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2006年02月19日
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カテゴリ:ネフローゼ闘病記
チチさんのネフローゼ闘病記。

チチの入院に伴い、しばらく休ませていただきます。
ご愛読してくださっていた方々、
ありがとうございました<(_ _)>

(;一_一)いたのだろうか?

退院したらまた、再開する予定です。
でも、その頃には誰も覚えていないであろう…(・"・;)


今日は、ちょっとまじめなお話。


2005年7月23日

以前の闘病記(5だったかな?)で、
ちょこっとNさんというおじさんのことを
紹介したことがあった。

1度目の入院の時、ずっと同じ病室にいて、
初めての入院で戸惑ったり、悩んだりしていたチチに
何かとアドバイスをくれたり、
明るい性格で、みんなを楽しませてくれたおじさん。

チチが一度目の退院したすぐ後に、
無事に退院し、約100km離れた自宅へ帰っていました。

そのNさんと再会した。

でも、あまりうれしい再会ではなかった( p_q)

Nさんは人工透析をしていて、
かつ、自分で血液を作れない病気にもなったため、
入院して薬の調節を4ヶ月以上行っていました。
詳しいことはよくわからないけど、
人工透析をした後、血液検査をして、
状態がよくないと、4時間くらい輸血もしないといけない。

にもかかわらず、
「1日、縛られるから嫌だ」
とは言いつつも、明るく過ごしていました。

ようやく薬の調節もうまくいき、
退院したのですが、
自宅の近くの病院ではきちんと診てもらえず、
症状が悪くなったために、
わざわざこっちの病院まで診てもらいに来たとのことでした。

歩くのがつらい様子で、
娘さんに車椅子を押してもらうNさんに久しぶりに会った。

赤い大きな発疹(というよりは内出血のような感じ)が、
口の周りや頭にたくさんできていた。

「また入院しちゃいました」とチチが言うと、
「無理したんだろー」と以前と変わらない口調で、
言われてしまった…

でも、以前に比べて元気はなくて、
「病院からは入院した方がいいと言われたが、
家から遠いので、家族のことを考えるとつらい」
と、話していました。

チチも、入院して一番つらかったのは、
自分のことよりも、自分のことでつらい思いをしている
家族のことだったので、
Nさんの気持ちはすごくよくわかる。
でも、体はチチが見ても明らかに悪そうだったので、
Nさんこそ、無理しないでほしいとおもった。

別れ際、Nさんがチチに手を差し出した。

うれしかった。

かなり長い間、がっしりと握手をした。
握手をしているNさんは泣いていました。

Nさんのような方の涙を見たら、
チチも涙が止まらなくなってしまった
。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。

「がんばってください。必ず良くなります。」
としか、チチには言えなかった…


2005年7月28日

退院前日。

Nさんが入院した。

病状がひどくなって、入院が長びかないうちに、
入院した方が良いという事で、
入院を決意したという。

それでもやっぱり、
「家族のことを思うとつらい」と
話していた。

23日に会った時に比べると、
表情が明るくなっていたので、
少しだけ安心した。

チチが、明日退院できることを話したら、
自分のことのように喜んでくれた。

「診察のたびに、会いに来てもいいですか?」と聞いたら、
「いつでもどうぞ」と喜んでくれた。


2005年7月24日

退院。

うれしい気持ちはもちろんだが、
一方で、また再発しないかなという不安がよぎる。

それでもやっぱり、
家族みんなで生活できること。
そんなあたりまえのことが、
とても幸せなことなんだなって思った。

今度こそは!
そう誓って、病院を後にした…



…その後のNさんとのこと…

2005年8月2日

退院後、初の診察を終えて
Nさんに会いに行った。

病状は、良くなってきたのか、
明るさが戻っていた。

Nさんは自分の方が大変なのに、
チチの病気のことを心配してくれて、
いろいろとアドバイスをしてくれた。

なんだか、どっちが見舞いに来たのかわからないではないか…


2005年8月9日

この日も、前と同じように見舞いに行ったが、
病室にはNさんはいなかった。

看護婦さんに聞いても教えてくれない。


それ以来、Nさんにお会いすることができなかった…






時は過ぎて…

2006年1月24日

実は、この日はチチの3度目の退院の日であったりする。

退院したこの日の夕方、
一本の電話があった。

電話は、Nさんの奥さんからであった。


その時はじめて、
Nさんが亡くなったことを知った。


チチが最後に会ってからまもなくして、
体調を崩されて、そのまま亡くなったという。

あんなに元気だったNさんが亡くなった事実を、
チチはなかなか受け入れられなかった…


チチが出した年賀状の返事をしないとと思いながら、
今日になってしまいましたと、
奥さんは話していました。

でも、この日だったので、チチは電話を受けることができた。
これも、Nさんがチチが退院する日にあわせて、
電話をさせたのかなと、
勝手に思った。

そして、Nさんのぶんも、
チチはがんばろうと思った。

ありがとう。Nさん。

チチは、またがんばってきますよ!




  (つづきは 退院後)


だいぶ長くなってしまった…





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最終更新日  2006年02月19日 09時37分14秒
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