あくびサンの、今日も本を読もう♪

2008/01/22(火)15:39

放課後保健室 10巻/水城せとな

コミックス(546)

毎週木曜の放課後、地下の保健室で行われる「秘密の授業」。 そこでは、誰かの体内にある「卒業」のための「鍵」を探し、 数人の生徒達が戦っていた。 ある日の「授業」で蒼が姉を選んだと誤解した眞白(ましろ)は、 授業時間終了後、今までとは違う世界で目覚め・・・。 今月の新刊。最終巻です。 ・・・・・・(涙) なんでこーなるのぉ・・・? 8-9巻辺りもどんでん返しで意外だったけど、 こんな結末は全然読めませんでした。 眞白と一緒にいて焦りまくる蒼(そう)の表情がカワイイ。 情けない面を全て曝したら、残ったのは等身大の男の子でした。 今までの蒼は、実はあまり好きじゃなかったけど (ヒロインの彼氏役として)、10巻の蒼なら許せます。 紅葉(くれは)はすっかり眞白の良き理解者。 見かけはいかにも女の子だけど、強くてたくましくて頼もしい。 眞白を「卒業させたい」と願う彼女はとてもかっこいいです。 最後の紅葉のセリフに泣かされました。 そして、眞白。え・・・そういう事だったの。 ウジウジ・イライラの連続でこんなヒロインはイヤッ!と 思ってましたが(かなり)、ここまで来てやっと納得。 あと、「保健室」の先生も。あああッ、1巻のあのセリフ! 作者さんの言葉に「最後のページまで読み終わった後、 また1巻から違った目線で見返して楽しんで」とありますが、 たぶんココから読み返したら、確かに少し違ったストーリーが 感じられるかもしれません。さて、読み返すか(笑) 全体としてはそんなに凄く高い点数ではありませんが、 最終巻だけなら満点に近いかも。 昨年中に出ていたらベスト10に入れていた、 そんなラストでした。 蒼と眞白はハッピーエンド・・・なのかなぁ? 放課後保健室 著者:水城せとな 秋田書店 プリンセスコミックス 10巻は2008年1月発行

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