第十一話 仲間からの手紙ルナたち一行は、地方大会3回とも優勝し、明日、違う町に行こうと思っていたころ。 ルナ「カモネギさんからだ。」 マルコ「ほんとうか!読んでみろよ。みんな集まってくれ。」 マルコはみんなを呼んだ。ルナは全員いるのを確認して、呼んだ。 拝啓 誰でもいいから、開けたら見てほしい。 封筒にはこう書いてあった。 マルコ「どうして、宛名がないんだ。」 ロボ「それは、敵側に知られないようにするための配慮ではないかと思います。」 マルコ「そっか。 ルナ「それにこの手紙、最初は白紙だったけど、私が触ったら文字が浮かび上がったのよ。きっと、そうかもね。」 拙者カモネギとピノンは現在健在だ。場所は分からないでござるが、森の中にいる。たしか、近くに聖地メケニアがあった。そこで知った。拙者たちが帝都エアポート爆破事件の賞金首になっていることと武道大会が古都レジリーブで行われるを。古都レジリーブで落ち合おう。そのときまで、達者でな。 ネギ剣士K PS 返信せぬように。 ルナ「ピノンも無事なんだ~。よかったあ~。」 ルナは安心したのかへなへなになった。ロボは支えた。 マルコ「やっぱ、レジリーブには行かないといけないようみたいだな。がんばろうぜ。」 ルナ「ええ。」 ゲンガー「にやにや・・・。」 ラディアス「ゲンガーさん何ニヤニヤしているんですか?」 ゲンガー「うおっ。お前見えるのか。」 ラディアス「見えますけど、変ですか?」 ゲンガー「いや、変じゃねえけど・・・」 ゲンガーは思っていた。やりにくいと。 ルナ「お2人さん!いい雰囲気な所悪いんだけど、早くしないと。」 2人「スマソ。/すいません、すいません。」 一行は、大会のある町へ向かったのだった。 そのころ、手紙を送った側はというと。 ひゅるるるる、バシュッ!そういう音が聞こえた後、巨大なトカゲの肉片が落ちてきた。 カモネギ「よし。その調子でござる。さて、食事の準備でもするか。」 ピノン「いえ。カモネギさんと戦ってみたいです。どんぐらい強くなったかを感じてみたいし。」 カモネギ「そうか、そうか。」 そういうと2人とも構えた。トンボが草から離れた時、自然のゴングが流れた。 2人「行きます。/行くでござる。」 そういうと、どちらもすばやく動いた。剣と剣のぶつかり合いというよりは疾風と疾風がぶつかり合っている感じだった。 カモネギ「なかなかやるでござるな。」 ピノン「手加減しませんよ。」 カモネギ「・・・・・・ふん。」 どちらもさらに加速した。風の刃!とか吹雪剣とか聞こえてきた。もはや、音速を超えていた。カモネギは、ふん、ピノンのやつめ、なかなかやるな、あいつ、ますます強くなっているなと思っていた。しかし・・・カモネギがピノンの腕をつかんだ。 カモネギ「これで終わりだ。ネギ流ダイナブレイダー!」 そう言うと、カモネギは一回転し、地面にたたきつけた。 カモネギ「まだまだでござるな。」 ピノン「やっぱり強いですね。ぼくはまだまだかあ・・・。」 そういうと横になった。カモネギはトカゲの肉片をぶった切りし、なべに入れ込んだ。ぐつぐつ煮ているなべを見て、 カモネギ「あいつ、強くなったな。もう少しで追い抜かれるかもしれん。もしくは同等。ここに来てからは異常だ。何があいつを強くしているのだろうか。」 カモネギはそういう疑問を抱きながらも、夕食を作っていた。 カモネギ「刹那殿。あなたは無事だろうか。たぶん、大丈夫でござるな。」 それが違うことは知らないカモネギだった。 ちょうどそのころ、この2人を見ていた何者かがいた。 ???「ピノンとカモネギか・・・ふふふ。楽しみだ。」 そいつは不気味に笑い声を上げていた。 つづく。 ジャンル別一覧
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