テーマ:ひとりごと(15344)
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今の彼と付き合うようになって幾度か喧嘩をした
大抵はたわいの無いこと 葉子のわがままか 精神的に不安定になったときに 昨夜も不安定が原因の些細な喧嘩だった ちょっとしたことが不安になってしまい結局泣いた 大切な彼だから危ないことはして欲しくない 普段ならそんなに気にならないことなのだが昨夜はどうにも不安が払いきれなかった 途中で車を降りた葉子をもう一度車に乗せてしゃくりあげる葉子の頭を抱えていた彼はきっと複雑な気分だったと思う いつもならこんな反応しないのに・・・と ホテルについてからも葉子の感覚のズレは治っていなくて彼の足の血豆をかみそりで破り荒治療をした 彼は痛がってちょっと怒っていた 葉子は謝りながらも肉体の痛みの感覚の違いを忘れかけてしまったた刹那に戦慄した 別に斬り付けたわけではなく皮を破って剥いたのだが当然皮が無くなればそこは肉 痛いのは当たり前なのだがまるで自傷していた頃のように痛みに関する感覚が薄くなり それも自らの肉体ではなく彼に対してやってしまったことがとても怖かったし申し訳なさで胸が張り裂けそうになった そうなると余計に混乱してしまい寝てしまうしか逃げられないような気がした 朝目覚めてベッドの中での距離があるきがした どうも葉子が寝ながら離れていたらしい 彼はいつも眠っているとき離れているのに気が付くと葉子を抱き引き寄せる 昨夜もそうしていたらしいが葉子がいつもより動いていたようだ おかしなもので眠っていても気が引けているときは勝手に体が反応するらしい 朝 少し冷静になった葉子は隣で眠る彼に絡み付いてキスをした 誤りながら愛の言葉をつぶやきながら何度も何度もキスをした 愛おしいのと申し訳ないのと失いたくないと切実に願う気持ちがそうさせた 素直に気持ちに忠実に伝えようとツタナイ表現でしか表せない自分自身にジレンマを感じながら 彼の目を覗き込みよそよそしい光が宿っていないことを見て取ると安堵した ただ ただ素直になれればそうして仲直りが出来る ただ素直に 気持ちに忠実に そうすればいつまでもキスの雨が降る 眠る葉子に優しいキスの雨が あの優しい感触がとても幸せ あの彼の優しさがとても愛おしい ただ 素直になれば お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月17日 16時45分17秒
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