テーマ:ひとりごと(15344)
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ほんの少し浮上した気もする 今朝まで眠れなかった 彼からも連絡が無かった
当然の事 彼の母親は自殺している そして葉子も死にたくなった 精神が手におえなくなって一番卑怯な逃げ方をしようとしたから 一晩自らと戦って何とか生きながら朝日を見た そして彼に電話した 泣いていた 母とダブって怖かったと泣いていた 葉子は惨いことをしたと改めて実感した 会社の近くの空き地で一晩考えたらしい どうすればよかったのか どんな言葉で葉子が傷つくのか どうすれば笑わせていられるのか 葉子の取り付けた黒いハートのオーナメントを投げ捨てようとして捨てられなかったと 一晩抱えていたと たった二ヶ月 葉子も彼もお互いに離れるには知り合いすぎたようだ 葉子はつたない言葉で<生きるから>と当然の言葉を伝えた 当然というのはあくまでも一般論で葉子のような精神の持ち主には重い約束なのだ これからもこんなことはあるかもしれないとも伝えた でも一人じゃないことは忘れないで欲しいといわれた 考えすぎないで 一人で泣かないで 悩みは伝えて 一人じゃないから 一人じゃないから 一人じゃないから 一人じゃないから 今日は処方通りの薬を飲んだ 自分のした付けが今回ってきている 離脱症状という形で 正直きつい もっと薬を飲めば一時は和らぐのは分かっている でもその誘惑に負ければ彼をも裏切ることになるのだ あの泣き声を忘れない 生きなくちゃ あの腕の中に戻れるように生きなくちゃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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