2018/03/12(月)10:00
サトイモの植え付け時期☆育て方
おはようございます。
プランター菜園&畑による家庭菜園を楽しんでいます♬
我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!
サトイモ
<サトイモ科>
里芋の栽培方法は、タネからではなく
ジャガイモのように~種イモから育てます。
3月中旬~4月頃には、
HCや園芸店などで、次々に販売されますが~
「O(≧▽≦)O ワーイ♪すぐ植え付けなくっちゃ!」ではなく、
サトイモの植え付け時期は、一般的に
地温が上がる~4月上旬~5月中旬です。
里芋は十分に地温が上がる4月以降に、
直接 畝やプランターに植え付けるのですが・・・
じつは・・
種イモから芽が地上にでてくるまでには~
かなりの時間を必要し、約1か月もかかってしまうんです。
Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
知ってた?
もちろん~辛抱強い人は、
植え付け時期になったら植え付けてもいいのですが。。
少し時間のある方は、ひと手間かけて~
芽だしをしてみませんか~?
あらかじめ種芋の芽を出してから、
畑やプランターに植えることで、
地上に芽が出るまでの期間を短縮させることができるんです♬
(= ̄▽ ̄=)V やったね☆
☆~芽出し方法と効果~☆
<芽出しをする効果>
1.生育を早める
発芽が早まり、植え付け後の初期の生育が早まることで
生育期間が長くなるおかげで、芋を大きく太らせるさせることができる。
2.欠株がなくなる
畑に種芋をそのまま植えると、
いくつか発芽不良が発生し、そこだけ芽がでない空間ができてしまいます。
しかし、元気よく発芽したものだけを植えることで、
欠株がなくなり、揃いも良くなり多収に繋がります。
3.時短植え付け
芽だしさせることで、サトイモの植え付け時期を
5月上旬~中旬頃に植えることができるため、
他の野菜をゆっくり栽培することができ、夏野菜の植え付け時期とも重なり
一気に作業効率が上がる。
☆~芽出し(催芽)の方法~☆
<芽出し時期>
3月中旬から4月中旬頃
*植え付けする約1か月前に種イモの芽出しをします。
*種イモの芽を上にします。
(お尻がま~るい方から芽が出ます♪)
⇒
<植え付け方法>
ポリポットやプランターなどに培養土を入れ、
種イモの芽が出る方を上にして、1個丸ごと植え付けます。
*種芋は1個、40~60gぐらいが最適です。
芽が隠れるまで土を入れ、表面を軽く手で押さえます。
植え付けたら、水をたっぷりと与え日当たりのよい場所で管理します。
その後、水は、発芽するまでは与えないようにします。
*畑で「芽だし」させる場合は、黒マルチを張ると発芽率UP♪
*水は、1度与えたら発芽するまでは与えないようにします。
<発芽>
芽出しの植え付けから約1か月後して、芽が出てきます。
本葉2~3枚、草丈5~6センチになった頃~植え付け OK!
*芽出しせず直接種イモを植え付けてもOKですが、
その際深植えしないよう注意します。
<植え付け時期の目安>
寒冷地:5月~6月上旬(6月上旬~7月上旬)
中間地:4月上旬~5月中旬(5月上旬~6月中旬)
暖地:3月下旬~4月(4月下旬~5月)
*直接の場合と芽出しした場合
<追肥・土寄せ時期>
1回目:5月頃
本葉が2~3枚の頃、土寄せ5センチ
<追肥・土寄せ時期>
2回目:6月頃
本葉が5~6枚の頃、土寄せ5センチ
<敷きワラ時期>
7月~9月頃
7月頃になるとイモが肥大し始めるので、乾燥を防ぐために
敷きワラなどを敷いて乾燥を防止します。
*水分が不足すると芋が肥大しにくくなるので。
*夏場はこまめな水の管理をして土を乾かさないようにしましょう。
<追肥・土寄せ時期>
3回目:7月頃
土寄せ5~10センチ
<追肥・土寄せ時期>
4回目:8月頃
土寄せ5~10センチ
<追肥・土寄せ時期>
5回目:9月頃
土寄せ5~10センチ
<収穫の目安>
葉が黄色くなってきたら、収穫の適期。
<収穫時期の目安>
寒冷地:10月~11月上旬
一般地:10月~11月中旬
暖地:9月下旬~11月下旬
<収穫時期>
秋が深まってきたら、初霜が降りる前にはすべてを収穫しましょう。
サトイモは、芽出し作業から収穫するまで・・
約6ヶ月と栽培期間が長く、
真夏の乾燥に弱い野菜なので~少し手間がかかりますが、
やった分だけ、返ってくる感動は倍以上ですよ☆
☆~サトイモの特性を知ろう~☆
里芋は大きく3つのタイプがあり、
親芋・子芋・孫芋のどれを食用するかで品種も色々。
・親イモ用品種:「京イモ」
主に親芋を食べる品種で子芋があまりできません。
(親いものみが大きくなり、子いもが少なくてあまり大きくならない品種。)
・親子兼用品種:「赤芽(セレベス)」「八つ頭」
親芋と子芋を両方食べることができる品種。
(親いもがよく太り、数は子いも系よりも少ないけれど子・孫いもを増やす。)
・子イモ用品種:「石川早生」「土垂」
子芋・孫芋がよくできる品種。収穫3日以内なら親芋も食べられる。
(親いもがあまり大きくならず、子・孫いもを多数増やす品種。)
*ちなみにスーパーで一般的に購入している里芋は「子イモ用品種」
*スーパーなどで市販されている「食用の里芋」も種イモとして利用可能♪
しかし生育はあまり良くない。
☆~サトイモの品種を知ろう~☆
里芋は、品種により粉質、粘質などの肉質や色、
子芋・孫芋・茎など、食べる場所が異なります。
<石川早生>:子イモ・孫イモ
「きぬかつぎ」の里芋はこれ!
里芋の中では、比較的低温度での芋の着生が旺盛。
里芋初心者向けの品種といえます。
肉質には粘りがあり、蒸した時に皮離れが良いです。
皮ごと蒸して塩を振って食べる里芋の食べ方「きぬかつぎ」は
この石川早生の子芋を使います!
<土垂>:子イモ・孫イモ
楕円型でねっとりした肉質です。
国内で最も多く出荷される品種です。
子いもがたくさんつく。
寒さや乾燥に比較的強いので栽培しやすい。
<大野芋>:子芋
福井県大野町秘蔵の伝統品種!とにかくおいしい里芋!
親芋周りに子芋の着生が多いことで「親ぜめ」の別名がある。
肉のしまりの良さは他に例が無いほどで、
福井県大野地方の特産品となっている。
<三河丸芋>:子イモ
甘くてもちもちした品種
煮物に向いた丸っこい里芋です。
ややシャキ感がある品種で、煮崩れしにくい。
<愛知早生>:子イモ
粘りとホクホク感が同居する品種
非常に収量が多い早生品種です。
肉質は粘りがありますがホクホク感もあり、
煮崩れしにくいのでおでんの具に最適。
<上庄里芋>:子イモ
福井県自慢の里芋
福井県のブランド里芋!
身が詰まって味が濃く煮崩れしにくい。
<蓮葉芋>子イモ・孫イモ
甘みと粘りが自慢の品種
孫イモの太りが特によく、えぐみ少なく食味良好。
蓮の葉のように葉が丸く水平につくため、「蓮葉芋」と呼ばれます。
<絹ひかり>:子イモ
絹のような舌触り
きめ細やかな肉質でねっとりした食感を持つ品種。
<赤芽大吉>:親イモ・子イモ
親はホクホク子はもっちり暖地向きの品種です。
芽が赤いので「赤芽大吉」と呼ばれています。
親イモは肥大性がよく、子芋も形がよい。
肉質はやわらか。ぬめりも少ない。
<セレベス>:親イモ・子イモ
しっかり目で虜になる食感
収量多く、親芋・子芋ともに大きい。
ぬめりがやや少なく肉質はしっかりめで煮崩れしにくいので、
おでんや含め煮に向いています。
<八ツ頭>:親イモ・子イモ・茎
おせちで有名なホクホクの縁起芋
子芋がほとんど分球しないため、親子もろともひとつの塊になります。
末広がりの「八」、子孫繁栄、人々の「頭」になるようにという
想いを込めておせち料理に使われます。
<ズイキ芋>:親イモ・子イモ・茎
皮は干して芋がらに
子芋はもちろん、親根部分もおいしく食べられる品種
きめの細かさとねっとり感があり、他の里芋とはまた違った味わい。
<竹の子芋(京イモ)>:親イモ
超ビッグサイズ
京芋の系統の中でも、特に大きくなる品種。
土寄せによって芋が長細く、大きく育つ。
<唐の芋(海老芋)>:親イモ・子イモ・茎
ほっこり、ふわっとした食感
親芋も子芋も茎も食べられる晩生種。
里芋の中ではほっこり、ふわっとした食感です。
揚げだしにするととてもおいしい。
<ずいき(芋茎)とは>:サトイモの葉柄のこと。
ずいきの食べ方は★コチラ★
<栽培のポイント>
サトイモは、高温多湿を好み、乾燥を苦手とするので
乾燥を防ぐため、ワラや腐葉土を敷いてこまめに水を与えましょう。
また、種イモは直接植え付けることも出来ますが、
芽出しして植え付けることで、発芽が早く揃い
作業工程も進みますよ~♬
サトイモ posted by (C)根岸農園
もちろん~
プランターだって栽培できるんですよ♬
☆~サトイモの黒マルチ栽培~☆
サトイモの栽培方法には、大きく分けて2種類?!
1.マルチをかけずに、タネイモを植え付けて
(または芽だしした種芋を植え付ける)
伸びてきた茎を2~3回に分け、追肥しながら土寄せする方法。
2.種芋の植え付け後、マルチをかけて
芽がマルチを突き上げてきたら、その部分を切って芽を外に出す方法。
<生育条件>
サトイモは乾燥と寒さに弱い作物です。
発芽の最低温度は15℃、生育適温は25~30℃で
高温、多湿、多日照を好みます。
適応する土壌PHは4.1~9.1。
土壌の乾燥に弱く、梅雨明け後に水が不足すると、
芯のあるかちかちの小さいイモになってしまうので、
乾燥時には潅水をしましょう。
<畑の準備 >
根が1mくらい伸びるので深めに耕うんしておきましょう。
サトイモは「堆肥でつくれ」といわれるように、
良質な堆肥を施用するよう心掛けてください。
<植え付け >
1.植え付け時期は3~4月、株間45cm、畝幅60cm以上。
サトイモは葉が横に広がるので、畝幅を広めにとりましょう。
鍬の幅で溝をつくり、手前に土を盛ります。
2.溝に種イモを置いていきます。株間をそろえるため、
イモは芽が出ている方をそろえて上向きに置きます。
3.イモに5cmほど覆土をし、堆肥を2握りほどイモの間に置き、
土をかけます
☆☆
植え付け後、黒マルチを被覆すると、発芽が早まり、雑草も防げます。
芽がマルチを突き上げてくるので、その部分を切って芽を外に出します。
(JAよこすか葉山|営農だより より)
ヾ(・_・;)チョット‥
本来の「黒マルチ方法」は、穴をあけず、
発芽した頃を見計らってマルチを破り育てますが、
これはその育て方を相当無視した植え付け方法で、
サトイモの”時短植え付け” として、
チャレンジしてみました☆
これなら~いつ発芽しても大丈夫ね♬
里芋の親イモを植えると 収穫量が増える!
とも言います。
もし~昨年の?サトイモの親芋があれば~
是非今年は、親芋を植えてみてくださいね☆
☆~サトイモの花を咲かせてみよう♬~☆
サトイモも本来~花を咲かせるのをご存知ですか?
背の高いサトイモの葉の奥に、ひっそりと・・・
細長い仏焔苞の薄黄色の花が顔を出し咲くようです。
<豆知識?>
希にしか咲かないという~ 珍しい花のようですが・・
じつは・・毎年幾株かは花を咲かせます。
花を咲かせるコツは、前年の親芋を植えると
花をつけることが多いようです。
*咲いている期間は数日間で、枯れると花の下がやや太くなりますが、
実が成るわけではありません
今年はいろいろな里芋栽培方法が楽しめそう~!
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