2016/11/03(木)09:51
ローゼル栽培☆収穫時期とジャムの作り方
おはようございます
プランターによる家庭菜園☆我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!
ローゼル
<アオイ科>
皆さんは、ローゼルという植物をご存知ですか~?
<ローゼルとは>
アフリカ原産の植物で、ハイビスカスやオクラと同じアオイ科の植物です。
本来は多年草ですが、
耐寒性が低く日本では冬越しが難しいため一年草として扱われています。
別名、ベニアオイ。
あまり聞きなれないようですが・・
じつは~果実は、女性に人気のハーブ茶、
ハイビスカスティーの原料として
利用されていているんです~♬
ヾ(°∇°*) オイオイ ・・
ハイビスカスティーって、
お花のハイビスカスの花びらが入っているわけじゃ~なかったの?
<ハイビスカス ティーとは>
クエン酸やリンゴ酸、ビタミンCが豊富な美容のためのハーブティー。
美しいルビー色です。
甘い香りがしますが、お口に含むとほのかな酸味があり、
す~っと身体の中に溶け込む心地良さがとても印象的です。
<飲み方>
温めたティーポット、又はティーカップに、小さじ1~2杯、
またはティーバッグ1袋を入れ、沸騰したてのお湯を注ぎます。
3~5分蒸らしてお好みの濃さでお召し上がり下さい。
*お好みで蜂蜜やレモン、ミルク等を加えてお召し上がり下さい。
☆~栽培のポイント~☆
緑の葉と赤い茎と果実、花のコントラストがとても美しい植物です。
果実が赤くならない白ローゼルも流通しており、こちらは茎も赤くありません。
耐暑性は抜群ですが耐寒性はありません。
(*霜に当たると枯れてしまいます。)
<栽培環境>
・日当たりの良い場所が適しています。
・日照時間が足りないと、花が咲かない事があるので注意して下さい。
・特に開花時期に日照不足になるとつぼみが咲かずにポロリと落ちてしまうことがあります。
・短日植物であるローゼルは、日照時間が短くなると花芽を作る性質があります。
・秋以降~夜間に電灯の当たる場所などで育てると、いつまで経っても
花芽が付かないことがあるので注意して下さい。
・花が咲いて果実が十分に大きくなるには12℃前後の気温が必要です
※連作障害が出やすい植物なので、昨年と同じ場所には植えないで下さい。
☆~タネを知ろう~☆
<特徴>
・樹高・草丈:150~200cm
・園芸用の花を楽しむためのハイビスカスではなく、
ハイビスカスティーとして利用する品種です。園芸用に比べ花は大きくありませんが、
しっかりとした「ガク」が付きます。葉は互生し、茎、葉茎ともに暗赤色をしています。
・ティーとして利用される部位は花ではなく成熟した果実(ガク)で乾燥させて利用します。
アフリカでは葉を食用に利用します。
☆~タネをまいてみよう~☆
<種まき時期>
4月~5月です。
発芽温度は20℃前後とやや高め。
十分に暖かくなってから種を蒔くか、
早目に蒔いて室内の温度が管理できる場所で育てます。
(*無理せず暖かくなった頃に種まきすると失敗が少ないです)
<発芽を促すコツ>
*あまり気温が低いと発芽しませんが、かといって
まき時が遅くなってしまうと花が咲く前に、
寒さで枯れてしまうので注意しましょう。
タネまき→開花→果実収穫まで6ヶ月くらいかかるので
6月に入ってからのタネまきは遅いです。
*種は外皮がかたいので、一昼夜水に浸してまくと良い。
⇒
種はポット蒔きで、覆土は種が隠れる程度。
水を切らさないように管理したら1~2週間程度で発芽します。
しばらく育苗し、ポットに根が回ったら根鉢を崩さないように定植します。
<植え付け>
本葉1~2枚になったころ、間引きをせずそのまま植え付けます。
*一般的には、間引きをして1本立てにしてから植え付けますが~
やや移植が苦手なので植え付け後うまく根付かない場合があるので
間引きをしないで、そのまま植え付けるのがポイント
<1本立ち>
6月~7月
植え付け後、本葉が3~4枚になったら、元気のない苗を1本間引く。
その後、本葉が5~6枚の頃、元気の苗を残し、1本立てにする。
<追肥と土寄せ>
植え付けから~約1か月後から、月1回の追肥と土寄せをスタート。
*特に、生育が盛んになる初夏以降は、
肥料切れを起こさないように注意します。
<支柱立て>
ローゼルは草丈1~2mにまで育ちます。
ある程度生長したら、倒れないように支柱を立てましょう。
<水やり>
水切れさせると葉が黄色くなって、下から落ちていくことがあります。
極端に乾燥させないように土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えます。
<開花>
9月~11月頃
葉の付け根に直径10cmほどの花を咲かせます。
*花色は赤みがかったピンクのものとクリーム色のものがあります。
スラッと高く伸びた茎に、オクラに似た透明感のある花を咲かせます。
花は半日で萎れてしまいますが、
その後に出来る果実は光沢がある深紅で、こちらも観賞価値があります。
<果実の収穫>
10月中旬~12月中旬頃
花が萎れて落ち、総苞やガクが閉じて果実がプックリとしてきたら収穫できます。
*完熟したものから1つ1つ収穫しましょう。
☆~ジャムを作ってみよう~☆
ハーブとして利用するのは、外側の総苞やガクの部分です。
中の種を取り除いてジャムにしたり、
乾燥させてハイビスカスティーとして楽しむのが一般的です。
<ハーブティーとして利用する場合>
花後に肥大した果実(萼)を摘んでネットなどに入れて
風通しの良い場所に吊して乾燥させます。
お茶として楽しむ場合は乾燥させたものを細かく砕いて
熱湯を注いでしばし待ちましょう。カップ1杯で果実1コが目安です。
<ローゼルの効能>
ローゼルには、ビタミンCやクエン酸、鉄分、バイオフラボノイドなど
多くの栄養成分が含まれ、新陳代謝の促進や疲労回復に効果的です。
1.ローゼルの実から萼を取り除く
2.萼を綺麗に水洗いする
3.ローゼル1:水1の割合で鍋に入れ、火にかける
沸騰して灰汁をとったら、砂糖をローゼルに対して1/2~1加える
4.中火にして煮詰めて、焦げないように素早く混ぜあわせる
5.砂糖が完全に混ざったら弱火で、
ことことペースト状になるまで煮詰める
6.粗熱をとったら、密封できる容器に入れて出来上がり。
冷蔵庫で保管する
☆~タネの採種方法~☆
種は花後にできる果実の中にあります。
来年用のために、是非。。採種してみましょう!
*ローゼンは、本来は多年草ですが、
耐寒性が低く日本では冬越しが難しいため一年草として扱われています
種が収穫できるのは花が咲いてから45~60日経過してからです。
未熟な種では発芽しないので、しっかりと熟した種を採取して下さい。
採取した果実は、十分に乾燥させてから中の種を取り出し、
封筒やビンなどに入れて涼しい場所で保管しましょう。
<その他の活用方法>
ローゼルを乾燥させたものがハイビスカスティーの原料となりますが、
ハーブティーにする以外には、
爽やかな酸味と美しい紅色を活かしてお酒に浸けてローゼル酒にしたり、
料理のソースにします。
花以外の部位としては、若葉をカレーの風味付けに利用したりもします。
また種子は煎って食用にでき、茎は繊維の原料にもなると言われています。
また、草丈が高くなるものが多く、切り花にも利用されます。
ハイビスカスはカリウムを多量に含み、むくみやお酒を飲みすぎた時におすすめ。
赤い色に含まれるビタミンCが、肌の不調、食欲がない時にも効果的。
かのクレオパトラも愛用して飲んでいたのは有名な話で?
マラソンのアベベ選手も、ハイビスカスティーを
スポーツドリンクとして飲んでいた!とも言われています?
さわやかな甘酸っぱい香りのハイビスカスティー。
普段の生活にも、ちょこっと取り入れてみたいですね☆
神にささげる花~としての、ハイビスカス。。としても、
おぼえてあげて下さいね♪
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