2008/01/23(水)15:42
辺境警備 文庫版4巻/紫堂恭子
都での事件の後、そのまま都に残った神官さん。
一方、辺境に戻った隊長さんは、背高さんや兵隊さん達と
平穏な日々を過ごす中、次第に背高さんの過去に触れ・・・。
最初のコミックスを全部持ってるのに、
ある事実に気付き、4巻だけわざわざ購入しました(^^;
その事実とは!!
コミックス未収録の話が5つ入ってるんですねぇ。
・・・ありがちw
ひとり旅する呪術師・カイルが面倒に巻き込まれる
「星が生まれた谷」。
カイル、好きなんですよー。神官さんも美人(笑)だけど、
カイルもますますキレイになってますw
隊長さんに背高さんに・・・と豪華キャスト!
続きがないのが残念なほど、優しく暖かな話です。
(でも、主人公はカイルなんですよw)
若き日の隊長さんが主人公の話もあります。
「天使のいない夜」。
本編の2巻辺りだっけ?にもチラッと出てきた、
隊長さんの苦い恋物語の真相は・・・。
隊長さん、なぜにこのまま成長しなかったの?!
若き日の彼なら、その後も充分ラブストーリーの
王子様になれたのに(笑)
他に、超短編の「3ページでわかる「辺境警備」って
こんなお話」、みんなの帰りを待つ兵隊さん達の「お帰りなさい」。
それから、幻の「辺境警備 第0話」。
たぶんこの0話こそが、紫堂恭子さんのデビュー作なんだと・・?
行商人の娘の結婚話で右往左往する隊長さんが、
神官さん抜きで描かれています。
兵隊さんの頭身がデカいのも見どころ?!
ああ、やっぱり好きだなぁ、この世界。
根本は変わらないけど、だんだんと紫堂作品が殺伐とした
感じになってきてる気がする今日この頃。
神官さんや隊長さんみたいな天然の癒し系(?)キャラの
再登場を、心から願います・・・。
辺境警備 著者:紫堂恭子
集英社 ホーム社漫画文庫 4巻は2007年6月発行
追伸:陸抗サン、あとで貸すね。絶対読んでw