あくびサンの、今日も本を読もう♪

近所の書店（ツタヤ）にも１巻が２冊入ってました。
10/22の重版分だな。
皆さん、とっとと買って、もっと重版させましょうw
んで、１話でも長く続きますように♪

と、冒頭からいきなり宣伝かましてたりしますが。
一瞬重版のこと忘れて、ウチの近所だけ売れ残りか？！
と土曜に焦ったのはナイショです。（バッカでー★）

先週ラストから続く戴宗の過去話。ちび戴宗、可愛いなぁ。

気が優しく笑顔第一、超貧乏な鍛冶屋の洪信さん。
戴宗の育て親は、戴宗とは真逆な性格の美形さんでした。

孤児だった戴宗を引き取ったのが３年前・・・
この時点（10年前）で戴宗が６才くらいだから、
引き取られたのは３才くらいですね。
実の両親に対して悪い思いはないみたいですが、
どんな別れ方をしたのかな。

いつもニコニコ、オカマと呼ばれてもニコニコ。
そんな洪信さんですが、戴宗が食べ物を無駄にした時は
ビシッと叱る。ここだけ別人の顔だぁ(@@;)
うん、でもこれはしっかり叱るトコだよ。良い大人です。

けれど戴宗は、洪信を受け入れることが怖いみたい？
本当の両親を忘れてしまうみたいで・・・って、
やっぱ捨てられたとかではないようですね。
戴宗もただ素直になれないだけで、本当はいい子なんだよね。

洪信に叱られ、家を飛び出した戴宗。
その前に、なんとも怪しく馬鹿でかい馬車が現れました。
「我が君端王からの使いである。
　ずいぶん探したよ、洪信くん・・・あは」
高キュウ、出たーッ(>_<)あぁ、嫌だ。気色悪ッ。

戴宗に真実を語る洪信。
彼は元は軍の武具を作る最高責任者でしたが、
人殺しの道具を作るのが嫌で逃げ出してきたんだそうです。
それが今回、高キュウの依頼で帝に献上する宝剣を
作ることになった・・・と。

宝剣“伏魔の剣”・・・戴宗が担いでいるアレですね。

「これでお前に最高に美味いメシ食わせてやれる。
　そしたらイヤでも笑顔になるさ！」
洪信の願いは戴宗の笑顔。素敵な人だなぁ、洪信さん。

そうして、出来た剣を都に届けに来た洪信でしたが、
何者かに突然気を失わされ、気付いた時には
皇帝殺しの汚名を着せられていました！！
柱の影から覗く高キュウがますます気色悪いィィィッ！！

訳も解らず、血だらけになりながらも戴宗の元へ急ぐ洪信。
幼い端王を皇帝にし国の実権を握ろうとした高キュウに
どうやらハメられてしまったようです。
「今すぐ逃げるんだ！！！」
本当の親子ではない戴宗だけでも・・・と懸命に話す洪信。
その言葉に、
「美味いメシなんざいらねーよ、バカ野郎！！！
　オレぁいつものクソ不味ィ草粥でイイんだ！！
　もー１粒だって残さねーしさ！！
　これからは毎日いくらでも笑ってやるし・・・・・・だから
だからもう一人にしないでくれよォ」

涙を浮かべて叫ぶ戴宗。やっと・・・やっと素直になれました。
けれど、そんな二人の間を裂く者が！
「あは忘れ物だよ」
伏魔の剣を差し出し、家を破壊しながら現れた高キュウ。
「ありがとー、洪信。これでボクの王が誕生する」

どんなデカさだよーーーッ（って、ツッコむとこ、そこ？！）

剣を掴み、高キュウに斬り掛かる戴宗。
が、洪信はそれを止めると、泣きながら戴宗に謝りました。
「強く生きるんだ・・・私の事は・・・忘れてイイ・・・」
そして、「オレはどーしたらイイんだ」と言う戴宗に、
「・・・じゃあ・・・父ちゃんに一度だけ
　笑ってくれ、戴宗・・・」

泣けるゥーーーッ！！！
ベタだけど、ベタ過ぎるけどこれは泣けるッ！！！
戴宗の性格悪さが気に入らないって人多いみたいですが、
この話にしたら必然だったんですね

最後の最高の笑顔を見せる洪信。
その背に迫る大口開けた高キュウ。
そして、惨劇。
壊れた剣。飛び散る血。千切れた体。
泣き叫ぶしかできない子供。

「笑えねぇよ」
そりゃ笑えない。
この後どうやってこの子供が逃げ延びたのか不思議なくらい。
「あれから10年。心から笑った記憶は無ぇ」
６才の子供にとって、それがどれほどの重しになったことか。

「オレはなァ、高キュウ・・・
おたくがこの世にいる限り
笑えねぇんだよ」

巨大な仇に向かい、炎の剣を振り上げる戴宗。
・・・ここで復讐が成し遂げられちゃうってことは
ないだろうけどね。
（それで次号最終回！とかはやめてくれーーーッ！！）

あー・・・それにしてもちび戴宗は可愛いぞー。
こんな悲しい話の最中ではありますが、
普段光のない黒目の戴宗なだけに、
「一人にしないで」とか「そんな事言うなよ」とかの
瞳キラリン（と言う程でもないけど）な戴宗が
すっごく可愛いと思ったのでした。

いや、でも今は「愉快な仲間達」がいるからね、
少しでも戴宗が笑えるようになるといいですよね。

・・・まだ師匠との出会いはわからんかったな。

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