猫茶笑日記

[好] カテゴリの記事

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• 「さようなら」の語源

  本当は別れたくないのだけれど、そのような理由があるのならば仕方がありません。名残惜しいのですがここでお別れいたしましょう。の、「そのような理由があるのなら」が「さようなら」の語源だそうです。この日記にも数回登場している、私が好きな手を持つ男性から聞きました。「「さようなら」って寂しさだけが響く言葉だよね。」と言った私に、彼は「さようなら」の語源を教えてくれたのです。「だから、「さようなら」は「またいつか、どこかで会いたいですね」って希望が込められた言葉なんだよ。」と。明日は３月３１日。職場を去る方々、見送る私たち。またいつか、どこかで。。。

  2005.03.30

• 春雷（晴れ晴れとした寂しさ）

  さきほど、私の住む川崎では雷が鳴っていた。「春雷だなぁ・・・」ふと気付けば、来週はもう４月に突入するのだ。職場では、「今月末で退職（定年）になります。出勤は今日が最後になりますのでご挨拶に周っています。お世話になりました。」と退職される方の挨拶周りが始まっていた。卒業は専門学校が最後で、すでにそれから十数年が経過した。自分が見送られる立場だった、そのときの「晴れ晴れとした寂しさ」を次に味わうのはいつだろう？自分が定年退職するときにも、学生を卒業したときと同じような気持ちを味わえるのだろうか。それとももっと別の感情なんだろうか？

  2005.03.24

• すれちがう

  気持ちがすれ違う。とても些細なことだったのだけど。。。私は短気なほうである。もちろん仕事では支障があるので、そうならないように気をつけているから、仕事上だけでしかつきあいの無い人には「おだやかな人」と思われている。が、プライベートではあまり気をつけていない。パートナーや友人たちはそんな私に慣れているので、私がイライラしているときはちょっとの時間放っておいてくれる。（放っておいてくれれば治るから）しかし、つきあいは長いのに私の短気に慣れない人が居る。今回は、その日彼が購入したおもちゃ（小さい電子ピアノ）を弾かれたことで爆発。普段から「電子音」が嫌いなので家の電話線も抜いているし、携帯電話もサイレント（バイブの振動音もきらい）にしている。電車のなかで携帯の電源を切らないような人やヘッドフォンから音漏れするような人が居れば、すぐに耳栓をする。それほど電子音が嫌いなのに、彼は電子ピアノをでっかい音で弾き始めたのだ。「怒っちゃいけない」そう言い聞かせながら、ヘッドフォンを渡し、「これ付けて、音が漏れないように弾いて」と言ったら、「付けるところがない」と言う。で、また弾き続けたのだ。怒り爆発。だからと言って、怒鳴りつけたりするわけではない。耳栓をしただけだ。なのに、翌日に彼からメールで、「相変わらず怒りっぽいな。もっといい加減で良いと思う。人間は生きて死ぬだけの生き物なのだから。」と言われた。。。嫌いなもんは嫌いなだけじゃっ！！凸（－－〆私だって、彼の家に行ったときには彼が嫌いそうなことはしないようにしてる。何かするときにも、「○○して良い？」と聞いてからしている。何も私と同じ常識を持て、と言っているわけではない。常識なんて十人居れば十通りあるんだから。でも、少しは「思いやり」って持ってくれても良いんじゃないの？！と、言いたいが、言ってどうなるわけでもないので何も言わない。彼はそう思ったんだな、と思うだけで終わりにする。すれちがうときは仕方ない。

  2005.03.20

• ゼロ

  インドから生まれたゼロの概念。インド生まれだとは最近知った。私が数学を好きになったのは、何も無い＝ゼロではなく、何も無い＝ゼロと仮定する本来、「何も無い」ならそれを表記する方法は無いわけで、たとえば「点」も目に見える形になった時点で面積を持つ長方形なり正方形なり丸なりになる。「１」と「－１」の間に「０」があると仮定しているだけである。そんなよーなことを、その当時の家庭教師から聞きかじった。「なんて素敵な世界！！」そう思った。なぜなら、「仮定したうえで成り立つ数式」が、人類を宇宙に旅立たせることができるから。不思議、不思議、不思議・・・・。数学ってファンタジーだと思う。もう１つ、数学を好きな理由があるのだけど、それは、「うさぎは亀に追いつけない」である。時間の概念を無くすと、うさぎはいつまで経っても亀に追いつけないという話。何かを好きになるきっかけって、とても単純。

  2005.03.08

• 誰かが誰かを想っている

  たとえその想いは伝わらなくても、ただ静かに想っている。私の周囲にはそんな愛し方をする人が居る。女性も男性も。決してストーカー的なものではなく、地球が周り今日も太陽がのぼることに幸せを感じるのと同じように、彼らは想う相手が存在しているだけで幸せを感じている。そんな静かな想い。あなたの想う相手があなたに気がついて、寄り添ってきてくれれば良いのに・・・。と私は願う。しかし、彼らはそんなことは願わない。大きな愛し方だなぁと思う。誰かが誰かを想うことは、いつか世界を包むベールになり、暖かい力となって人を良い道へ動かしていくような気がしている。見返りを求める愛では無理だね。(^^;

  2005.02.23

• 忘れたくない人

  恋人でもなく、友達でもなく、何と言うか・・・そういうわかりやすい形では当てはまらない人が居る。今もその彼とはたまに会う。いっしょに旅行にも行く。バイクに乗るようになったのも彼の影響だし、今のままの自分で満足しないためにいろいろな資格を取ってみようと勉強を始めたのも彼の影響だ。本も彼と知り合う前よりは読むようになった。彼と話したり、彼の行動を見ていることで私のなかで何かが変わる。良い方向へ進んでいるような気がしている。できる限り彼の傍に居たいと願っている。でもいずれは離れるときが来るのだろう。永遠は無いのだから。いつか彼に伝えられるだろうか。それとも伝えなくても私の想いは昇華するのだろうか。好き、よりももっと大事な・・・言葉を超える沈黙で。

  2005.02.02

• 結婚のかたち

  私にはパートナーがいる。入籍しているわけではないが、教会で神父の前でずっといっしょにいることを誓った。う～ん・・・。どうも「入籍」っていう制度がしっくりこなかったからそういうかたちを取ったんだけど、私の周囲はあまり疑問も抱かず「入籍」というかたちを取る人が多い。さらに言えば、私はパートナーといっしょに住んではいない。週末はいっしょに過ごすことが多いが、お互い仕事があるときは、お互いの通勤に便利なほうを使っている。「そんなの結婚してるって言わないよ」と言われてしまうのも当たり前かもしれない。でも、このかたちは私たちにとって居心地良いものなのだ。十人十色、お互いが幸せならそれで良いのじゃないかしら。

  2005.01.13

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