あくびサンの、今日も本を読もう♪

街にナナシ連中＆大ナナシが大量発生。
「ダイテンクウで蹴散らすぞ！」
レッド・ブルー・グリーンの３人で大ナナシを撃破。
地上ではピンクとイエローが大量のナナシと対戦中。
そこへ男性陣が加勢し全員で戦うも、斬っても斬っても
まだ次々と現れるナナシ連中。

「シンケンレッド・・・」「シンケンレッド・・・」
地を這うような声が聞こえ、ナナシ連中がレッドだけを
狙っていることに気付くシンケンジャー達。
レッドはイエローの刀を借り、二刀流で一気に片付けます。
「志葉家・・・当主・・・」
ゾクッとする声を残し、消えていくナナシ達。
その声は敵の総大将・血祭ドウコクのものでした。

そのドウコク、志葉家への恨みで荒れてるようです。
「目の前に落とし穴が堂々と開いてたのに、気付かないとは・・・」
ドウコクの様子に、志葉家や十臓の事などを話す薄皮太夫達。
天井からはたくさんのススコダマが降ってきました。

それ見て「かわいい！」と喜んだのは、ウチの娘。
・・・ススコダマ、かわいいか？
なんか変な顔してたよーな(--;)
まぁ、「スス○タリ」に似てはいますけどね。

その頃、志葉の屋敷でもシンケンジャーとジイが
先程の不気味な声について話し合っていました。
志葉家の人間にしか使えない、ドウコクを封印できる
代々伝わる文字があると説明するジイ。
先代が命を賭けてドウコクを封印したというその文字。
ジイの声を聞きながら、丈瑠は複雑な表情で先代の鎧兜を見つめます。

「それを使えばまた封印できるんじゃないの？」
千明の言葉に、そう簡単にはいかないと答えるジイ。
先代にも丈瑠にもモヂカラが足りず、使いこなせない・・と。
ドウコク側もそれに気付き、新たな刺客を送り出していました。

「きっと使えるようにならはるわ」
「殿をお護りすることが、この世を護ること！」
ことはや流ノ介の言葉を聞き、かえって足手まといだと突っぱねる丈瑠。
見守るジイは、「ここが正念場！」

その時、外道衆出現の知らせが鳴りました。
現れたのは、アヤカシ・ウシロブシ。
「お前にはここで死んでもらう」
「できるならやってみろ！」
１人で突っ込んでいってしまう丈瑠。
いつもと違うレッドの様子に、変身し追いかけようとする他の４人。
が、ナナシ連中に阻まれてそうもいかない。

刀を弾き飛ばされ、ウシロブシの攻撃を受けるレッド。ピーンチ！！
走り寄るブルーとイエローですが、レッドの盾となり
攻撃を受け、傷付き倒れてしまいます。
２人をかばうレッドに更に攻撃を加えようとするウシロブシ。
が、そこに割って入った人物は・・・腑破十臓でした！

レッドから手を引けという十臓、けれどウシロブシも聞き入れず、
三つ巴の戦いとなってしまいます。
うわぁー、殿様大変そう！！
しばらく攻防が続いたものの、ウシロブシは水切れを起こして
あっさり退却。コイツら、帰る時は早いよね。すぐ水切れするし。
戦闘中にそんなんで帰っちゃっていいのかよーって思う(^^;

後に残され、再び向かい合うレッドと十臓。
レッドが目的を問うと、十臓は、
「腕のある者と戦う事だけが望みだ。オレも・・・このウラマサも」
・・・迷惑な★
十臓には、人間界征服とかそういう目的はないんだな。
ただ戦いたいだけ・・・と。そういうのが一番面倒ですよね。

が、やはりどこか動きの鈍いレッド。
「やはりオマエ、いつもと違うな」
十臓も気が付き、戦いを止め立ち去ろうとします。
「オマエ、なんなんだよ！」
苛立った調子で問う千明に、
「俺は腑破十臓・・・それだけだ」
そう名乗ると、今度こそ立ち去ってしまいました。
・・・身勝手な★
お互い100％の力で強い者対決がしたい・・と、そういう事ですね。
スポーツならともかく、それが文字通りの真剣勝負＝殺し合いじゃあねぇ。

屋敷に担ぎ込まれ手当てを受け、横たわる流ノ介とことは。
ところが、丈瑠の姿がどこにも見当たらない。
まさか、殿様が家出？！

「侍戦隊シンケンジャー第十一幕、まずは・・・十二幕に続きます」
あらら。
って訳で、お話は来週に続いてしまうようです。
その次回は、
第十二幕「史上初超侍合体-しじょうはつちょうさむらいがったい-」。
長ぇーーーッ！！
悩む殿様もいいけれど、私はやっぱみんなを優しく見守り、
クールな微笑みを見せる殿（ん？）が見たいなぁ。