2016/10/20(木)09:56
スナップエンドウの育て方☆種まき(10月・11月)
おはようございます
プランターによる家庭菜園☆我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!
スナップエンドウ
<マメ科>
スナップエンドウは、柔らかい莢と未熟な豆の両方が食べられる種類で、
サヤはぷっくらと膨らみ肉厚で、実は甘みがあるのが特徴です!!
生育温度は15~20℃と、冷涼な気候を好みます。
暑さには弱いですが、寒さには強いため
簡単な防寒で冬が越せる「冬越し野菜」の1つでもあります。
エンドウにはご存知の通り~
●若採りした柔らかなサヤを食べるサヤエンドウ(絹さや)
●未成熟の柔らかい豆を食べる実エンドウ(グリンピース)
●歯ごたえの良いサヤと柔らかな豆の両方食べられるスナップエンドウ
が、あり~どれも皆同じ栽培方法です。
中でも~莢が甘く食感がプチン♪と良い
スナップエンドウの人気は、ここ数年止まりません!
採れたての味を是非、お試しください。
☆~品種を知ろう~☆
大きく分けて・・「つるなし種」と「つるあり種」に分かれます。
両者の特性を知って、種を選びましょう。
☆
<つるなし種とは:左上>
草丈60~70センチとコンパクトに育ちます
短いとはいえ、蔓は伸びるので75~90センチの支柱は必要
つるが短い分、収穫までの期間は短く早く収穫できますが~収穫量はやや少ない
<つるあり種:右上>
草丈が120センチ以上と高い
2メートルほどの高い支柱を立てる必要がある
つるが長い分、収穫までの期間は長くかかりますが~収穫量は多い
*選び方のコツ・・
秋まきには~つるあり種を
春まきには~つるなし種を選ぶのが一般的ですが、
つるなし種は草丈が高くならないので
高い支柱を立てなくて良いのがメリット。
コンパクト育てられるのでプランター栽培向き。
☆~タネの種類を知ろう~☆
<グルメ>:白花のつるあり種です
味が良く人気が高いスナップエンドウ品種です。
肉厚で、歯切れも良く、その上甘みが強いと人気が高いスナップエンドウです。
莢は9cmから10cmとやや長め大莢になります。
莢は濃緑色でツヤがあり、秀品率は高いタイプです。 味で勝負の一品です。
味で差別化したい人向きのスナップエンドウです。
<スナック>:白花のつるあり種。
アメリカうまれのえんどうで、青実を十分に太らせても莢は柔らかく肉厚。
エンドウ立枯病(レース1)に抵抗性を持ち、収量が非常に多い。
莢は背面に沿った形で、100gで14~15莢前後、筋あり。白花。つるあり。
草丈は1.6~2m以上に伸び、莢は中段から上段にかけて連続着莢。
株元からの分枝は少ない。
<スナック2号>白花のつるなし種
1. 草丈は温暖地では70~80cm、寒冷地の春まきや、
暖地の秋まきハウス栽培では150cm前後になります。
節間は短く、分枝は少ないですが、葉色は濃いです。
2. 莢色は濃く、ハウス栽培でも濃色で見栄えがよいです。
莢は肉厚で甘みがあり、おいしいです。
「グリーンピース」のように粒を肥大させて、莢ごと利用します。
3. 極早生で花つきがよく、下位から着花する短期多収の「スナックエンドウ」です。
4. エンドウ立枯病(レース1)に抵抗性、うどんこ病に強いです。
適応性広く、各地で栽培できます。
<ニムラサラダスナップ>:白花、つるなし種
50秒ゆでるだけで莢ごと食べられる甘いエンドウ!
●莢ごと食べることができる甘味の強い品種で、50秒ゆでてマヨネーズをつけるとおいしい。
●草丈はわい性で関東以北の露地栽培では1m前後、西南暖地やハウスでは1.8m程度になる。
●着莢節位の低い極早生種で、莢幅1.5cm、莢長8cm、莢肉厚く丸々と太り収量が多い。
●分枝はほとんどなく主枝に着莢するので1m当り30~33粒の密植にする。
☆~タネをまいてみよう~☆
<上手なタネまきのコツ>
・冬越しをさせるため、草丈15~20センチ程度に仕上げること。
それ以下でも、それ以上でも氷点下の寒さによる抵抗力が弱まり
苗が枯れてしまう場合があるので、種まきのタイミングを守りましょう。
ややゆっくり~と種まきするのがおススメ(^^♪
1.1ポットあたり、人差し指の第一関節あたりの深さの穴を
3~4箇所あけ、各まき穴に1粒ずつタネをまく
2.土をかぶせて手のひらで軽く押さえる
3.ハス口(シャワー)をつけたジョウロで、たっぷりと水やりする。
⇒
種まき後は、マメ科なので?鳥などの被害に合うことがあります。
必ずネットなどをかけるなどして、育苗しましょう~
無事、発芽後、本葉3~4枚、
草丈7~8センチになった頃がエンドウの定植時期です。
(間引かずそのまま植え付ける)
<植え付け>
「つるあり種」と「つるなし種」がありますが・・
「つるあり種」の場合は、支柱120センチ以上、
「つるなし種」の場合でも、支柱70センチ以上のものを立ててあげましょう。
<防寒・霜よけ対策>
寒さには強い品種ではありますが、「冬越し」させるので
直に冷たい風や霜に当たらないよう、軽く防寒対策のためネットで覆います。
<追肥>
1回目:植え付けの約1か月後(12月中旬頃)
2回目:翌春の2月下旬頃
3回目:翌春の3月中旬頃
*追肥後は軽く土寄せをしてあげましょう。
<開花時期>
3月中旬~4月上旬
開花時期に肥料や水分が不足すると、
花が咲かなかったり、サヤが成長せず
小さくなってしまうので気をつけましょう。
*花も美しく、つるをネットに這わせたり、支柱に絡ませたりすると
スイートピーのように春の菜園の彩りになります。
<収穫のタイミング>
スナップエンドウは、開花後20日~25日頃、
丸く~ふっくらした太り始めた頃が収穫時期です。
莢が膨らんで~豆の粒が感じられる前に
ひと莢づつ、収穫しましょう♪
収穫が始まってからは~次々にさやがつくので
2週間おきに追肥をしましょう(^^♪
このもう~ひと手間で、収穫時期もぐ~んと長く続きますよ☆
採れたてのスナップエンドウは~
また格別に美味しいんだから!!
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