱいでした。 レコーディングスタジオは、ビバリーヒルズの私たちのホテルから車で10分ほどのところにありました。 ビバリーヒルズといえば、高級住宅街で知られるところ。きれいに整とんされた道をへだてて、大きな家がゆったりと建っている地域の一角に、ノースハリウッドスタジオがあります。 小じんまりとしたスタジオで、これが憧れのライオネル・リッチーが使っているところとは思えませんでした。 しかし、アメリカのスタジオのほとんどが、こうした静かな環境に建っており、外観も近代的なビルとはほど遠いようです。 音を大事にするレコーディングは、その音を一番良い音としてレコーディングしなければ意味がないわけです。 ”いい音は、土に近いところで演奏するのが一番である” という考えがあって、高さにして2階建てくらいの建物にしてあるそうです。 なにもかも初めての経験の私は、言われるとおり、思わずそうか!と納得をしました」 ーーーーーーーーーーーーーー ↓「大人の始発駅 過ぎ去る愛を言葉に/河合奈保子/ワニブックス/1984年6月10日初版発行」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↑ レコーディング中の奈保子さん。 ![]() ↑ ゴルフの練習。 ![]() ↑ 河合奈保子さんのアルバム「デイドリーム コースト:DAYDREAM COAST」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.14 06:55:46
コメント(0) | コメントを書く
[河合奈保子さん] カテゴリの最新記事
|
|