2019/08/19(月)10:00
ハクサイ種子選び☆栽培暦
おはようございます。
プランター菜園&畑による家庭菜園を楽しんでいます♬
我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!
☆~ハクサイ~☆
<アブラナ科>
秋冬野菜の代表選手、白菜!!
お鍋や漬物などには欠かせない野菜で~
晩秋から冬かけてと長く収穫時期が楽しめるのも魅力です♪
毎日~猛暑が続いていますが~
も~待ったなし!の種まき時期です。
まだまだ暑い日が続いていて・・
「もう少し涼しくなってから・・・」なんてスタートが遅れてしまうと
失敗の原因にもなるので、早めに決断しましょう!
<栽培のポイント>
•生育適温は18~10℃で、冷涼な気候を好む。
•耕土が深く、排水の良い土地が適する。
•作型にあわせて品種を選ぶことが重要である。
•12℃以下の低温にあうと花芽分化する。
それまでに結球に必要な葉数を確保しておかないと不結球となるので、
遅まきには注意する。
☆~ハクサイを知ろう~☆
ハクサイは意外と繊細で、
種まき時期や植え付け時期がずれてしまうと~うまく結球しません!
w(゜o゜*)wマジ!?
何故って?
結球するハクサイの球は、70~100枚の葉によって構成されています。
まき時が遅れてしまうと~
葉数の増加が止まる花芽分化の頃(10月中旬頃)に、
これらの葉が確保できないと、硬く締まったよい白菜にはならないんです。
しかし、かといって・・・
夏の暑い時期に種まきすると、苗が良く育たないばかりか
「軟腐病」などが発生しやすく、失敗の原因にもなっていまします。
(*特に晩夏の台風のあとは要注意!)
種まき時期にあった品種を選ぶことが~
成功への第1歩なんです。
☆~品種を知ろう~☆
初めて栽培する場合は、栽培日数の短い“早生種”が オススメ!
<45日~65日>
<タイニーシュシュ>
●播種後約45日、200gほどの結球はじめから、
播種後約65日、1.2kgほどのミニハクサイサイズまで、
いろいろなサイズで収穫できる。
●葉には毛じがなく、葉肉が厚くて肉質やわらかく、食味がよい。
浅漬け、鍋物はもちろん、サラダ、サンドイッチ、焼肉巻きなど生食も可能。
●耐暑性、耐雨性に非常にすぐれ、石灰欠乏症などの生理障害に強くつくりやすい
<55日>
<プチヒリ>
●特長あるタケノコ形ハクサイ
中国北部原産のチヒリハクサイの血を引く、タケノコ形(長円筒形)品種。
●食べきりサイズの極早生種
適期の直播栽培では播種後約55日、移植栽培では定植後約45日で収穫できる極早生種。
超密植栽培で一玉0.8~1kg程度のミニサイズで収穫可能。
●耐病性にすぐれ栽培容易
密植栽培で問題となるべと病に特に強いうえ、軟腐病などの病害にも強く、栽培が容易。
また、外葉は立性となり、密植栽培でも玉ぞろいがよい。
<60~65日>
<晴黄65 >
べと病強耐病性の早生種 。
根こぶ病、軟腐病、ウイルス病などに強く、特にべと病耐病性にすぐれる。
適期栽培では定植後60日前後で収穫できる早生種。
<65日~70日>
<紫奏子(むらさきそうし)>
一般の白菜には無い、赤い色(アントシアニン)の発現が優れた赤紫色の珍しい白菜。
生育日数は、10月収穫で約65~70日、11月収穫で70~80日程度。
球重は1.5~2kg程度のやや中玉となる。
強光線下では外葉は葉緑素が多く生成され緑色が強くなる。
球内色はしっかりと紫色が発現する。
<70日>
<秋の祭典>
•ネコブ病に強く、耐寒性に優れる
70日くらいで収穫期に達する球肥大性に優れた中早生品種。
•外葉は濃緑色、球は浅巻包頭形で尻張り、
形状よく、1球2.5~3kgくらいになります。
•べと病や軟腐病等の諸病害に強く、栽培容易で、在圃性が優れます。
•球内部の黄色は極良好です。
・ゴマ症等の生理障害が少なく、秀品率の高い品種です。
<75日>
<オレンジクイン(ペレット種子)>
●外観は一般のハクサイと変わらないが、
結球内部の色が鮮やかなオレンジ色の中早生種。
●オレンジ色のい基調が、漬物や煮物などで料理を引き立て食欲をそそります。
また、ハクサイ特有の青臭さが少なくて、甘みが強く歯切れがよいので、
サラダとしてもおいしく利用できます。
●栄養価の面では、普通のハクサイに比べて
食物繊維やビタミン、カルシウム、鉄などの栄養成分を多く含んでいます。
●秋まきの他、春まきでも可能。
<80日>
<黄ごころ80>
病気に強く栽培が簡単な品種です。
玉の肥大性がよい黄芯系の中早生種。
石灰欠乏症・ゴマ症の発生が少ない。
玉の尻張り・胴張りの良い円筒形。
球内色は鮮やかな黄色で、玉は市と色と緑色のバランスが良くきれい
☆~ハクサイ品種の選び方のコツ?~☆
ハクサイって種類が豊富で困っちゃいますよね。
(*□*)ビックリ!!
1.作りやすさ:ミニハクサイ
2.年内収穫:極早生種:早生種
3.冬越し収穫:晩生種(80日以上)
また苗から育てる場合も・・「品種」に注意して選んでみると~
「まだ収穫できないなぁ~成長が遅いのかな?」なんて悩まなくてすみますよ(笑)
☆~種まきをしてみよう(苗づくり)~☆
⇒
セルトレイなら1~2粒、ポリポットなら3~4粒のタネをまきます。
1回目の間引き:双葉の時
2回目の間引き:本葉2~3枚の時
3回目の間引き:本葉3~4枚の時
植え付け適期は、本葉5~6枚の頃。
葉はピンと張っていて
虫食いがなく病気になっていない苗を選びます。
<良い苗>
本葉が5~6枚で、病害虫被害がないガッチリした苗。
( ̄ー ̄)bグッ!!
☆~ハクサイ苗を植え付けてみよう~☆
1.黒マルチを張る
植え付けの1週間前までに、苦土石灰をまいて耕す。
植え付け当日に溝施肥で土作りを行い畝立てしてマルチを張る。
2.苗を植え付ける
⇒
(1)植え付け後の根の活着がよくなるよう、
植え穴に水を注ぎ土をあらかじめ湿らせておく。
(2)水が完全に引いたら、根を崩さないようポットから苗を取り出し植え付ける。
(3)マルチの中にも水が入り込むよう、たっぷり水やりをする。
*乾燥防止のため、もみ殻を敷きました。
3.トンネル防虫ネット
トンネル用支柱を50~60センチ間隔に立て、支柱の上から
防虫ネットを被せ、両端を束ねて結び、U字ピンなどの留め具で押える。
最後に強風でネットが飛ばされないように、トンネル用支柱をネットの上からも
1メートル間隔くらいに立て固定させます。
☆結球させるコツ☆
種まきや植え付けの時期を守ったあとは~
「病害虫予防」と追肥のタイミングが重要になります。
1.追肥時期を見逃さない。
<追肥時期>
植え付け時期から約2週間後から、2週間に1回の追肥をスタートさせますが、
外葉がしっかりと大きく広がり~中心部分の葉が立ちあがりはじめる頃!
(外葉が17枚~20枚の頃?)
「結球開始の頃の追肥」はとても重要です。
*この時期は絶対に見逃さないように、追肥を忘れずに。
2.追肥後は、株元に土寄せ
肥料と土を混ぜ合わせて、畝の肩にクワで土寄せします。
このひと手間で、ぐっとハクサイも巻きやすくなるんです☆
3.追肥が終わったら、すぐに防虫ネットをかけておく。
気温が下がってくると害虫被害は少なくなりますが・・
12月頃までは完全にいなくならないので、収穫の1週間前までかけておくのが理想。
*だだし、生長がよく外葉がネットに触れるようになったら
ネットの外から卵を産み付けられることもあるのでネットは取り外す。
今年もたくさんの白菜が収穫できますよう~に☆
さあ~お盆休みも終わって
今日からは通常生活に徐々に身体を慣らしてきましょう~。
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