葉子の日常

全193件 (193件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 >

• 相変わらずです

  随分ココも放置していました。忙しかったのと何を書いていいのか分からなくて随分ＰＣを開いては閉じ・・・の繰り返し。いつの間にか一カ月経ってしまった。この一カ月色々なことがありました。一番は娘の誕生日。今年はステーショナリーグッズを色々と集めてみました。娘が喜ぶかなんて正直分かりません。だって最後に会ったときはまだ幼稚園生今は小学３年生です。何が好きかなんて全然想像付かないのです。だから手紙も質問ばかりの内容になってしまいました。返事は・・・期待して無かったからそんなにへこみませんでした。プレゼントを送った数日後、元義母から数枚の写真と一年間で貰った賞状たちのコピー、発表された作文の記事、そして元義母からの手紙が送られてきました。どうやら娘は随分と勉強を頑張っているようです。特に国語と研究＜理科？＞が得意なようです。文章力には驚きました。でも神社の跡継ぎになる身のようですし国語は重要でしょう。生活習慣も今時珍しいのじゃないかというような健康ぷり。夜は８時半に就寝、朝早く起きて勉強をしてから学校に登校するらしいです。　葉子が子供のころは考えられなかったな；朝から勉強して～なんて。勉強嫌いだったので・・・私。娘の父親も同じくね。私がいたころから習っていたバレイはもうやっていなとのこと。その分違う習い事は沢山のようです。塾が算数、国語、英語、習字に水泳とお茶・・・何だか忙しそうです。でもそれだけ習わせてあげられるキャパと経済力には頭が下がります。私が引き取ったのではそんな色々してあげられないし、コンスタントに休みも取れない母親の元ではさびしい思いをさせてしまっていたでしょうから。あちらはじじばば＆義弟夫婦+その子供との同居です。父親の仕事も家業だし、その他の人々は義母の仕事です。常にぴったりくっついた家族ですから。私の両親は余りに何年も孫娘に会っていないので特に私の父は＜孫だという感覚が無くなってきちゃった＞とさびしげに言っていました。そのことは本当に申し訳なく思います。二人にとって初めての孫が私の娘だったので随分可愛がってくれていたのです。可愛くて可愛くて仕方がなかったようです。私自身が会えないのは自分のせいなので我慢するしかないのですが私の両親には・・・ね。写真に写った娘は以前より私の子供のころに似てきました。おでこや目元、口元が。耳と鼻は完全にあちらに似ています。子供の顔は成長とともに本当によく変わるなと思います。次にみられるかもしれないのは来年のお誕生日あたりなのでしょうか。そのころはまた違った顔になっているのだと思います。３枚頂いた写真の１枚が私の両親の買ってくれたお雛様の前で満面の笑みを浮かべた写真でした。今もあのお雛様を飾ってもらえて嬉しかった。私の生活はというと何せ仕事が忙しいです。先月から現場に引っ張られぱなしで店にはほとんどゆっくり居られません。夕方はお店を閉めに帰っては来るのですが。現調もかなり多くてそれぞれのお客様の要望が頭の中に渦巻いて考え込むことが増えました。現調後すぐにデザイン作成に入れればいいのですが多い時は一日に３件位、話をして現調して一日が終わり進行中の現場もあるのでデザインに入るのは数日後・・・正直記憶があやしくなってしまいます。かといってデザインをしないと見積も出ませんし、見積ができないと営業も出来ない。現場が動いているうちに次の仕事を決めていかなければならないので正直しんどいですね。でも、それだけお客様が来て下さるのは本当にありがたいことです。もっと勉強して頑張らなくてはと思います。プライベートは順調です。少ない時間をやりくりして夜に会うのがほとんど。お互いくたくたですが時間は作らないとないですし仕事が詰まっているので当然眠る時間を割いて会うことになります。身体は疲れますが気分的にはやぱり会いたいですし今は二人の時間がストレス解消の時間です。時々喧嘩もしますが数日かけて話し合って確認し合って仲直りします。どちらかが我慢したり妥協したりしていると後でもっとこじれてしまうと思い早い段階で喧嘩して話し合います。今までなかった付き合い方です。いつもは喧嘩もしなかったり＜元旦那＞話し合いにならなくて我慢したり・・・そんな付き合い方で苦しかった。だから今はそうならないようにお互いに話し合います。今の彼はきちんといやな所を指摘してくれるので私はそこを改善する努力ができるのです。私が泣いてしまうことも多いのですがちゃんとその後もケアをしてくれます。どうしたらいいのか一緒に考えてくれます。凄く感謝しているんです。大事にしてくれる分私もしっかり答えたいと思っています。来月は会社の海外買い付けにまた連行されそうです。いつもと違った空気は新鮮ですが正直と問えもハード。寝る間も食事も惜しんで動きまわる旅ですから。随分長く書いてしまいました。誰一人として最後まで読まないかもしれません。でも思いつくまま書きました。なんとなくこんな感じで一カ月生きていました。

  2010年05月08日

  コメント(2)

• ゆっくりした休暇

  先日2泊３日で彼と温泉に行ってきた　彼とは二度目の温泉旅行　随分前から計画して職場から激しいブーイングを受けつつ思い切って２泊とはいっても前日仕事が終わってから合流して仕事再開の朝まで一緒にいたから実質４泊のようなもの　最後の夜は車の中ですごしたのだけれどねお互い旅行に出ていても日に幾度か仕事の電話が入る　その度にうんざりしながらも電源を切ることは出来ないのがもどかしかったりしてそれでも全般的にはかなりゆったりまったりして過ごすことができた　温泉も一緒に入れてほっこりした　別に観光が目当てではないからがつがつ行動しないで休養にもなった　お互い体は疲れているからね　くだらない話やテレビに野次を飛ばしたり窓から渓流や山々をぼんやり眺めたり・・・お互いの好きなビールを片手に久しぶりに旅と彼との時間を満喫した　毎週会ってもいつも夜だけの駆け足のデートになってしまうので数日続けて一緒に居られるなんてものすごく貴重な時間だったまた数ヶ月かけて旅行のプランをたてようとお互いに合言葉のように言い合っている今日この頃だったりする

  2010年04月08日

  コメント(3)

• 何だかね・・・

  近頃定期的に気分が落ち込みます別に何があったわけでもなく　深く悩んだりするわけでもない　むしろ以前よりも色んな意味で生活は安定していると思うんだけどね　仕事は相変わらず忙しいし＜暇だと嫌だからね＞プライベートも大きな問題はないでもね　贅沢なのかも知れないけれどなかなかたいらな気持ちで居られない季節のせいにするのは簡単だけれどだからって気分が晴れるわけではないしね　倦怠感を通り越して変なテンションになっている　その分独りで居るとどっと気分が落ちる　嫌だな

  2010年03月22日

  コメント(0)

• いつも全力疾走の彼

  葉子よりも３歳若い彼　毎日全力疾走で仕事をしている仕事の内容もいわゆる＜飛脚＞だ　文字通り車から降りればいつも走っている　寒い日でも半そでで額に汗をにじませているのが印象的だった朝の７時半には会社に着き夜は９時に出られれば奇跡のように早い日となる　普段は１１時頃　遅ければ１時頃まで会社に居る配達と集荷だけが仕事ではないので会社に戻ってからも長い拘束時間　エリア外に発送する荷物の手伝いや事務仕事　自分の受け持ち班の持ち帰り仕事の処理　クレーム対応・・・夜中家に帰ってへとへとになって電話が掛かってくる　忙しいときはコーヒーだけしか口にしなかったりしている　食事の支度ももどかしく電話しながら眠ってしまうこともある　手抜きは出来ないし時間＜配達時間指定＞に遅れるもの嫌い　ただただ日々持ち込まれる仕事をいかに要領よく届けるか　そんな生活　部下にクレームが付けば頭を下げ　上司には叩かれる　いわゆる中間管理職ときどき葉子の仕事エリアにも回ってくるがいつも笑顔で大きな挨拶と共に現れる　大きな荷物を肩に担ぎ走っていく姿も見かける　一生懸命な姿　とても素敵だけれど　ときどきからだが心配になる食生活の乱れ　睡眠不足　今はまだ若いがこのままの生活で歳を重ねていったときが心配せめて一日２食バランスを考えた食事で少しでも体のコンディションを整えたいけれど・・・いつか一緒に暮らすようになったら　だね　今は配達に来る日に直ぐに手軽に食べられる食べ物を用意したり夜会ったときにする食事を気にするくらい全力疾走で駆け抜けて行き急がないように　体を大切にして欲しいと願う

  2010年03月19日

  コメント(0)

• 淡い期待を込めて

  近頃は家でPCを開くことがほとんど無くなった週に一度　いやそれよりも少ないかもしれない　今日は今月に入って初めて自分のPCを開いたメールが溜まっている　数千件・・・たった二週間足らず　その数の多さにいつの間にか淡い期待をもってしまう実際は一割にも満たない必要なメールだけれどすべて一応差し出しとタイトルは目を通すそのなかにもしかして娘に関するメールが入っていないかとそんなものはいつも見つからない　現実にはもう二年以上一通のメールも来てはいないのだ頭では解っていてもなんとなく切り捨てて考えることは難しいこれから先もこの癖は治らないのかもしれない　悪いこととは思わないががっかりしてしまうのも事実　　それも仕方が無いこと明日の朝には気持ちを切り替えられるからほんの少し強く成ったと思う

  2010年03月12日

  コメント(0)

• 戦っては安堵して

  もちろんいわゆるバトルではなく彼とのケンカ？のようなもの　＜戦う＞とは精神的に葉子にとって戦いといえるくらいだからだ　彼もかなり複雑だと思う少し前から何となく気が付いていたが探りを入れるくらいで正面から戦う勇気が出なかった　結果ココ数回のデートは何となく泣いてしまったりの繰り返し　このまま引きずってもお互いに負担になるので勇気を振り絞って正面から聞いてみた以前に付き合っていた女性の影を感じていたからそれでも常に彼は葉子を可愛がり出来る限りの愛情を示してくれてはいたがどうしても恐怖が抜けずにいた　電話も常に繋がるし毎日連絡もくれる　休みもほぼ葉子にくれて会いに来てくれる　葉子の体を心配したり会えば触れている時間の方が少ないくらいだ　きちんと瞳を捕らえて言葉をくれるし　眠っている葉子が寝返りを打って離れるたびにしっかりと引き寄せる　独り眠れないときは眠る葉子にキスの雨を降らせる　トロケルような愛情表現と彼の行動　それでも影がちらつくのだ最初は気にしなかったがやはり元・・・というのがとても気になってしまい口火を切った　葉子とであったころに久しぶりに連絡があったそうだ　それから時々連絡があると　既婚者の葉子よりもずっと年上の女性　それから数回会ったらしいが葉子との関係とは違うらしいその言葉を信じるのか否か　正直言って何も無いとは思わない　子供ではないしかつて愛し合った仲　結ばれることは随分と難しいだろうしそこまでのリスクを負うとは思えない　そんなことはお互いが一番よくわかっているだろうと思う　自分でもお人よしだとは思うけれど彼を信じることにした　いや　信じたいのだ日常葉子に見せる顔や態度はうそではないと　ただ便利とか楽しむだけではあんなに情を示し続けることは出来ないと思う　そして一番は話してくれたこと　しらを切るとか怒るのならば信じようと思わなかったと思う　でも彼は認めたうえで話しあってくれた　それが一番の要因結局葉子もほれ込んでいるし結果間違いかも知れないが今はそれでも彼を信じていようと思う　あの引き寄せる腕は　覗き込む瞳は　優しくついばむ唇は今は葉子に向けられていると後悔しないように今を大切に乗り越えたいと思う　

  2010年02月28日

  コメント(1)

• それまでが楽しい

  先日のバレンタインにチョコレートを買い求めた職場の仲間へと父と彼へ　もちろん一番は彼の為　でも未だに渡しておらず手元にある仕事で二日ほど顔を合わせたけれどもちろんお互い仕事中　休みがお互い無かったのでプライベートで会えていないので今週末あたりに遅いバレンタインになる予定だ世の中当日前後に渡すのが当たり前なのだろうが葉子的には渡すのはいつでもいいと思っている　だって渡す瞬間もちょっとうきうきするけれどそれよりもどれを買おうか選んでいるときが一番楽しかったりするから彼の普段の好みや言動を思い出しどれがいいか？と悩むのがとても楽しい　ビターにするかスウィートにするか　可愛いのにするか大人げなのにするか　ブランドか味か　キレイさか面白さか　悩む要素はいくらでもありその時々で今までの記憶をよみがえらせながら独りにやにやしてしまいそうになるそんな時間がたまらなく幸せだと思う　誰かの為に　喜ぶ顔を見るために　一緒に笑えるように　その仕掛けを考えるのが良い　久しぶりに手紙も書いた　毎日電話で話しても心の中の気持ちはいくらも伝えずにニュアンスだけでお互いの気持ちを確かめ合う　だからなかなか言葉で伝えることが少ない　あえて手紙にすることでワンクッション置いて冷静に言葉を選び出来る限り素直に言葉を紡ぐ　そんな行為も新しい発見もあったりしていいものだなと思う携帯やPCに慣れてしまっていつでもメールや通話で済ませてしまうが手紙というツールはなかなか面白い　日頃口にしない言葉や思いを書き留める　メールとの違いはタイムラグが有ること　その場その瞬間ではなく時間が経っても変りずらい事を書き留める　心は流動的　でも伝えるまでに時間が掛かる分よく考えることになる　時間と手間を掛け一文字一文字紡ぐのだ　楽しい時間が長く楽しめるというわけ手紙を書くことが少なくなったが葉子の好きな時間である

  2010年02月19日

  コメント(0)

• 自らの本能のままに

  自傷行為や幾度かの自殺行為を繰り返し数年かかって今落ち着いている数年前は酷かった　腕は傷だらけでいつも薬に酔っていた　ほんの少し苦しいことがあると直ぐに消えたくなった今は自傷行為もしなくなった　人と約束したことがきっかけだったが結局は自傷行為自体が無駄だと感じるようになったからだ今そのとき約束した人と関わりは無いが未だにその約束は守られている　その人のためではなくきっとほんの少し冷静になったのだろう今でも本当は消えたくなる刹那はあるツライとか苦しいというよりは虚無になるときがあり　そんな時別に消えてもかまわないと思う深く考えるわけではなく　生きているからにはいずれ死すときが誰にもあるとわかっているからだどんなに長く生きようと＜これで満足＞といえる生はあまりに少ないと思う　死を強く望まない代わりに生にしがみつくことも無いように思う今消えたくなる刹那・・・大抵は愛おしい人の体と狂おしいほど絡まり合い無我の境地に置かれた瞬間　このまま消えてしまいたい　と思う愛し　愛され　貪りあう情愛に流されながら果てられたらどんなにか幸せだろうか精神と肉体の快楽の中で　先の心配もせずただ今この瞬間を熱い情と性だけに集中して動物的な姿のまま生を果てられたらどんなにか幸せかオーガズムに達した瞬間　虚無が訪れる　葉子が心底消えてしまいたいと思う　刹那動物学的には可笑しな思考だと思うが　子孫繁栄こそが動物の根本的な生きる意味だろうから

  2010年02月14日

  コメント(0)

• 考えることが良いことなのか

  日頃幸せだと感じつつも　無心に貪ることが出来ずにあらゆることを考え防衛することをやめることが出来ないで居る自分を卑怯だと感じる以前の葉子に比べれば格段に大事にされていると感じる　もっとも以前と比べること自体が卑怯とも思うが彼を大切に思う　我侭で不安定な葉子を大きく包んでくれていると思う　それなのになぜ不安になるのか　些細なことが引っかかるのか　多分葉子が傲慢でココロの狭い人なのだと思う葉子にもありうること夢うつつで誰かの名前を口にすること　どんな夢の状況かなんて解らないのだから別に気にすることではないと頭では理解している　それでも考えずには居られないのだ　不器用なのだと思う　必要と不必要を仕分けできない葉子が悪いのだ　ただ二度目の名前なのがとても怖かった　葉子は仮面をかぶるのが上手　その場は何事も無く　それでも燻ぶり続けて独りでは解決できない弱さが自分で憎い何も考えないほうが良いように思う　

  2010年02月11日

  コメント(0)

• 温度か日差しか

  日差しはすっかり春めいて来たけれど　空気の冷たさが凛としてこの季節が意外と好きだ風が強く吹いた後はキレイに富士山が見える東京や周辺の汚れた空気を流しとってくれるから気温の低さをものともせずにガサツイタ固い木肌から梅が可憐な花を咲かせている寒くないのだろうか　と思うけれど明るい日差しを背景に白さを際立たせお澄まししているそんな姿が愛らしくもあり小憎らしくもある気がつけばヒアシンスも花芽を覗かせ薔薇も新芽を膨らませている植物たちは体感温度よりも日差しに敏感なのだろうかそれとも地熱は確実に暖まりつつあるのだろうか考えてみれば人とはなかなか鈍感な生き物だと思う

  2010年02月06日

  コメント(0)

• 時は流れている

  気がつくといつも過去にしがみ付いている自分が居る過ぎ去った日を振り返っても返ってはこないし反省することを認めてもそこばかり重視しても変らなければ意味が無い　かといって過去を羨んでも仕方が無いだから前を見ようと努力している　素敵な思い出は大切だけれど執着しても虚しいだけ　ときどき思い出してにんまり出来ればいいだけの事昨日葉子は37歳になった　停滞しているようでも時は流れている　確実に世界は動き続け確実に歳は取る　当たり前の事だが自分の歳を思い出しときどきびっくりすることがある　数は増えているが中身が付いてきていないようで何だか居心地が悪くかんじたりもする　何が大人なのか　どんなことが精神的成長なのかよく分からないが自分では子供の頃と何ら変らない気がしてしまうのだ　昨日は店に出勤の日だった　思いもかけず同僚からケーキを頂いたり　プレゼントをいただいたり　社長にもお花を頂いた　今日いつもの運送屋の子からまでプレゼントを頂いた　数年ぶりにこんなに大勢の人に祝って貰って自分でもビックリしている　ありがたいのとくすぐったい気持ちになった夜仕事を一時間早く上がらせてもらい彼が迎えに来てくれた　彼の仕事が休みだったので早い時間から会うことが出来た　いつものお店にいつもよりゆっくり食事しながら楽しく飲んだ　お酒もタバコもお互い大好きなのだ　くだらない話で盛り上がりくだらないからかいで拗ねあった　初めて彼にプレゼントを貰った　恥ずかしい品だったけれど葉子を思い出しながら買い物している様子を想像してまたからかった　いつもの定宿でゆっくりと絡み合い笑いあい甘えあい心地良い時間を共有した　プレゼントもうれしいがこの共有する感情が最も葉子にはうれしい事だったりするそして彼は今のローンが片付いたら一緒に住む部屋を探そうと言った　初めての言葉　まだ付き合いは短いけれど長く共に時間を共有したいと思っている　何となくそんなことを葉子が言っても反応は無かったがどうやら抱えているローンが気になっているらしい　返事がはっきり出来なかったようだ　それでも考えてはくれていたことが分かり何だか優しい気持ちになった葉子のほうが3歳上　少し前まで葉子は気になっていたが最近はどうでも良くなってしまった実際の歳よりも気持ちが大事だとやっと認められるようになった　彼も全然気にしていない　いやむしろ元々年上好きな彼なのだが　　誰に何と言われようが葉子は37歳　変えようも無くまた変えたいとも思わない　今の葉子がまぎれも無く37歳の葉子自身で恥ずかしくもない　若いだけが女性にとって良い訳ではない　そう思うようになった　別に負け惜しみでもなんでもなく自然に自分を受け止めればいいのだと　

  2010年02月01日

  コメント(0)

• 仕事が手に付かない

  今月の終わりに新築の現場の完了検査がある　葉子は今月後半現場にほぼ通い詰めて仕上げ作業をしている　手間の掛かる作業が多く二週間休みが取れずに肉体労働はやはり歳とともにきつくなってくる数年前までは二週間位休みなどない永遠と続く現場でも結構大丈夫だったが　ココ最近はどうにも体の疲れが抜けにくくなっている今日違う現場の打ち合わせの為久しぶりに事務所に出勤したが現場から離れたからかどっと疲れを感じてしまった　仕事は山のように待っているのにどうにも仕事に集中できずにぼやぼやしている　昼をとったら更に頭は働かずに自分でもイライラするくらいに思考能力低下こんなことなら現場に出ているほうがマシだ　否が応でも体は動くし第一期限目前の残り仕事満載なのだ基本的にもっと体力をつけなくては　と切実に思ってしまう体力が足りなければ気力で動くしかないのだが今日はその気力さえも出てこない　全く困ったもんだ　明日は現場に戻る　明後日はまた違う現場の打ち合わせ・・・明後日はシャキッとしないと

  2010年01月24日

  コメント(0)

• 思うだけでは叶わないけれど

  葉子には幸せにならなければならない理由がある付き合って１１年　結婚生活５年　元旦那のこと　その結婚生活を終わらせた葉子は大きな代償を払っている　もちろんたった一人の愛娘を手放したという事実　これに勝る代償は無い代償といえば葉子だけではなく元旦那も　一番は娘が割りを食ったわけだ　娘に何の落ち度があったわけではなく単に大人の事情に翻弄されたのはほかならぬ彼女な訳だ　我慢の出来ない母から生まれてしまったばかりに娘は寂しい思いを強いられている　突飛な行動をとる嫁に三行半を突きつけた元旦那とその家族も振り回された訳だそしてその理由を作ったのは葉子自身　当時は思いもよらなかったほど　時間が経てば経つほど重くなる葉子の身勝手さと喪失感　更に日を追うごとに距離の出来る娘との絆葉子は何のためにあの場から逃げたのか　他でもない自らの我侭と根性の無さ　他人の家族の一員に成れない自分のエゴの強さ　自分の居る場所をあの中で作れなかった弱さ愛娘を片親にしてまでも葉子が求めたのは一体何だったのか　あの時はその重さを顧みる余裕も無かったが　今思うのはこれだけの犠牲を払って葉子が不幸せで居るのは重ね重ねの裏切り行為だと思う葉子がココロから幸せな日々を送らなければあの犠牲が無駄になるということだと思う　少なくともあのころよりも健全に　穏やかに　作った笑顔ではなく自然な笑みになれる生活　とても難しいと思う　あのころあの立場に居るよりも後ろめたさも無く幸せを感じるのは本当に自分を愛し誰かを愛しみ心を開放しなければ叶わないように思う　自分だけではダメ　誰かを幸せにしなければまたただの一人よがりに成ってしまうし　独りきりで心底幸せだと感じられるほど葉子は強くも無いそれでも　どんなにハードルが高かろうと娘のためにも　自らのためにも葉子は幸せに成らなければ申し訳ないと思う可笑しな理屈だけれど　そうならないと娘を泣かした意味さえも無くなってしまうから今葉子が出来る唯一の娘孝行　葉子が今の生活を愛する事幸せになる事

  2010年01月23日

  コメント(0)

• ただ素直になれれば

  今の彼と付き合うようになって幾度か喧嘩をした大抵はたわいの無いこと　葉子のわがままか　精神的に不安定になったときに昨夜も不安定が原因の些細な喧嘩だったちょっとしたことが不安になってしまい結局泣いた　大切な彼だから危ないことはして欲しくない　普段ならそんなに気にならないことなのだが昨夜はどうにも不安が払いきれなかった　途中で車を降りた葉子をもう一度車に乗せてしゃくりあげる葉子の頭を抱えていた彼はきっと複雑な気分だったと思う　いつもならこんな反応しないのに・・・とホテルについてからも葉子の感覚のズレは治っていなくて彼の足の血豆をかみそりで破り荒治療をした　彼は痛がってちょっと怒っていた　葉子は謝りながらも肉体の痛みの感覚の違いを忘れかけてしまったた刹那に戦慄した　別に斬り付けたわけではなく皮を破って剥いたのだが当然皮が無くなればそこは肉　痛いのは当たり前なのだがまるで自傷していた頃のように痛みに関する感覚が薄くなり　それも自らの肉体ではなく彼に対してやってしまったことがとても怖かったし申し訳なさで胸が張り裂けそうになった　そうなると余計に混乱してしまい寝てしまうしか逃げられないような気がした朝目覚めてベッドの中での距離があるきがした　どうも葉子が寝ながら離れていたらしい　彼はいつも眠っているとき離れているのに気が付くと葉子を抱き引き寄せる　昨夜もそうしていたらしいが葉子がいつもより動いていたようだ　おかしなもので眠っていても気が引けているときは勝手に体が反応するらしい　朝　少し冷静になった葉子は隣で眠る彼に絡み付いてキスをした　誤りながら愛の言葉をつぶやきながら何度も何度もキスをした　愛おしいのと申し訳ないのと失いたくないと切実に願う気持ちがそうさせた　素直に気持ちに忠実に伝えようとツタナイ表現でしか表せない自分自身にジレンマを感じながら　彼の目を覗き込みよそよそしい光が宿っていないことを見て取ると安堵したただ　ただ素直になれればそうして仲直りが出来る　ただ素直に　気持ちに忠実にそうすればいつまでもキスの雨が降る　眠る葉子に優しいキスの雨があの優しい感触がとても幸せ　あの彼の優しさがとても愛おしい　ただ　素直になれば

  2010年01月17日

  コメント(0)

• 涙がこぼれるとき

  泣くと不細工になる　人は大人になるほど色々な場面で色々な仮面をかぶるようになるのがほとんどだ葉子も例に漏れることなくそうであるがココロから泣いた瞬間に仮面がはがれる良いとも悪いとも思わないただそうなるだけのこと鏡に映った顔を見て不細工だと思ったテレビや映画の中のように美しくもないただ溢れる感情が手に負えずに戸惑うばかりだ涙は美しくもなく悲しくもなくただ情けない姿を曝してしまうだけそれでも我慢出来ないのは単に相手に気を許しているだけ涙がこぼれるときココロからの信用心かもしくはどうでも良い相手の前それかただヒトリのとき

  2010年01月10日

  コメント(0)

• 昨年と今年

  新しい一年が始まった別に何が変わる訳でもなく時は止まることなく昨年と引き続き刻み続けているけれど　なぜかほんの少し清々しい気持ちになったり　朝日が美しく感じたりするのがなんとなく自分でも可笑しくなってしまう今年も元旦の朝日に手を合わせた　明日は彼と御参りに行く　願うことはいつも同じ＜皆が健康で笑顔で過ごせますよう　いつも見守ってくださってありがとうございます＞行く先が神社でも寺でも同じ　葉子の願いは常にこのまま１０年以上の月日が流れた　基本無宗教の葉子　嫁いで居たころはもちろん神道だった　神社に嫁いだから　でも今は特定の宗教よりもあらゆる宗教のいいところをココロに止めるようになった　葉子は神社仏閣にふらりと寄るのが好きだ　なぜかあのような場所は独特の空気感があり気持ちがしゃっきりする　反対にときどきとても嫌な感じの場所もあるのだがどんな小さなお社でも大切にされているところもあれば　立派なのに打ち捨てられたようなところもありそんなときは人々の勝手なエゴに振り回される神様はどんな気持ちなのだろうと思ったりする昨年の今頃はとても不安定な状況に陥っていた　生きている意味など無いと本気で思っていた　一年後の今　生きていてよかったと生きているだけでもいいのだと思えるようになった　それでも葉子の場合心の浮き沈みが大きいので未だに気を抜かないようにとは思ってはいるが今の彼と出会ってまだ２ヶ月　葉子に甘えられる場所ができた　そして葉子は少し弱くなった　精神的にいつも一人で耐えていなければならなかったが今は違う　そしてその分葉子の心のふり幅が大きくなったように思う　これは今年の課題だと思う　甘えたとしてもココロの安定を目指したいと思う　出会う前は低いレベルで安定していたが今は全体が高いレベルに居るが落ちるときが激しいのだ　その部分を改善したい　いつまでも負担をかけるわけにはいかないから　そして自分自身もしんどいから改めて考えると葉子の乗り越えなければならないハードルは意外と高いと今知った　それも葉子の人生の一部らしい　避けても問題の先送りならば今年じっくりそれに取り込もうと思う

  2010年01月03日

  コメント(0)

• 流れるとき

  気がつけば　櫻の芽が膨らんでいるいつからなのかは判らないが確実に春に向けての準備をしているようだ葉子は櫻の冬の姿が好きだ荒々しい肌に繊細な枝　春の絢爛豪華に感じられるあの花は人々の気持ちを浮き立たせるようだが葉子の目には淋しく儚く映るその周りで酒に溺れる人々の浮き足立った姿も自棄のようでもの悲しいあくまでも葉子の感覚だけの偏った見方だがその分冬の櫻は猛々しく自らの生命力を誇示するように膨らみ始め齢を重ねた人の節の様な肌が美しいと感じるかつて葉子の腕には櫻の枝の模様があった両の腕いっぱいに広がるその櫻の源は葉子の肉であり血であり生きてる証だった自ら確認するための写し絵だった気がつけばそんな櫻の気配はいつのまにやら消えていた彼は葉子の腕の櫻を知らない考えてみればそれこそが葉子の生きている証だと今になって気がついたあれだけ痛めつけた櫻を描くキャンバスは時間と共に再生を繰り返し・・・確実に時間は流れ　ココロは移り変わり　肉体もまた変化する来年の櫻はいつ花開くのだろう

  2009年12月29日

  コメント(1)

• 外せない瞬間

  普段の生活では仕事も有るし日常生活を乱さないように気をつけているつもりだけれど　ときどきどうしても外せない瞬間がある　彼と会うタイミングの事今日もそんな日　お休みのはずだった彼が急遽出勤になった　それも午後3時過ぎに連絡が入ったらしい　飛脚の御仕事はこのシーズン忙殺である　みんなくたくたになって働いている　彼もその一人　彼のお休みの日は葉子の仕事の終わり時間に迎えに来てくれる習慣になっている　先日葉子の調子が狂ってやっと何とか軌道に乗りかかったこの瞬間　どうしても今日を諦められないで居る　もちろん彼の仕事が終わるのは日付が変る頃なのは分かって居るし午後からの出勤といえども疲れるのは分かっているが・・・数時間どこかで時間を潰すことにした　彼の仕事が終わるまで待っている　朝までのたった数時間でも良い　あのヌクモリで安心したいという葉子のエゴだけだ　とりあえず職場の近くの安い焼き鳥屋さんで数時間　その後は彼が迎えに気安い駅に移動してどこか静に居られるところを探そうと思うどんなに電話で言葉を交わしても　メールの往来をしたとしても顔を見て手を握って温度を感じるのとは全く違うのだ今この瞬間　あの苦しかった数日間の心の暴走を切り抜けられた実感が欲しい　生きてて良かったと思いたい　そのためなら寒さもやることの無い虚無の数時間なんてなんてこと無い　ただ笑顔で抱き合いたい　それだけ葉子の今の＜外せない瞬間＞

  2009年12月27日

  コメント(0)

• ほんの少し

  ほんの少し浮上した気もする　今朝まで眠れなかった　彼からも連絡が無かった　当然の事　彼の母親は自殺している　そして葉子も死にたくなった　精神が手におえなくなって一番卑怯な逃げ方をしようとしたから一晩自らと戦って何とか生きながら朝日を見た　そして彼に電話した泣いていた　母とダブって怖かったと泣いていた　葉子は惨いことをしたと改めて実感した会社の近くの空き地で一晩考えたらしい　どうすればよかったのか　どんな言葉で葉子が傷つくのか　どうすれば笑わせていられるのか　葉子の取り付けた黒いハートのオーナメントを投げ捨てようとして捨てられなかったと　一晩抱えていたとたった二ヶ月　葉子も彼もお互いに離れるには知り合いすぎたようだ葉子はつたない言葉で＜生きるから＞と当然の言葉を伝えた　当然というのはあくまでも一般論で葉子のような精神の持ち主には重い約束なのだこれからもこんなことはあるかもしれないとも伝えた　でも一人じゃないことは忘れないで欲しいといわれた　考えすぎないで　一人で泣かないで　悩みは伝えて　一人じゃないから一人じゃないから　一人じゃないから　一人じゃないから今日は処方通りの薬を飲んだ　自分のした付けが今回ってきている　離脱症状という形で正直きつい　もっと薬を飲めば一時は和らぐのは分かっている　でもその誘惑に負ければ彼をも裏切ることになるのだあの泣き声を忘れない　生きなくちゃ　あの腕の中に戻れるように生きなくちゃ

  2009年12月26日

  コメント(2)

• 自分に返ってくる

  悪いことをすると自分に返って来る　そんなことよく分かっているけれど止められない時もある暫く落ち着いていた葉子の心の虫もいつからかうずきだした幸せなはずなのに落ち着かない　寂しくて怖い　ほんの些細な事が心に刺さる　今日は悪いことに仕事さえ手につかない　何が気になるわけでなくやる気どころか魂が抜けている　座っているだけでもしんどい　そんな日に限って現場ではなく店勤務なのだ　現場に出ていればぼやけている暇などないのに数日前から薬に頼っている　もちろんケミカルだ　一日合計3錠から4錠のはずが一昨日から6シートほど消費した　職場に居る今手元にたった1錠しかないことに気が付き動揺している　普段効いていないと思える程体は慣れているけれどこれだけ乱用していると流石に副反応が出てくる　そしてまた飲みたくなる　家に置いてあった薬の缶はどうやら親に隠されたようだ　朝持ち出し用を補充しようとしたら消えていた　　ベッドサイドにカラのシートの山を見てしまったらしい　＜大丈夫？＞としか聞かれなかったが＜大丈夫＞意外何と答えればいいの？笑顔で普通に答えるしかないじゃない　ダメといったってどうにもならないし仕事は休めないし自分の意思で薬を減らすこと　死にたい願望を追いやることに向き合わなければならないのにどうしてもつかまってしまう弱さが憎くてどんどん自分が嫌いに成っていく　一体どうすれば前向きに成れるのかが分からない　幾度も幾度も経験してきたことなのにそのときそのときの事は思い出せない千鳥足で歩く自分が情けない　一日に何も無いところで幾度も転ぶ　痛みさえ感じない　何を話したのかも思い出せない　人に迷惑を掛けたくないのに自覚が薄いだけで多くの人に迷惑をかけている　やりきれない仕事は誰がカバーする？　つたない返事にフォローするのは？　泣かれた相手はどうすれば？　そんなことの繰り返し　たった数日でもととても負担だ　おもろんお互いに思考はどんどん落ちていく　罠に嵌ったようだ　終わりの無い罠　生きている限り終わることは無い　状況は関係なく突然現れるこの黒い空気はどこから現れるのだろう本当に　ほんとうに　疲れる

  2009年12月25日

  コメント(0)

• 無理だよね

  やっぱり今までの葉子の生き方を振り返ると当然な結果だと思う自分だけ幸せになろうなんて無理だよね自分ひとり死ねない根性とたった一人の娘を捨てた過去　そんなに簡単にクリアにはならないよ　何てったって人として欠陥があるもの　あまりにも自分本位幸せになりそうになった　いや　確かに幸せだとこの数ヶ月確信していたけれどときどきどうしても恐ろしくなってしまう　あれだけ人を不幸にした葉子が誰かを本当に幸せになんて出来るとは思えない　自分ひとり幸せになるのなんておかしいでしょ　そして愛した人を葉子の心の不のスパイラルに巻き込むくらいなら葉子は居なくなったほうがいいそれで無くとも意味の解らない涙に翻弄されているだろうと思う　葉子のわがままはとても解りづらいだろうし解決策は葉子自身しか持ち合わせていないのだからどうにもならないだろう日々を重ね　愛情が高まれば高まるだけ葉子は恐怖を感じていた　散々慰めて暖めてもらってきたがそれも徐々に負担になるだろう　お互いに感情があるのだから当たり前のことそれ以上に愛される自信も無い幸せに生きることを自ら否定するのだからこのまま一生惨めな人生を送るのだろう　それはあまりにもしんどいと思う　今の葉子に責任という付加はとても少ないと思う　考えてみれば今が一番迷惑をこうむる人が少ないと気がついた　葉子でなければいけないのはただ家族くらい　家族の重きを軽く見ているわけではないが社会的にはそう迷惑をかけずにすむだろう　娘はあの家に守られている　だとしたら消えるには今が一番良い時期だと思う葉子はあくまでもヘナチョコだった　　ごめんなさい

  2009年12月23日

  コメント(2)

• 自分でも止められない

  彼の休みの日には必ず会うようになった　葉子の仕事が終わってから翌日の朝まで一緒に過ごす　ビール好きの二人だからいつも居酒屋で食事をしながらビールを飲む　同じペースで飲めるのが解ったのははじめてのデートのとき　女性としてはピッチが早く更に量もジョッキで毎回５～７杯がほとんど　それが随分うれしかったらしく毎回ビールで乾杯から始まる車なのでいつも同じホテルに泊まる　チェックインの前に車を止めて歩いて飲みにいけるホテル　そしてリニューアルしたばかりで部屋はきれいでしかも価格も手ごろ　常宿になった　彼の職場に車で１０分　駅まで歩いて３分　葉子の職場にも家にも３０分ほどでたどり着く条件のいい場所だ　お互いの出勤時間の早い方に合わせてぎりぎりまで一緒に居られるというわけ　だって楽しい時間は過ぎるのが早いから少しも無駄にはしたくないこのところ二回にわたり葉子は困惑したセックスしている途中に勝手に涙が止まらなくなる　前回はたまたまそんな気分だったのかとも思ったが昨夜も同じだった　体を重ねて夢中になるとなぜか涙が・・・複雑な気持ち　うれしくて切なくて愛おしくて狂おしくて気持ちよくて安堵とあせりと表現しきれない愛情に混乱して涙が溢れてとまらなくなる　葉子は子供のようにしゃくりあげ彼は繋がったまま顔を手で包み込み涙を拭う　＜大丈夫だから　大丈夫だから　謝らないの　そのままでいいの　がんばらなくていいの　自然にしてればいいの＞と繰り返し　繰り返し呪文のように目を覗き込み葉子を包み込む　葉子は恥ずかしくなってしまうけれど言葉のまま涙が止まるまであやしてもらう　自分でも止められない涙と包まれる安心感に少し戸惑いながらも身をゆだねる葉子のたがが外れたのだろうか　ココロを偽るとか演技するとかそんな日常当たり前だったことが出来なくなってしまう　もちろん彼と一緒のときだけだが　今まで目を覚ますと背中を見つめることばかりだった今は気がつくと胸の中に居るか手をつないでいることがほとんど　無意識でも一人ではないと確認しているのかも知れないこの年になって本格的に恋をしているのだと実感した　淡く儚い思い出にはしたくない　大切に大切にお互いがお互いを必要としはぐくみたい気持ちだと

  2009年12月14日

  コメント(2)

• 笑える幸せ

  最近やたらとたいしたことでもないのに笑えるようになったようだ自分では自覚が無かったが時々人に言われるようになった　特に職場の一番お気に入りの鋭い女性にも＜良い感じ＞になったといってもらえた確かに気分にムラは有るけれど自分の手に負えないほどでもないことが多くなったと思う　時々猛烈に落ち込むけれど何日も何日もそのままではなく1日二日で気を取り戻せるようになった楽しみにしていたことに笑えるのは当たり前だがなんでもない事にも笑えるようになったのはやはり幸せだと思う　作り笑いでなく本当に笑顔になれると自然に心も穏やかに　穏やかだから笑えるのか・・・どちらが先かは分からないが間違いなく平穏になりつつあるのだと思う今まで何年もかかったがココに来てやっと葉子も人並みになりつつあるのかもしれないと思う

  2009年12月13日

  コメント(0)

• 受診であらためてきがついた

  ６週間ぶりの受診に行った　気がつけば薬が無くなっていたので仕事の合間に受診しに生かせてもらった安定剤は４週間しか処方出来ないそうだが＜葉子の薬は＞抗うつ剤は６週間認められている　葉子は同じ抗うつ剤を何年も飲んでいるので６週間出してもらえる　安定剤は頓服をもらい適度に調節しつつ受診は６週間ごとになっている　出来ればもっと一度に出してもらいたいがそう贅沢はいえないだろう今のクリニックに通い始めたころは自分で薬の管理もさせてはもらえなかったのだから久しぶりに自分の担当医に会った　このところ仕事の休みの日に受診していたのでなかなか担当医の居る曜日にいけなかったのだ　それでも先生同士のコミュニケーションは取れているのか担当医以外の先生に話したこともカルテ以上に伝わっているようだった今まで何度も申し出た減薬の希望だったが受け入れられたことは無かった　今日葉子は別に希望したわけでもなく　何を語ったわけでもなく聞かれたことに正直に答えただけだったが先生自らうれしい言葉を言ってくれた来年に入って葉子の気が向いたなら薬を減らしていこうか？思っても見なかった言葉　幾度も断られもうこのままこれ以上薬が減ることは無いのではないかとさえ思っていた　先生いわく表情がよくなった　不安に上手く対処できるようになってきた　ように見えるとの事　通り過ぎるように受診しているようでなんとなく見ているのかな　と改めて感じたもちろん自分で思うように簡単には減らないかもしれない　行きつ戻りつするかも知れないがそれでも医師の許可が出たのはうれしいことだ　第三者の目から見ての許可　自ら申し出るのとは違う　今まで放出する場所の無かったストレスを受け止めてくれる人が居る　一緒に大声で笑ってくれる人が居る　涙が出るとき抱きとめてくれる人が居る　今まで葉子には無かった居場所があるそのことを実感した今　葉子は立つべき大地を認識したように踏ん張れる事を知った　それが今までとの大きな違いだと思うすべての偶然と必然に　　感謝

  2009年12月11日

  コメント(0)

• なんでだろう

  何でだろう　いつでも消えない喪失恐怖にまどわされて迷惑かけるし自分も戸惑う何がきっかけなのかわからないしそもそもきっかけなんてないのかもしれないただただ自分で怯えるだけ　いい加減に治さなければいけないであろう習慣　些細な言葉の裏を勝手に拾ってしまう悪い癖どうして手放しで人を信用できないのか　どうして不安感が抜けないのか　何がそんなに怖いのか　何が原因で落ち込むのか　解らないのがとても苦しい以前はそれが葉子自身だと半分あきらめても居たが　今はその性格がとても悔しいし情けないし申し訳ないと思う信じようとすればするほど怖くなる　かといって信じることが必要だと思うこんな不器用な自分がとても憎らしいと思う

  2009年12月07日

  コメント(0)

• 嵐のあと

  昨日の事　精神的に落ち着きを失った葉子は仕事も手に付かなくなって挙動不審になった　スタッフいわくあまり分からなかったようだが内心は恐ろしくてタイプを打つ手が震えていた　電話しながら泣かなかっただけマシかもしれない　職場でそれだけは避けたかった葉子は時に残酷になる　どうしても電話に出た自身が許せずに彼を裏切っているようでたまらなかった　そんな時葉子は我慢できずに直ぐに行動に出る　彼に状況をメールした　お互い仕事中にそんなプライベートなことは反則なのだが夜まで我慢ができなかった　わがままなのである　過去にどんなことがあったかはあまり話していないが今の状況と終わらせたときの事　連絡があって応対したことを告げた　黙っていればいいのだ　そんなことを知らせても気分がいいわけが無い　怒るかもしれないしあきれるかもしれない　傷つくかも知れない　それでも止められないのが葉子なのだ二時間半経ってもメールの返事は来ない　そのことにまた怯えるのだ　あらゆることを勝手に考え落ち込むのだ　全くしょうがない性格だと思う　戻ってきたメールはとても温かいものだった　忙しいのか考えているのか幾度にも分けて返信が帰ってきた　普段ふざけてばかりで甘えんぼの彼だがまじめに考え葉子を観察しているのがとても良く分かった　驚くほど葉子のトラウマをつかんでいた　今まで誰にももらえなかった言葉や反応をストレートに伝えてくれた嵐のように突然戻ってきた恐怖のあと　葉子には帰る場所ができたと知った新たな始まりを実感させられたもう一人じゃない

  2009年12月06日

  コメント(0)

• やっと本当に終わったのかも知れない

  今日仕事中に携帯電話が鳴った　ディスプレーに元相棒の名が出ていたほんの一瞬の躊躇　めまぐるしく色々なことが頭をめぐった９月末の海外出張の後葉子が一方的に連絡を絶った　一週間も経たずに携帯はならなくなった　もちろんメールももう終わったものと思っていた　ちゃんと言葉で区切りはしなかったがもう過去のものと思っていた恐怖を感じつつ電話を受けた　もちろん自分自身への恐怖何も変わっていなかった　元相棒はあのころのまま自分の話をした　忙しい？＝今日会わないという意味　葉子もあのころと変わらずに話を聞き最近の生活状況をたずね＜忙しいよ＞と答えた　反応から直ぐに葉子が飛んでいくと思って居た様子だった　今までと同じくいい人見つかったの？と　素直に答えた　自分の生活も考えないとね　と葉子は答えた元相棒はほんの少し黙ってから　そうだね　とどんな仕事か幾つの人なのか色々質問されたけれど責めるわけでもなくがっかりするわけでもなくいつもと同じ無関心な調子だった　仕事で呼ばれた葉子が伝えると　またね　といいかけて　じゃあね　といいなおしていたその後メールが届いた　幸せになることを願っていると　連絡はもうしないから　さびしくなったら満月を見てがんばろう　ありがとう　さようなら　と本当の意味でやっと終わったのかもしれない　プライドの高い元相棒はもう連絡をしてこないだろう　葉子も連絡をすることは無い　メールも受け取ったままだ　でも心の中では思っている　＜今生活が苦しくてもまじめに働けば必ず誰かが見ていてくれるから　がんばって　幸せを捕まえて＞　言葉で伝えたいとも思うけれどもう接触はしない　今までの葉子を思い出してくれればきっとわかるだろうと思う　そう信じたい　葉子は裏切り者だろうか　ほんの少しココロが痛かった

  2009年12月05日

  コメント(0)

• 久しぶりに飲んでみた

  何のことはないワインである　久々の休みに両親と姪っ子と４人で軽い外食に出かけた　葉子は用事を済まるのに一日でかけてたから何も母を手伝わなかったもんね　簡単に外食で済ませましょう　ということでチープなイタリアン＜姪っ子お気に入り＞の店に行き何の気なしにジョッキのおかわりに頼んだのはハウスワインのデキャンタのLサイズ　たっぷり５杯分だったりして　久しぶりにビール以外のアルコールを飲んだ気がする　今の彼はビール好きだし主婦時代の一日２本ワインのトラウマもあるし・・・結局ジョッキを２杯飲んでからワイン５杯くらい　前に比べると酔っている気もするけれど以前は比べる対象にはならない　だって記憶があったり動ければ合格だったからね。　今はそういうわけにも行かないでしょう　実は今日久しぶりの休日だったので車でいける大型ショッピングセンターのサンタさんのプレゼントの準備に行った　本物のサンタさんは忙しいからね　ぼちぼちセールも始まるころ　子供連れの母親のなんと多いことか！　みんな笑顔でキラキラしているんだ　ん

  2009年12月04日

  コメント(0)

• 慌しい

  このところ仕事が慌しい　師走だからなのかもしれないが毎年１１月過ぎると現場に出ることが多くなる　葉子の仕事で現場に出るのはいわゆる汚れ仕事だ汚れ仕事と言っても悪い意味ではなく文字通り＜汚れる＞のであって決して仕事の内容が汚れているわけではない　左官だったり塗装だったり造作だったり・・・そんな建築の仕事だ今仕上に追われているのは一軒家に店舗の小屋を作る仕事　雑貨屋さんなのでこじんまりとして可愛い仕上げ　特殊仕上げの部分が多いので葉子のやることは多い　デザインモルタルだったり地模様をつけた漆喰壁だったり　水っぽい仕事が多いので寒くて仕方が無い　動いているうちはいいのだが一端動きを止めるとたまらなくなる　当然体調管理が大切になる　休む訳にはいかないから　中途半端に熱をだそいうものならしんどいばかりで仕事に向かわなくてはならなくなる　先日は職人がインフルエンザにも係わらず仕事に来ていた　そんな中葉子だけが特別ではない　彼の仕事もかなりハードになっている　朝６時半には会社に着き夜会社を出るのは早くて１１時　近頃は忙しくて１時頃になっている　仕事が終わると毎晩電話をするけれど流石に１時頃になってしまうと会社の駐車場で車で眠ることが多い　家までの往復時間がもったいないから食事も一日１食が殆んどになっている　食べる時間があったら早く終わらせたいらしい　その上唯一の食事が家に帰らないとコンビニになってしまう　正直からだが心配だ　せめてバランスの良い食事か十分な睡眠か　どちらかだけでも確保したいが葉子はただ言葉をかけるしかできない　彼が休みの日は葉子の仕事が終わる頃に迎えに来て一緒に食事をする　当然外食にはなってしまうが内容に気を配るくらい　翌朝にはいつもの時間に出勤しなければならないのだ　しかも寝不足で・・・あえるのは待ちきれないほどうれしいのだが体の事を考えると少し複雑な気持ちになる年が変ればまた一つ歳をとることになる　それは嫌なのだがこの忙しさから早く開放してあげたいと思ってしまう　仕事が忙しいのは喜ばしいことではあるのだけれど・・・

  2009年12月03日

  コメント(0)

• 近づいてきた

  もう直ぐ12月　クリスマスが近づいて来た　最後に娘と会って丸二年になるこの季節　元々苦手なクリスマスシーズンだったが更に苦手な季節となった苦い思い出　最後に見た娘の表情は泣き顔だった別れ際崩れた表情が目に焼きついている　車で家まで送り届けた降り際だったアレから一度も娘の姿を目にしていない　去年の七五三の写真が最後の娘の成長記録だ　七五三から一年きっと表情も変っただろう　歯の矯正はどうなったのだろうか　最後に会ったとき抱き上げたあの重みはもう随分変ったことだろう　今来ている洋服はどのくらいなのだろう　足のサイズはいくつだろう　髪は今もロングだろうか　爪を噛む癖は直っただろうか　バレイは今も続けているだろうか　固かったからだは柔軟になったのだろうか　今も黒い服が似合うだろうか　英語算数書道茶道バレイ国語全てまだ習い事をしているのか　きっと忙しい毎日だろうにいつ友達と遊べるのだろう　ポテトサラダは好きになっただろうか　葉子のデザインしたシルバーとダイヤのドッグタグはランドセルについているのか　軽いくせ毛は今も変らないのか　眠っているときに回転する癖は直ったか　よくサルの親子のように父親と絡み合って眠っていたが・・・　今もこっそりおじいちゃまにおねだりするのだろうか　レストランのサラダバーで今もコーンを山盛り盛ってくるのか　数え上げればきりがないほど気になることだらけだ　葉子はもう何も娘の事が分からなくなってしまった　子供から離れて暮らすとはこういうことなのだ　一切が最後の記憶のまま動かなくなってしまうのだ　もう小さなあの子はどこにも居ないというのに思い出を大切に大切に胸に抱えてどうすることもできない　それが現実だそろそろクリスマスプレゼントを探そうと思うが一体何を贈ったらいいのだろう　どんなものが好きなのか見当も付かない　手紙を書くときにどれくらい漢字を使ったらいいのかも分からない　デパートに行くとあらゆる物で溢れているけれどどれを手にとってもそぐわない気がしてならなくなる　葉子の苦手意識もあるからかもしれないがどんなものが喜んでもらえるのかが・・・別に必ずしも喜ばなくてもいいのかもしれない　贈るということ自体に意味があるような気もするがイジケタ葉子としては贈ること自体が負担になるのではないかとも思ってしまうのだこうして女々しく考えたところで何が変るわけでもなく一人悶々とするだけなのは分かっている　いつかこんな風に考えなくなれたらいいとは思う　娘を忘れるわけではなく引け目を感じなくなるように懸命に生きるしかなさそうだ

  2009年11月29日

  コメント(1)

• 改めて

  彼と特別な関係になってから初めて仕事で関わった　ほんの数分の接触　冷静に一歩下がって眺めていた　二人で居るときとは違った表情　しゃきしゃきとさわやかに通り過ぎる姿がとてもまぶしくて改めて素敵だと思った今まで付き合った人を見るのと違う感覚　のぼせているだけだろうか　自分ではよくわからないけれど　体の隅々まで知っている人とは思えないような感じがした仕事をしている姿は魅力的だと改めて感じた　もちろんプライベートも素敵だけれど一線を引いた関係はなんだかとてもあこがれる感がある失う怖さを思い出し身震いする同時にあの人が誇らしく感じた

  2009年11月28日

  コメント(0)

• 初めての言葉

  昨夜電話を切ってから届いたメールに驚いたメールの苦手な彼　甘えながら言う言葉とは違い恥ずかしげに書かれていた＜おいらでよければついてきてください＞つたない言葉でも一生懸命ココロがこもっている　自信無げに紡いだ言葉彼なりに色々感じて色々考えていると胸が熱くなった今まで言われたことの無い言葉　プロポーズも無く結婚した葉子には無縁の言葉　確認などされたことは無かったから　申し出られたことなど無かったから　驚きとうれしさと切なさとがごちゃ混ぜになって呆然としてしまった彼についていこうと思う　守ってあげると抱きながら幾度もささやかれた　信じようと思う　大切に思うひとを私なりにサポートしながら一緒にいたいと切に願ったつないだ手を離さずに　葉子が暴走しそうなときには手を引いてくれるであろうあの手をしっかりと握っていようと思う自我をさらけ出すことも初めて　守るといってくれたひとも初めて　着いてきて　といわれたのも初めて夢なのかもしれないが今は現実よりも夢の中で・・・夢が現実に変わることを願って・・・

  2009年11月26日

  コメント(2)

• 甘える声

  今までと違った反応をするようになった　葉子らしからぬ声音　言葉　しぐさ自然と出来るようになったことだがときどき不思議な感覚になることがある寂しいと思っても言葉には出したりしなかった　手を伸ばしたりもしなかった　いつも気が付かれないように寝ている背中に触れたりして耐えてきた　言葉を飲み込み笑顔を見せてきた　結婚生活でもその後の相棒にも自分の家族にも　そうして生きてきた　泣くときは極力一人で泣いた　心のグラスがあふれたときはこうしてブログに書き綴ってきた今の恋人と近しくなってまだ一ヶ月足らず　葉子は心のままに泣いたり笑ったり・・・寂しいときは電話でわがままに甘えるようになった　手を伸ばして自然に握れるようになった　キスが好きになった　好きなときに好きなように　出来るだけ素直に接するようになった　悲しいときは悲しい顔　うれしいときはうれしい顔　楽しいときは声を上げて笑えるようになった　短い時間でとても変ったと思う子供のように駄々をこねて電話で甘える自分に不思議な気持ちと同時に今までよりも気持ちが楽だと気がついた確かに無理をして生きていた気もする　でもそうとしか生きられなかった　怖くて嫌われそうでめんどくさがられそうで怖かった　今もときどきそんな思いになる事もある　でもそんな思いを忘れさせてくれるくらいに今の恋人は大きく包んでくれる　男らしいとかそういったことではなく優しい瞳を向けてくれるから　大丈夫なんだと無言で教えてくれる思うままに振舞う葉子は今どんな顔をしているのだろう　よく分からないが数年前の画像を見るととても鋭い目をしていると感じた　優しくされればその分人に優しく出来るようになるだろうか

  2009年11月23日

  コメント(1)

• 比例する精神状況

  まるで若い恋人同士のような甘い関係　毎日の電話や会うたびの密着度　言葉も態度でもあらわしてくれる今の恋人はとても優しく朗らかな人　葉子はとても幸せだとつくづく感じるそして幸せを実感すればするほど比例して不安がこみ上げる　恋人に対してではなく自分自身に対して　そんなこと忘れられる日もある　でもやはり今までと同じく心が不安定になると不安で仕方が無くなる　一番現れるのが夢　無意識なはずなのに娘に忘れられる夢を頻繁に見る　昔嫁いだ先の家で泣いている夢を見る　大切な人が去って行く夢　一人になる夢　そんなのばかり朝目覚めてとても気分が落ち込む　振り切れるときもあるがそういう日ばかりでもなく不安に押しつぶされそうになる　特に一緒に過ごした後に・・・朝目覚めて隣に恋人が居ると安心できるのだけれど　そんなときは擦り寄っていくとちゃんと寝ぼけながらも抱き寄せてくれる　救われる瞬間　目を閉じ泣きそうになる自分自身で乗り越えなくてはならない葉子の習慣　ただただ幸せだけをむさぼりたいのに・・・負けたくは無い

  2009年11月21日

  コメント(0)

• 依存性格

  葉子は依存正格だと思う　何か　誰かに頼らなければ不安になるその上直ぐにその環境に慣れてまた新たな不安を搾り出すのだ　まったく癖の悪い正確だと思う　誰しも何の不安も無い人生など無いとは思うのだが考え方の違いなのだと思う　感じ方というほうが正解か不安要素は生活の中でいくらでも転がっているもの　そう頭では解ってはいるのだけれどその不安を勝手に助長させて要らぬ心配をするのだ　多分葉子自身の弱さを誰にでも当てはめて考えるからなのだろう　信用するということがひどく困難になるのが困ることでもあり情けないと思うそれでも気持ちは＜信用したい＞と強く思う　そして今もそんな感覚に少し戸惑いながらも胸いっぱいの気持ちを大切に抱きかかえ今までよりも笑えるようになっていると思う彼とお休みが皆無に近いほどかぶらない　来月後半まで　要はお互いのシフトが出来ている間一回も同じ日にお休みは無い　だからお互い仕事が終わってから会うようにしているが会えるのはほんの数時間　朝まで寝ずに居てもだ体はしんどいが気持ちの要求も大きいのでそうして会うようにしている　それでもまだ二人で過ごした時間は片手で余るほどだ　短い時間　それでも内容は濃くお互いを求める　もちろん精神的にという意味　肉体も求めはするが　そういったことを含め気持ちを確かめ求め与えあう　たった数回しか二人の時間は持てていないのに葉子はその機会に半分の回数泣いている　気を許しているのもあるが確かに悲しい思いで泣いたりもした　めんどくさいと思うだろうとわかってはいるが依存性格の葉子は自らの一番弱い部分を早く彼に見てもらいたいという気持ちもある　それも葉子の一部だと解ってなお一緒に居てくれるのがいいなと思うからはじめ良い顔しか見せずに後から色々出てくるよりはじめから一番弱いところを見てもらいたい　其れから判断してもらえれば良いと思う　それでだめなら遅かれ早かれだめになると思う　いずれにせよ　葉子は恋している自覚があるそしてどこまで依存して面倒じゃないかそれも

  2009年11月15日

  コメント(0)

• 気持ちとうらはら

  決して気分は悪くないんです　むしろかなり元気で居ます　もちろん問題や心配は常について回ることだけれど　随分長い間感じていなかった感覚が戻っても居ますでもね　体はいまいち不調だったりします気がついては居たんだけれど気がつかないふりをしていました　いつものことです　でもね　やっぱり体調悪いと思うように動けなくて風邪はのどの痛みから熱をやり過ごし今は多分下がっています　多分とは計らないことにしているから　見てしまうと余計にしんどくなるから気がつかないふり　熱が落ち着いたようなころからのどと関節の痛みはほぼ消えました　リンパの痛みも大丈夫　今日の昼ごろから咳に回りました　カラッ咳です　多分収まるまで時間が掛かると思う　今までもこの咳が出ると長かったからね　ちょうど肺炎の後こんな感じだった　まあちょっとうざったいだけでこれも時間が解決してくれるでしょう後はめまいが増しているのがちょっと疲れます　ぐるぐる回らないけれど常に浮遊感が付きまとう　これも長年の付き合いで時々今のようにうるさい位に主張してきます　自律神経なのかホルモンなのか両方なのか解りませんが時々緊張してパニック気味になるのが難点です　でも今のところ薬も増やさず気を紛らわせて乗り越えています空を見上げることがなぜか増えました　今までは夜しか見上げなかった空　月を見るのが好きだったから　でも今はなぜか昼間に空を見上げるようになりました　理由はわかりません　それで気がついたのが＜飛蚊症＞が進んでいるな　ということ　目の水晶体のにごりが影となって見えることなのですがいつの間にか随分増えていてびっくりしました　眼科の先生いわく目玉の老化なので治るわけではないようです　視界で動き回るのでうるさいのですが特別困ることも無いのでなれるだけです　それよりもどちらかといえば乱視のほうが嫌だったりします　大好きな月がひとつに見えないのがね　お花のように少しずつ重なって沢山見えるので月の姿がよく見えないのがちょっと嫌です　メガネかコンタクトをすればいいのでしょうが基本的には元気です　どうやら風邪もピークを過ぎたみたいですし寝込むことなくすみましたやはり健康はとても大切だとおもってしまいました

  2009年11月10日

  コメント(0)

• 本当に自分？

  この数日自分で信じられない変化を体験しているまるで腑抜けたように毎晩笑い　とめどなく意味も無い話を堪能して　まるで小娘のように甘えることが自然に出来る　あのマイナス思考で考えすぎ怯えていた葉子が　だ些細なことに本気で拗ねたり　悪戯を仕掛けて本気で喜んだり　全く実年齢を考えると恥ずかしくなるような言葉　声音　視線一体どうしてしまったんだろう　何がそんなに葉子を解きほぐしたのだろう　それが彼の個性なのだろうか一方彼も以前から知っている仕事の顔とは全く違うのが可笑しい　体育会系のパキパキした人だと思っていたのだが予想以上に甘えっこだと判明　あの甘い声やセクシーな視線を同僚が見たらきっとイメージバラバラになるだろうと思う　いつまでも今の甘いだけの関係で居られるとは思わないが今は今を楽しもうと思う　そして今のうちにお互いの色々な面をさらけ出して本当に信頼できる関係になれればいいな　と思うそのためのワンステップとして今は恥ずかしい葉子で居よう　それも何だか心地良いのだ全く　電話で甘えながら　これは本当に自分？　と思ってしまう

  2009年11月10日

  コメント(0)

• 欲に負けないように

  葉子は仕事が６時で終わる　サマータイムが終わったから　残業もそれほどしない　現場に出るときは終わりの時間は見えないけれど一方彼は一日の拘束時間がとても長い　朝６時半には出勤して大抵職場を離れるのが早くて９時半遅くて１２時　平均的に通常１１時半ころに連絡できるようになる　もちろんメールはあるが食事をとる時間が無いくらいなのでなるべく送らないようにした　会いたいと思う　会いたいとも言われる　夜会おうといわれる　誘惑は強烈　でも仕事が終わってから会うと眠る時間が無くなる　葉子は現場でなければ肉体労働ではないが彼は体基本の仕事である　いくら若いといっても疲れは溜まるのだ　日常的にそうして無理に会うようにしてしまうとお互いの体が保たなくなるだろう　そんなには嫌だ電話も仕事中に出来ないし昼休みも無い　だから葉子が起きて待っている夜だけつながる休みもお互いばらばらで決まりが無い　会社の出したシフトにしたがって働く　葉子は多くて月６回　彼は毎月９回の休み　ほとんどぶつかることが無い　もちろん希望を出せば仕事の動きによっては取り入れてもらえるがそんな先のことなかなか解らない　旅行などの特別なら計画するが日常はお互いの気持ちだから何も考えずあってしまうのは簡単　その場とても幸せをかみ締めるだろう　でも翌日からお互いの次の休みまで体調をコントロールしなければならないのだ　健康で充実した仕事をして始めて安定した関係を続けられると思う　若者の勢いのある恋ではないのでじっくりと育てたいと思うので　毎日禁欲的な気持ちになるでも我慢した分会えた喜びも大きいと期待する

  2009年11月09日

  コメント(2)

• 信じることからはじめよう

  先日親しくなった殿方と食事をした　お互いの仕事を終わらせて遅い時間から飲みながらの食事　朝方の店の閉店まで長時間と感じない楽しい時間を共有した　そしてそのまま大人の関係になったメールや電話でのプライベートでの接触を始めて一週間も経っていなかった　それでも怖くも無く不安でもなく以前からの知り合いのように自然に・・・翌日お互いの気持ちを確かめる会話をした　＜大切な＞存在だと認め合った　それでもまだまだお互いの知らないことが多すぎてこれから深め合おうと話し合った順調に進んでいるような関係・・・あまりに突然の始まり　案の定葉子は後から不安でいっぱいになり心のバランスが乱れた　考え　思い出す程に葉子には汚れが付いているし不安定さも持ち合わしている　相手は未婚の3歳年下の男性　つりあわないと思い申し訳なさでいっぱいになってプレッシャーに押しつぶされた　そしてこれ以上心が動かないうちに　と直ぐに離れる体制に入った　自己中心的な葉子はいつでも突発的行動にでる　そもそも最初の夜に＜抱いてくれ＞といったのは葉子なのだ驚いた殿方は仕事を終わらせ電話で話しにならない動揺した葉子の返事をそこそこに聞き流して車で駆けつけて来た　職場から直接夜の1時過ぎに言葉を紡げるほど冷静になれない葉子をただ抱きとめ頭をなで続ける　ときどき安心した？と聞きながら瞳を覗きこむ　葉子の不安を拭い去るように手を握り　肩を抱き　引き寄せては頭を抱きこむ　辛抱強く　多くを語らず　ただただヌクモリを伝えてくる　葉子の心の病は伝えてあったから時間と共にほぐれていくのを意識しながら話を始めて笑顔も出るようになった　朝方うたた寝を始めた殿方の頭を膝に抱いて葉子もうとうとした　眠れるくらいに安心したのだと思う　パニくった葉子をほぐすのは至難の業なはずなのに　数時間で落ち着けた葉子自信が一番驚きを覚えた昨夜改めて言われた＜俺が決めることだから＞葉子が考えて考えて悩んで不安になって逃げ出そうとしても、嫌とかわがままとか困るとか決めるのは自分だからという　不安になったら伝えてくれ　その後を決めるのは俺だから　迷惑とか考えずにそのままでいい　そんなことを言われた　初めて言われた言葉　気持ち　表現改めて異性を意識した　強く守ってくれようとしている姿勢が感じられたまだ浅い共有した時間の中で葉子が信じればきっと幸せで居られるのだろうと感じた　考えすぎず自分を信じて　あの人を信じて信じることから始めよう

  2009年11月08日

  コメント(3)

• 聞こえなくなった　な

  庭から聞こえてきていた葉子の大切なかえるちゃんたちの声ここ数日前から聞こえなくなった急に寒くなってきたからか気配がわからなくなってなんだかさびしい雨の少し前には必ず鳴いていた　夜は特によく聞こえてその声を聞いているのが楽しみだったのだがまだ冬眠はしていないとは思うが　声を上げるほど活発ではなくなってきたのだろう　今年もいっぱいえさを食べて体力を蓄えただろうか　越冬できるほどの体力と環境はあるのだろうか　なんだか少し心配だけれど確かめることも出来ない後は来春までただただ待つだけしか出来ない数ヶ月のお別れ　来年いつごろになったらあのかわいい声が聞けるのだろう　まだまだ先のこと　今からなんとなく不安でなってしまう　来年聞こえることが無かったら・・・姿はめったに見えないあの子達　数匹居るのは声でわかっているが正確な数もわからないのになぜか気になって仕方が無い　今夜も雨が降り始めた　もちろん声は聞こえない　でもきっと冷たい雨を浴びながらお気に入りの庭の小さな凹みでじっとしているのだろう　元気で居ると信じて　来年も出会えると信じてお休みなさい　葉子のかわいいかえるたち

  2009年11月02日

  コメント(1)

• いい感じかも

  この数日とても仲良くなった殿方がいる　しばらく前から顔見知りではあったのだが急激に話すようになった仕事で直接かかわることも月に数回あるかないか　利害関係がないのもいいかも知れない　今の葉子の生活では新たに出会う人はほとんど仕事で出会う人ばかりだから仲良くなるのも少し慎重になってしまう　簡単なメールだったのが今は夜数時間電話で話して楽しい時間を過ごしている　最もその方の仕事終わりの時間が遅いからちょっと寝不足気味になるのが困るけれど　昼間はお互い仕事だから夜しかゆっくり話せない元相棒と一緒のときはいつも聞き役だったが今はお互いにバランスよく話ができる　だから夜中におなかを抱えて笑っている　こんなことは久しぶりなことだ今週のお休みに遊びに行く約束をした　完全プライベートで外で会うのは初めてだが不思議と不安は無い　どうなっていくのかはまだ全然わからないがいい関係を保てればいいな　と思う自然に笑えるのはとても幸せなことだと思うから元相棒と完全に離れてまだほんの少し　葉子自身もびっくりするほど早く他の人に目がいくのは意外だった葉子は神経が太いのかも知れないと思ったりして

  2009年11月02日

  コメント(0)

• 雨　雨　雨

  この季節の雨はちょっとアンニュイな気持ちになる紅葉の葉が散るからか　中途半端な寒さのせいか　美しくなり始める月の姿が見えないからか　それとも皆うつむいて足早に歩くからか葉子は雨が嫌いなほうではないがなぜか１１月の雨が苦手だ　なぜか１０月でもなく１２月でもなく１１月　この月だけはなぜか先日出張から帰ったばかりでへとへとで仕事をしていた　雨が沢山降っていた　重いからだを引きずりながら一日を乗り越えようとしていたときいつもの運送やの子が雨粒を全身から滴らせながら入ってきた　顔はいつもの笑顔　でも軽い癖っ毛から絶えず雨が伝っている姿を見たら疲れたなんていえないくなった　いつもはどんなきつい突っ込みも平気でするのに　なぜか言葉を飲み込んだきっと今夜も雨を全身に浴びながらまだ走っているのだろう　数人仲良くなった飛脚の彼らは淡々と走り続けて　あの子も　あの人も　いったい今どれだけの人が雨を浴びながら仕事をしているのだろう　あらゆる職種の人々が冷たい雨にさらされているのだろう　頭の中がまとまらない　うまく言葉がつながらない　何を書いているのか　書きたいのかよくわからなくなってきたただただ今頭にあるのは　みんな　風邪引かないでね　ご苦労様　その程度の言葉しか浮かばないな・・・へんなの

  2009年11月01日

  コメント(0)

• 人間だもの

  夕方電話でお客様に言葉を尽して謝った昨日発送して今日つくはずの荷物が届いていないとの事　送った品は照明器具で新築の家　職人さんを呼んで待っていたらしい確かに今日到着するはずの荷物　調べていったら発送した段階で運送のドライバーさんが送り先の支社を間違えたらしい　色々なところに電話をして結局今日の配送に間に合わずお客様の怒りを駆った自分のミスではないにせよ迷惑をかけたことは事実　もう一日安全を取って日にちを伝えていればよかったのかと思う　でもネット販売はスピードも大切だ　そして新しい家で生活を始めようとするお客様の気持ちもわかる　だから怒られても仕方がないと思う間違えてしまったドライバーさんもとてもまじめな責任感の強い人　状況を聞いて電話をかけてきてしきりに謝っていた　いつもは元気はつらつな人がとてもへこんでいる　更にお客様の要望で直接謝罪の電話も要求されてしまった　そこまではさせたくは無かったけれど私が謝っただけでは気がすまなかったようだ　普段からまっすぐな人なだけになんだかココロが痛んだ仕事だから仕方が無いとも思う　自分のミスは自分で　とも思うがやはり人間だもの　だれでも間違えることはある　だからこそあたたかいサービスが出来ふれあいもある　お客様はそんなこと関係ないかもしれないが・・・そういったミスは会社でとても強く罰せられるらしい　信用問題でもあるから　私はドライバーさんに電話で＜こっちは大丈夫だから　気にしないで　しょうがないじゃない＞などとおどけて話していたが実はお客様の電話でとても動揺したりして　自分の打たれ弱さに辟易したりもしたそれぞれが　それぞれの立場で物事を考える　確かに間違いは正さなければならないだろうし責任もあるのが仕事　原因はひとつかもしれないがかかわった人みんな責任はある　人間だからこそそうやって痛みも憂いも分かち合うのじゃな？とおもったりする人を攻めるのは簡単　人のせいにするのも同じく　でもそんなに冷たい世の中で仕事をして生きていくのはなんだか嫌だもの葉子は不器用だけれどそうやって色々な人と色々な気持ちもシェアしたいと思う

  2009年10月31日

  コメント(1)

• あいさつ

  出勤途中　高い塀のうえからつめる瞳がなんともやさしくてつい　あいさつしたにゃぁ・・・な～ん・・・白黒の美人さん　返事を返してきたかわいいのでもう一度にゃ～ああん・・・なぁ～～ん・・・見つめあいながら朝のあいさつを幾度かかわした飼い猫なのか　自由の身なのかわからないけれど白い小さなソックスを履いた手でもどかしそうに塀の上でもじもじ足踏みをしていた言葉は通じないけれど　ほんの一瞬ココロが交差したきがしてなんだかほっとした

  2009年10月30日

  コメント(0)

• 元相棒

  ときどき思い出して不安になる元相棒のこと　最後の連絡から１月がたった何が不安かというと＜ちゃんと仕事に行っているか　食事はバランスよく食べているか　家賃は払っているのか　来月のアパート更新はできるのか・・・＞４０台の男相手にそんな子供のような心配をするのも可笑しな話だが　葉子が離れるころはそんなことが切実な問題だった　仕事といってもアルバイトの身だがきちんとこなせば生活はできると確認してから離れるタイミングを決めた後悔はしていない　もちろん嫌いになったわけでもない　でも葉子の手にはもう負えなくなってきていた　金銭的　不安　という意味でお金は稼げば良い　今も元相棒に出したお金の残債を毎月支払っている　でも今はそれで支払えているが葉子の稼ぎにも限度がある　あてにされてもいつかは破綻する　そしてその分元相棒は人としてのレベルを下げることになる　どんなに情けない状況も人は意外に簡単に慣れてしまうものだからそうしてしまった葉子も悪いのだ　３年半一緒にすごしていつかそんな人にしてしまった　そのときをしのいでも逃げ場を覚えてしまったのはいけないことだったと思う　あのころにもっと自立を促していればもっと違った生活ができたのではないかと振り返ってしまう　元に戻すことはできないのだけれどあの人はちゃんと現実を見据えているだろうか　部屋に戻りベッドでくつろげる生活をしているだろうか　あたたかいご飯を食べているだろうか　毎日笑えているだろうか葉子は一度愛した男を忘れはしない穏やかな生活をしていると信じるしかないけれど

  2009年10月29日

  コメント(0)

• 新しい課題

  ここしばらく仕事をしているうえでささやかな楽しみがあった不思議な子が荷物の集荷に来るのが一日の作業の終了で　さらになんだかあのへらへらした笑顔に癒されていた予告は受けていたがここ数日新しい若い子が来るようになった　コースの移動である新しい担当の子がお休みの時には前の不思議な子が来るようだが　何となく仕事の納まりに気分的なメリハリがなくなってつまらないと感じてしまうここ数か月楽しませてもらったのはラッキーだったのかもしれないでもあきらめずに何かまたささやかな日常の小さな楽しみを見つけたいと思うあの不思議な子は新しいコースに馴染んだろうか・・・少しさびしいけど新しい場所で頑張ってほしいと願う

  2009年10月29日

  コメント(0)

• はじめから解っていたこと

  先週娘に贈り物をした宅配便で手紙をつけて　半年ぶりくらいのアクションだった手紙に携帯の電話番号を書いておいたがもちろん掛かってこない　一週間たったが荷物が着いたとのメールも無い期待していたわけでもないがなんとなくさびしい　仕方が無いとは思うのだがあの贈り物に娘はどんな思いだっただろう　考えてみれば私の一方的な趣味とタイミング　うれしく思ったのか迷惑だったのかそんなことも解らないこれからも時々贈ってもいいのだろうか　それともそっとしておいたほうがいいのか　居ない存在になったほうがあの子にとっても楽なような気もする　目の前に居ない産みの母は他人と同じなのかも知れないね　戸惑うだけのような気がするさびしいけど自分のしたことの結果これが現実

  2009年10月27日

  コメント(3)

• なんだかね

  疲れた　体　痛い　痣だらけ　関節　ぎしぎし心　さびしいなんだか　わかんないけど　寒くて　サビシイ疲れたな

  2009年10月26日

  コメント(1)

• 今だから

  出張に行ってきた　出店で二日間のイベント　毎年恒例で2泊3日の出張　行先はリゾート地だが仕事の内容はとてもハードで体も精神的にも辛いものがある　年を追うごとに肉体的にきつくなる　体は正直だ　人であふれるイベント会場で大声を上げながら接客をしながら目にとまった光景3歳くらいの女の子が尻もちをついた　母親は隣に居たが気にする風もなく目は周りの店舗に向いたまま　女の子はきっと疲れているのだろう　そんなに激しく転んだわけでもないがとても悲しい顔のまま泣いている　お尻には芝とホコリがいっぱいついて母親の気を引くように大きな口をあけて泣いているホコリをはたくでもなく母親は気がつかないかの様に周りの店を物色し　娘の顔を一度も見ることなく手だけを引いてさっさと歩くあの子はきっと疲れているのだ　母の反応の無さに不安を感じているのだろう　最初は気を引きための泣き顔がいつか涙をぽろぽろ流しながらの本当の泣き顔に変わった見ていてとても悲しく切ない光景だったほんの一瞬抱きしめてあげるだけで安心するのにちょっとしゃがんで目を合わせるだけで涙は止まるだろうに娘と離れた今だから感じるのかわからないが　葉子もあの頃あんな風に余裕がなかっただろうか　娘を不安にさせていただろうかあの子はあの後母のぬくもりに安堵しただろうかなんだかとても気になっている　心が痛かった

  2009年10月26日

  コメント(2)

• 出稼ぎ出張

  明日の早朝から毎年恒例の出張に出かける　朝３時半出発　早く寝ないと明日は長い一日になるのになかなか眠気はやってこない二日かけて店とモデルルームと二箇所の倉庫から商材を集めた　２トントラック二台分　行く前から体のあちこちが悲鳴を上げている設営込みで三日間　気合で乗り越えるしかないようだ　心も体もだましだまし・・・唯一の楽しみは周りが山だということだろう　高原の空気とエナジーをもらえばきっとがんばれる　晴れればきっと満天の星が見えるだろう　冷え込めば富士山も見えるはず　木々は色付き芝は夜露を含んで輝くだろう肉体はきつくても目には優しいと思う　それを励みにがんばって来ようと思う

  2009年10月22日

  コメント(0)

全193件 (193件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 >