テーマ:ひとりごと(15344)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日仕事中に携帯電話が鳴った ディスプレーに元相棒の名が出ていた
ほんの一瞬の躊躇 めまぐるしく色々なことが頭をめぐった 9月末の海外出張の後葉子が一方的に連絡を絶った 一週間も経たずに携帯はならなくなった もちろんメールも もう終わったものと思っていた ちゃんと言葉で区切りはしなかったがもう過去のものと思っていた 恐怖を感じつつ電話を受けた もちろん自分自身への恐怖 何も変わっていなかった 元相棒はあのころのまま自分の話をした 忙しい?=今日会わないという意味 葉子もあのころと変わらずに話を聞き最近の生活状況をたずね<忙しいよ>と答えた 反応から直ぐに葉子が飛んでいくと思って居た様子だった 今までと同じく いい人見つかったの?と 素直に答えた 自分の生活も考えないとね と葉子は答えた 元相棒はほんの少し黙ってから そうだね と どんな仕事か幾つの人なのか色々質問されたけれど責めるわけでもなくがっかりするわけでもなくいつもと同じ無関心な調子だった 仕事で呼ばれた葉子が伝えると またね といいかけて じゃあね といいなおしていた その後メールが届いた 幸せになることを願っていると 連絡はもうしないから さびしくなったら満月を見てがんばろう ありがとう さようなら と 本当の意味でやっと終わったのかもしれない プライドの高い元相棒はもう連絡をしてこないだろう 葉子も連絡をすることは無い メールも受け取ったままだ でも心の中では思っている <今生活が苦しくてもまじめに働けば必ず誰かが見ていてくれるから がんばって 幸せを捕まえて> 言葉で伝えたいとも思うけれどもう接触はしない 今までの葉子を思い出してくれればきっとわかるだろうと思う そう信じたい 葉子は裏切り者だろうか ほんの少しココロが痛かった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月05日 21時14分32秒
コメント(0) | コメントを書く |