036170 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

NEED MUSIC or 脳内HEAVEN

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2006.03.14
XML
カテゴリ:偽物STORY
secret song (3)

-------------------------------------------------

僕は不思議な声の主 翼と友達になることができた
 自分ではとても信じられることではなくて

本当に友達になれたのか? と思うほどだ

といっても僕はまだ翼のことは名前しか知らない
 何処に住んでいて 何歳なのか

まだ 全然何も知らない・・・

「なあ。 蒼」 「何? 翼??」

「お前って何処に住んでんの?」

 「えっとね。 そこの角を左に曲がってすぐの一軒家だよ」

「ふーーーん」   「翼は?」


 「俺? 俺はね遠い街・・・かな」
  
「・・・遠い街かぁ」

-----------------------------------------------

そんなことを話しながら蒼の家に着いた
 
 「・・・でっ、 でっけぇぇ。」
翼は蒼の家を見上げてそうつぶやいた

 「どうぞ 何も無い家だけど・・・」

「本当だ。 何も無い・・・ 笑」

 蒼の家は見た目と違って中はシンプルな日用品しかなかった

「家族とかはおらんの?」

 「うん 両親は僕が4歳の時に交通事故でなくなって。
   だから、今はここで1人暮らししてるんだ」

  「・・・ごめんな。変なこと聞いちゃって」

「いや別に気にしないで。今日はこうして翼にあえて僕はうれしいんだ♪」


  「・・・」 「翼どうかしたの?」



「いやっ 俺も蒼と友達になれてうれしいよ!!」
  
 翼は笑顔で答えてくれた  

  僕はそんな翼の一言がとても嬉しかった

 
 「あのさ・・・ もしよかったらこの家で一緒に暮らさない?」

「えっ?」  「あっ いや、 1人じゃ楽しくないし・・・」


  「いいよ」 「本当??」   「うん。 いいよ」

-----------------------------------------------

 「ところでさぁ 翼って何歳なの?」
蒼は翼にさりげなく聞いてみた

  「俺かぁ~ 俺わね 16歳だぜ☆」

 「じゃあ僕より年上だね!」 蒼は嬉しそうに言った

「蒼って何歳なの?」 「僕は14歳だよ」


  「じゃあ 俺達 友達って言うより兄弟みたいだな 笑」
 
「うんっ! そうだねぇ~」

 「でも、14ってことは学校行かなくちゃいけないだろ?」

「僕は身内がいないから学校に行ってないんだよね・・・」 

  「じゃあ勉強とかわかんなくない?」

「通信講座とかがあるからね大丈夫だし」

   「ふーん」

-----------------------------------------------

翼と出会った今日は家でずっと話して一睡もしなかった

  今まで家族も友達もいなかった蒼にとって

   翼はとても大切な人になった    
                   
               (4)に続く。

どんな展開になるかは管理人も予想がつきません
 内容がおかしくても管理人の脳内がおかしいので
苦情は一切受け付けませんので 笑 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.03.14 18:59:37
[偽物STORY] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X