カテゴリ:偽物STORY
secret song (3)
------------------------------------------------- 僕は不思議な声の主 翼と友達になることができた 自分ではとても信じられることではなくて 本当に友達になれたのか? と思うほどだ といっても僕はまだ翼のことは名前しか知らない 何処に住んでいて 何歳なのか まだ 全然何も知らない・・・ 「なあ。 蒼」 「何? 翼??」 「お前って何処に住んでんの?」 「えっとね。 そこの角を左に曲がってすぐの一軒家だよ」 「ふーーーん」 「翼は?」 「俺? 俺はね遠い街・・・かな」 「・・・遠い街かぁ」 ----------------------------------------------- そんなことを話しながら蒼の家に着いた 「・・・でっ、 でっけぇぇ。」 翼は蒼の家を見上げてそうつぶやいた 「どうぞ 何も無い家だけど・・・」 「本当だ。 何も無い・・・ 笑」 蒼の家は見た目と違って中はシンプルな日用品しかなかった 「家族とかはおらんの?」 「うん 両親は僕が4歳の時に交通事故でなくなって。 だから、今はここで1人暮らししてるんだ」 「・・・ごめんな。変なこと聞いちゃって」 「いや別に気にしないで。今日はこうして翼にあえて僕はうれしいんだ♪」 「・・・」 「翼どうかしたの?」 「いやっ 俺も蒼と友達になれてうれしいよ!!」 翼は笑顔で答えてくれた 僕はそんな翼の一言がとても嬉しかった 「あのさ・・・ もしよかったらこの家で一緒に暮らさない?」 「えっ?」 「あっ いや、 1人じゃ楽しくないし・・・」 「いいよ」 「本当??」 「うん。 いいよ」 ----------------------------------------------- 「ところでさぁ 翼って何歳なの?」 蒼は翼にさりげなく聞いてみた 「俺かぁ~ 俺わね 16歳だぜ☆」 「じゃあ僕より年上だね!」 蒼は嬉しそうに言った 「蒼って何歳なの?」 「僕は14歳だよ」 「じゃあ 俺達 友達って言うより兄弟みたいだな 笑」 「うんっ! そうだねぇ~」 「でも、14ってことは学校行かなくちゃいけないだろ?」 「僕は身内がいないから学校に行ってないんだよね・・・」 「じゃあ勉強とかわかんなくない?」 「通信講座とかがあるからね大丈夫だし」 「ふーん」 ----------------------------------------------- 翼と出会った今日は家でずっと話して一睡もしなかった 今まで家族も友達もいなかった蒼にとって 翼はとても大切な人になった (4)に続く。 どんな展開になるかは管理人も予想がつきません 内容がおかしくても管理人の脳内がおかしいので 苦情は一切受け付けませんので 笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.14 18:59:37
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