2006/04/24(月)10:59
脱走は、突然に
紋次も元気になり、ショーちゃんのお迎えも無事に済み、今日こそ早めに寝ようと思ってました。
ぐわっ、予想もしなかった脱走劇が…
玄関と廊下の間には、中扉が有るのですが、実はこれをドスコイが開けられるんです…。
←脱走ほう助犯
ドアノブじゃなくて、レバーなのですが、開けられるのは此奴だけ。
なので、玄関を開ける時は気を付けて入るという、あんまり中扉を付ける前と変わらない状態に。
で、夜食を運んできたときも、中扉は開けられ、パンダ数匹が玄関へのコンクリに降りてました。
足で中へ追い払おうとした、正にその時。
廊下の奥の台所で大音がして、ビックリした猫はパニックに。
殆どは慌てて廊下へ戻ったのですが、一番ドアに近かった七が、蹴り上げようとした足(非常時なので)をすり抜け、駆け足で外へ。
「七ッ、ななーっ」の絶叫も完全無視して、一直線。
慌てて夜食を置いて追いかけて、見つけはしましたが、外に出ると人の区別が出来ない猫。
かえって遠くへスタスタと。
興奮してるだろうから、仕方ないと、とりあえず夜食を先に配る事に。
もちろん、ドスコイは飯抜き!!
その後は姿が見えず、寝る前に裏の塀の上で見つけましたが、懐中電灯の光を嫌がってまた逃げる(泣)
鈴音もしないから、こう暗くちゃ探しようが無いし。
ありがたいことに、ショーちゃんは食べたら疲れたとばかりに寝に行ったし。
勝負を明け方にして、寝る。
開けて日曜の5時。
一回りしたが見つからない。
困ったな~と、玄関に入ろうとしたら、「あお~」の声。
「七?」と呼ぶと「あお~」とは鳴くが、姿が見えない~
それもそのハズ。隣の家の木に登ってました
葉が多すぎて、顔だけやっと見える状態。
しかも登った高さが、屋根の高さ。
宥めたり、カリカリ袋を振ったりしましたが、降りてくる気配なし。
覚悟を決めて、梯子を持ち出し、いざ救出を。
しかし、高いところは好きだが、今にも折れそうな枝に梯子を引っかけて、屋根の高さと云うのはやっぱり怖い
そろそろと登り、ようやくなんとか手を出せそうな処まで行く。
すると七、ジリジリと降り始めやがりました!!(怒)
直ぐに降りて、隣の家に入り込み、一番低い枝まで移動してた七の後ろ足をひっつかみました!
逃げようとするのを、この時ばかりは意地でも離さず、何とか空いてた右手で頭を押さえようと奮闘。
やっとこさ頭を掴み、足を掴んでた左手を離して両手で引きずり降ろす。
がっちり抱え込みましたが、暴れようとするので、口で首を噛んで連行。
無事、家の中へ。
玄関に入れてから、怪我のチェック。
うん、何も無し。
そのまま廊下へ出してあげました。
あーもー、梯子出すのに砂だらけになるわ、木で引っ掻くわ、眠いわ、散々でした事よ。
それでも手伝わずに、グーグー寝ていた兄の憎たらしさ(怒)
パンダは「起きてるんなら、飯よこせ~」と合唱してうるさいし。
ふんとにもー、マジでレバーを上に上げるヤツか、ドアノブに替えちゃわなきゃ。
写真は懲りずに外を見てる七。えーかげんにしとけよ~?!