2016/03/06(日)01:48
家族葬は家族想。。。【家族葬セミナー】に行って来ました(~~)/ 箱入り主婦は《家族葬》を希望してます。私がエンディングノートに書いておきたいことは・・・~~;
このところ、うちのおっさんと自分たちの人生の終わりのための話をよくするようになった
箱入り主婦nekoです。こんばんは(~~)/
そんな折、家に配布されてくる無料の情報誌【リビング】に《家族葬》セミナーが載っていたので
予約をして、うちのおっさんと一緒に行って来ました(~~)/
はーい、とっても勉強になりました!
《家族葬》って言うと、一般葬に比べて安いって言うイメージがあるけど
いちがいにもそうとは言えないんですね!
費用を安くするために、家族葬を行うという考え方は間違いなんだそうです。
ふつうのお葬式【一般葬】の方が、後で収支決算してみれば、
金額は【一般葬】の方が【家族葬】よりも負担が少なかったってこともあるんですねー。
どういうことかって言うと・・・
【家族葬】でも、基本的には通常の葬儀で使われるものと同様の祭壇・棺等が使われるし
お通夜や葬儀・告別式・火葬といった一連のセレモニーは通常どおりに行われるので
「葬儀本体(葬儀一式)費用」は一般葬とそんなに大きくは変わらないんだそう。。。
で、このパンフや広告に載っているのは「葬儀本体(葬儀一式)費用」で
それとは別に「寺院費用」と「接待飲食費費用」がかかるんですね。
「寺院費用」って言うのは、僧侶に渡すお布施や戒名料や、
他にもお車代や御膳料など、寺院に支払う費用のことで、
これは葬儀社の見積りのなかには入っていないし、自分で別途支払わないといけないもの。
地方や宗派によって金額は変わるんだと思うけど、この「寺院費用」が結構かかります~~;タカイ!
じゃあ、【家族葬】と【一般葬】の何が違うかと言うと「接待飲食費費用」の違いなんですね。
一応、葬儀社の方にお願いして用意して貰ったりして、葬儀費用と一緒にお支払いするんですが
【家族葬】だとこの「接待飲食費費用」が
職場、近所、遠い親戚の方々には参列をご遠慮して頂いてるので、
身近な方々だけの少人数だから飲食代とか返礼品なども少なくて済むんで
その金額が抑えられてお安くなるような気がするんですよ。
だから【家族葬】の方が【一般葬】より、安いってイメージが強いんだけど・・・
でももし、費用を安くするために、【家族葬】を選ぶって言うのだったら
ちょこっとまって!
【家族葬】の場合は、
職場、近所、遠い親戚の方々にはお香典・弔慰金もご辞退させて頂くことが多いので、
【一般葬】と違って、
頂いたお香典・弔慰金で葬儀費用や寺院費用、接待飲食費費用をまかなう事ができないため、
かえって【家族葬】の方が【一般葬】より費用負担が増える場合だってあるみたいなんですね。
なるほどです、そうズバリと言われるとそうですよね~~
で、箱入り主婦nekoもちょこっと振り返ってみますと・・・
急死した母の葬儀の時は訳の分からないままに【一般葬】にして
あれこれ決めないといけないことに追われ、香典返しを決めたり、
親戚や知人、ご近所の方々に連絡を入れたり、タチハ(会葬御礼品)を決めたり
通夜振る舞い用のお食事の準備やお泊り用の追加布団のレンタルに、
意気消沈した喪主の父の代わりに親戚や弔問客の接待や式の段取りに
火葬場までの移動にお骨上げまでの待ち時間の接待にその後の精進落としにetc・・・
そんなこんなの対応に追われて、
うちのおっさんとも打ち合わせなどがかみ合わず少々険悪なムードになりながら
母とゆっくりお別れする間もなく、形式通りに訳わからないうちに終わったような・・・。
うちのおっさんはいまだに言ってます。。。
『義母さんの葬儀で、わしは鬱病になりかけた。』って~~;
まっ、そんだけ疲労困憊しちゃった訳であります。
その後1年ほどして亡くなったおばあちゃんの葬儀は
母の葬儀の時のことがトラウマになってしまってるうちのおっさんが
『もういいじゃろ、わしら孫たちだけで。。。』
まぁ、おばあちゃんも99才と言う高齢だったから、その兄弟姉妹もみなさんかなりな高齢なことを配慮して
葬儀のためにわざわざ遠方から来ていただくのも申し訳ないし
働き盛りのそれぞれのひ孫たちもそうそうすぐには休みは取りづらそうだしで
そんなこんなを考えて
【残された家族の父と孫の私たちだけで送ってあげたい】旨を親戚やご近所の方々に伝えて
今で言う【家族葬】での葬儀をお願いして行いました。
でも、家族葬って言っても内容は、
ほぼ母の時の一般葬と同じでした。お通夜も葬儀も。
違ってたのは、親戚、弔問客や参列者の方がほんとにごくごく親しい人だけの超少人数であるということ~~
だから、余計な気を使うこともなく、段取りにアタフタすることもなく、
お通夜は、久々に集まった私たち箱入り主婦neko姉妹夫婦や父、
そしてほんとにお世話になった親しい親戚のおばちゃんたちと
亡くなったおばあちゃんの思い出話やら、それぞれの自分たちの近況やら
そして、父の今後の生活の話やら、いろんな話をたっぷりすることができました。
葬儀も、
気を使う人もそんなにいないし、葬儀の形式やマナーにとらわれる必要もないので
ゆっくりとみんなでおばあちゃんを見送ってあげることができました。
費用的な面で言えば・・・
今日セミナーで教えて頂いたように、
身近な方々だけの少人数だから飲食代とか返礼品なども少なくて済んだから
その金額が抑えられて母の時より安くすんだように思ってたけど、
今日のセミナーが終わって
家に帰って、改めて母の時とおばあちゃんの時のとの請求書を見比べてみたら・・・
「葬儀本体(葬儀一式)」の費用はそんなに変わりはなかったです~~;
「寺院費用」も変わりはないし・・・
確かに「接待飲食費」は少額ですんだので、請求書の金額自体は【一般葬】の母の方が多いけど
お支払した金額の方は、【家族葬】のおばあちゃんの場合は
お香典や弔慰金をすべてご遠慮させて頂きましたので
終わってみれば、結局どちらも同じくらいお支払いしておりましたです~~;
家族葬だから安いと思ってても、意外と費用はかかるもんなんですね。
終活読本ソナエ(vol.10(2015年秋号))
で、今回のセミナーでは、《賢い葬儀の節約術》も教えて頂きました~~
まずは、葬儀本体費用の見積りの中に、何が含まれて何が含まれていないかをチェックすることが大切。
オプションで追加されるものも多いですから~~;
特に含まれているものでも、ちょこっとずつ上のランクのを選んでいくと
ちりも積もれば山となるで、結構な追加金額になったりしますしっ(~~;)/
基本的に、オプションはなくてもお葬式はできるので、見栄を張らないこと!
何が必要で何が必要でないか見極める目を持つことがいいお葬式をするための秘訣なんだそうです。
で、セミナーの方がおっしゃるには、
セレモニーホールとかで家族葬を費用を掛けずに行うには、
形式にとらわれず、余計なものは省いて故人らしい葬儀にして貰うことなんだそうです。
【家族葬】は義理で参列した方じゃなく、親しい人だけなので、
お高い祭壇やオプションとか選ばなくても、
着物が好きだった方なら着物を両脇に広げて飾ったり
写真好きの方なら、個展っぽい雰囲気にしてみたり、ゴルフ好きな方ならグリーンを模したり
花が好きだった方には花祭壇とかetc・・・
お金をかけなくても故人らしい雰囲気のお葬式のスタイルを作る
葬儀の形式もある程度自由に希望を聞いてくれるところを選ぶといいんだそうです。
それと、【家族葬】をするためには、遠いご親戚やご近所の方、友人知人など周りの方々の
理解をしっかり得ることが重要なんですって。
後日、亡くなったことを知った方からの弔問の対応に追われたり、香典返しを用意したり
不義理をしたと言うことで思わぬトラブルになったりとかしないためにも
気配りが大切なんだそうですよ。
なので・・・
【家族葬】を希望しても【家族葬】に向いていない方もいらっしゃるそうで
たとえば、
故人が若かったり交友関係が広かったりする場合、弔問者が多数になることがあるし、
学生の場合、クラスメートなどが出席することが想定されるため、家族葬には向かないそうです。
喪主がどこかの会社の社長や役員であった場合も、仕事上の付き合いもあり、
立場上多くの弔問客が見込まれる場合も家族葬には向かないそうです。
友人や知り合いの幅が広く、また地方によってご近所づきあいもしっかりされてて
葬儀に数多くの参列者が訪れることが予想される場合も家族葬は向かないそうです。
と言うような内容の【家族葬】のセミナーを受けてまいりました(~~)/
とっても、勉強になりました。
人が死ぬ確率は100パーセント、いつかやって来るその時の為に今から考えておくのもいいのかもです。
箱入り主婦nekoは・・・
遺族が故人とお別れをするための“遺族のためのもの”《家族葬》を希望してます。
見送ってくれるのは、うちのおっさんとか子供たちだけで十分です~~
祭壇も一番お安いのでいいし、出来れば作ったけど着てない着物を飾ってくれたらいいな。
遺影は、今から撮ってるお気に入りにして貰って、葬儀はあっさりと済ませてほしいです。
お墓はいらないから、できれば樹木葬で。
ただし!
オプションで費用は掛かるけど、
病院でエンゼルケアをしてても、そして簡略的な清拭湯灌ではなくて
故人の現世での苦しみを洗い流すととともに遺族が故人の死を受け入れるための儀式
湯灌師さんによる【湯灌の儀】だけは忘れずに追加してくださいね。
母の時、初めて知った【湯灌の儀】なんですけど・・・
葬儀以上に厳かな母とのお別れの儀式に感動したんです。
2011.03.28
母の急死で思うこと・・・。
(かあさんの時に書いた日記)
2012.06.21
【湯灌の儀】納棺師さん、ありがとう。そんな気持ちでいっぱいな箱入り主婦なのです。
(おばあちゃんの時に書いた日記)
なので・・・
最期は、きれいな私でみなさんとお別れがしたいなと思ってるのでお願いします。
と、頂いたエンディングノートに書いておこうと思ってる箱入り主婦nekoなのでした(~~)/
今日は、なんか長い日記だったな(笑)
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