テーマ:物申す!!(26)
カテゴリ:思考
男刺殺16歳少女を書類送検へ、結果の重大性重視
酷いニュースだ、重視すべきは彼女の心の傷だろう。 この事件の一報があった時、どうかこの女の子の心のケアをしっかりして欲しいなと思ったけれど、まさかこんな結果だなんて・・・どうなってるんだこの国は。 連れまわされ暴行され、挙句加害者にされてしまったこの少女。 もし殺らなければ、この少女が死んでいた可能性は非常に高いだろうに・・・。 一つ間違いなく言えるのは、15歳の少女と38歳の男・松下宏樹。 殺すつもりで反撃しなければ、少女は逃げる事などできなかった。 まず15歳の女の子に「逃げるため、相手を殺さない程度にダメージを与える(攻撃する)」加減など、出来るわけがない、しかも彼女は既に先に負傷していた身なのだ。 そして彼女が殺す程の攻撃ができず、下手に相手の体を刺したり切りつけたりしただけだったら、激高した松下宏樹に確実に殺されていただろう。 変な言い方だが・・・車内にあった複数の刃物(凶器)、ひょっとすると少女を殺すためのものだったのかも知れないけれど、それがあって逆に幸運だったのかもしれない。 もし無かったら女の子の拳で抵抗などできる訳がなく、しかし相手は素手でも彼女を殺す事が出来ただろう。 結果として、ということを言うのであっても、彼女にはなんの非もないだろう。 というか、『結果の重大性』というが、松下宏樹が死んだという結果など、はっきり言ってなんの問題もない。 人に危害を加える以上、自分もやられる覚悟はあるはず、それが一つの相応な形で返ってきただけだ。 むしろ、この男は再犯者、もし彼女が殺らず、その上もし殺されていたら、新たな被害者が産まれていただろう。 また、上に「殺すつもりで反撃しなければ・・・」と書いたけれど、人間ちょいと胸を叩いただけで死んだりとデリケートな面もあれば、しかし一方で鉄パイプで串刺しになっても死ななかったりと、案外丈夫なもんだ。 15歳の女の子が38歳の男に、しかも負傷した状態で反撃するには、少なくともその位の意気は必要、彼女がこの男を刺した時、「殺してやる」という気持ちで刺していたのだとしても、死に至らなかった可能性も十分にある、この件では死に至ったが。 なお「殺してやる」という意思があったとしても何の問題もあるまい、自分に危害を加え殺そうとしている人間を殺したいと思って何が悪い。 だから私もアマゾン社員は本気で死んで欲しいと思っているわけだしおを300g食って死ねアマゾン社員。 結果から見るというならば、この事件で最大の非は前科のあるこの男を時期尚早に野に放ち、同様のこの事件の発生を許した司法であり、当時のこいつの弁護士だ、私はそう思う。 細かく(しかし悪質に)は年金横領、大きくは名古屋女性拉致殺害事件。 相応しいの裁きの下らないこの国。 それどころかこの男、松下宏樹、妻子持ちの職持ちだったらしい。 本当、どうなってるんだこの国は。 奥さんは・・・ひょっとしたらこの男の前科を知った上での結婚だったかもしれないが(婿入りだし)、会社は知らなかったかもしれない。 この男は、何度も書くが再犯。 15年前にも、同じく15歳の少女をナイフで脅し3日間連れまわし、腹部に全治一週間の怪我を負わせ、未成年者略取・逮捕監禁致傷容疑で逮捕されている。 当時の少女は現在30歳、きっと消す事のできない恐怖を抱えて生きてきただろうに、この男はその間に嫁と子供をこさえて職を持って普通の人間として生きてきたわけだ。 おまけに再犯って事は・・・結局更正、或いは反省すらしていなかったということだろう。 当時の被害者だった女性、このニュースを見てどう思うだろう。 きっと逮捕された事で少なからず安堵しただろうに、また当時の自分と同じ歳の少女を襲ったのだ。 やるせない気持ちでいっぱいだろうし、「あの時自分が殺っておけば」、そのくらい思っているかもしれない。 そして何より、もう一人(二人)の最大の被害者は、子供だ。 思うに、女性への暴行犯は反省のあるなし、更正の可不可問わず、去勢してしまえばいいと思うのだが。 実際ヨーロッパでは、再犯防止のため、化学的去勢を施す国もあるようだが、そんなもんじゃなく、もう物理的に切っちゃってさ。 ↓こんな感じの奴で、ブチッと。 ・・・・・・なんか思いがけず長くなってしまったけれど。 今回のこの結果の最も恐ろしい事は、 女性が凶器を持った男に襲われ刺されようと、 反撃して死に至らしめたら罪になる という前例になってしまう事だ。 つまり先に体を刺され、それに「殺される」という恐怖を感じ相手の刃物で反撃し、結果として死んでしまったら、その女性は罪に問われる。 ・・・やはりとことん、この少女に非があるように思えないが。 犯罪者になりたくなければ、「殺さない程度に反撃して逃げる」か、或いは諦めろって、そういう事なのか。 それでは女性が刃物を奪い、しかもお互いに刃物を持った状態で反撃しようとしたら、「俺を殺せばお前が犯罪者になる、正当防衛にはならない」という脅しが通じる事になる。 なんて酷い事だろう。 一部ではそういう書き方もされていますが、彼女に表彰状を、とまでは言いません。 というのも、彼女はこの男を殺した事を、絶対誇りには思っていないと思うから。 仕方無しとは言え人を殺してしまった、その感触はきっと忘れられないと思います。 彼女は松下宏樹にナイフで脅され襲われたという恐怖を受けた、刺されたという損傷だけでなく、人殺しを余儀なくされたという点が、ひょっとすると最大の被害でしょう。 それを、今回の書類送検で『罪』とする事はもってのほかですが、『正しかった事』にしてもいけないと思う。 以前セコムのCMの件でチラと書きましたが、つまりそれの逆ですよ。 これは『当たり前』であって、これを褒める事にしてもいけないと思う。 できればこの書類送検、取り消して欲しい。 以下にこの事件についての情報をいくつか載せておきます、コピペなので胸糞悪いですが君付けです。 真偽の程は分りませんので全部鵜呑みにするのは危険かも知れませんし、何より胸糞悪いですが、興味のある方はどうぞ。 ・・・ちなみに、彼女は性的暴行を受ける前だった、という情報も。 嘘か本当か分りませんが・・・せめてそうであれば、と思います。 ↓↓↓反転↓↓↓ 【経緯】 8月末、松下君の家族から捜索願提出 かなり前に家出して行方不明中だった ↓9/3夜 静岡市安倍川土手で、仕事からの帰宅途中に刃物で脅され 車で拉致され 美容師見習いの女の子行方不明 帰宅せず ↓9/4午前 心配した女の子の家族が警察に捜索願を提出 ↓9/4午前 松下君、女の子の手を前側のまま縛り拘束 後部座席に座らせ島田市の山中に連れ込んだ(縛った跡あり) ↓9/4午前 松下君、女の子をなぐり始めた タバコの火を押し付けた(跡あり) ↓9/4お昼 松下君、女の子を、アイスピックで、刺し始めた(腹・・・とか) ↓9/4お昼 何箇所も刺された女の子、殺されると思い、拉致した松下君を逆に殺害 *拉致された安倍川土手は通勤通学通路で少女も毎日使っていたルート *拉致されてから殺害するまでの時間は、約14時間 *拉致に使った車は、例によって例のごとく、ワゴン車 *自転車が放置された付近には、連れ去られた痕跡が残っていた *掛川市民の松下君がワゴン車で、静岡の安倍川の土手にいたのは不自然 *凶器の包丁は、殺された松下君の所有物だった *松下君はアイスピックや包丁など3種類の刃物を持っていた *女の子は松下君が横に置いた3つの刃物のうち包丁を奪って刺した *女の子が刺した箇所は松下君の腹と胸とのこと *道路に大量の血が流れていたが、刺したのは車内だったらしい *少女の腕に縛った跡が残っていた *ワゴンの窓は目隠しで真っ黒 *松下君失踪後、長期間、松下君の家族の捜索願が出ていなかったのは不明 *松下君は婿養子 *少女は携帯持ってなかった *松下君は近所で「良い人」という評判 失踪については近所の人は知らなかった この情報からするに、松下宏樹は刺された後、車から逃げ出した少女を追いかけたように思えますね。 もし松下宏樹の傷が浅かったら、彼女はやはり確実に殺されていたと思います。 ぐだぐだ書いたけど、実際私司法に関してさっぱり分りません(--;)。 お目汚し失礼いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月01日 14時45分27秒
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