2017/04/14(金)14:22
カルガモ保護顛末 ~どんな保護も最後は自己責任に
先に、あんのお見合いの帰りにてゲットの拾い物のお話。
(最近すぐ忘れちゃうので~苦笑)
固まってたあんに頑張れ頑張れ云いながら、二車線道路を走ってたらば、
前方路肩に塊が見え。
近づくうちに、ありゃ鳥だわー、ぶつかって昇天しちゃったかなー、
埋めてやれんが成仏しろよ~、と通り過ぎようとしたらば。
少し羽ばたき顔上げおった!
げっ、生きてた!轢かれるじゃん!
とは思いつつも、後続車いるから止まれず。
あー、どーしよう、戻って捕まえるか?
飛べない子だったら大変だしなぁ、と逡巡しながら運転続け…。
助手席の空のキャリーが目に入り、ああもう、しゃあない!
と、ぐるっとターン。
戻る間に轢かれてたら、そこはもう、仕方ないと思って。
このへんだったっけ?とゆっくり走ってたら、
路肩から車線の方へとはみ出してきてる鳥を見つけ。
ハザード出して、スピード落としながら、鳥の後ろに停車。
キャリーの中に敷いてた毛布取り出して広げ、
車線側から路肩の方へ向けながら、覆って捕獲!
(鳥でも猫でも、素手で捕獲は危険ですー)
つつかれるかと思いましたが、案外大人しく。
毛布で包んだままキャリーへ入れ、ひとまず自宅方面へ移動。
自宅から近いコンビニで止まり、いきつけの動物病院へ電話しましたが…。
え゛、今は指定病院じゃないと野鳥は診れない、ですとー?!!Σ( ̄□ ̄ ;
とりあえず、市内の指定病院の電話番号を教わりましたん。
※(県の獣医師会の動物病院一覧に、「傷病野生鳥獣指定獣医師」と付いてるのが指定病院。
ただし千葉県のはデータが古いっ!指定外れた病院にもまだ付いてる~!)
その前にガラケーでちょい調べてみると…。
野生鳥獣保護窓口 (http://www.vets.ne.jp/wild/pc/)で県別に調べるらしい。
千葉県はと云うと…「千葉県環境生活部自然保護課」が担当で、
『傷病野生鳥獣救護ボランティア』
(http://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/cyoujyukyuugoboranntia.html)さんなるものが居るとな??
それでも要約は…
◎野生動物・野鳥は、役所に届出の上、保護した方が指定病院にて治療をし、
元気になるまで世話をした後、自然へ返してください。
自然界へ戻せない状態のときは、死ぬまできちんと世話をみてください。
※届出の際には、保護ボランティアとして登録となります。
つまりは保護した人の全くの自己責任、って事ですか?
…これじゃ、猫の保護と変わらんやんけ!
前にカラスのポーを保護した時は、カラスは害鳥だから保護した人の責任で、
野鳥だったら病院か保護センターで世話してくれる、と聞いていたのだが~。
千葉県の届出の番号に一応かけてみたが、役所だけに日曜は出ない~!
次に一番近い指定病院にかけてみたが、日曜午後は休診の上、
診る資格のある院長は、明日の夕方からなら居ると思いますが、
聞いてみないと診察するかは分からない、と。
次にかけたところも、日曜午後は休診ですが、明日ならいつ来ても大丈夫だと。
そして治療はするけど預かれませんから、と云われ…。
おおぅ、どうやっても猫の巣窟へ連行ですよ、鴨さんよー。(鴨だべな?笑)
ってな訳で自宅へ連れ帰り、猫が唯一入らない離れのお風呂場へ。
出してみたら、ばっさばっさと羽ばたくも、立てない様子。
どうも左足の水かき部分が、きちんと開かないから立てないようで。
ガラケーで調べるのは限界あるんで、
まずはバリケンにシーツと新聞紙切り裂いて敷き、
鳥だけに暗くしたら静かになるかと、覆いをして。
鳥ならパンなのか?、と少しだけ置いてみた。
…が、猫の世話後にパソコンで調べたら、水鳥にパンはアカンのだそうだ!
猫に牛乳がダメなのと同じく、イメージだけであげると下痢するらしい…(T△T)
参照:『ケガをした鳥をみつけたら』(日本野鳥の会) http://www.birdfan.net/about/faq/kega.html
食べてなかったけど取り上げて、鴨の餌(アヒルの餌ですが、参考になります)は
葉物が良いらしいので、レタスを置いてみたー。
食べなかったけど…(>_