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テーマ:☆動物愛護☆(3963)
カテゴリ:動物愛護
先に、あんのお見合いの帰りにてゲットの拾い物のお話。 (最近すぐ忘れちゃうので~苦笑) 固まってたあんに頑張れ頑張れ云いながら、二車線道路を走ってたらば、 前方路肩に塊が見え。 近づくうちに、ありゃ鳥だわー、ぶつかって昇天しちゃったかなー、 埋めてやれんが成仏しろよ~、と通り過ぎようとしたらば。 少し羽ばたき顔上げおった! げっ、生きてた!轢かれるじゃん! とは思いつつも、後続車いるから止まれず。 あー、どーしよう、戻って捕まえるか? 飛べない子だったら大変だしなぁ、と逡巡しながら運転続け…。 助手席の空のキャリーが目に入り、ああもう、しゃあない! と、ぐるっとターン。 戻る間に轢かれてたら、そこはもう、仕方ないと思って。 このへんだったっけ?とゆっくり走ってたら、 路肩から車線の方へとはみ出してきてる鳥を見つけ。 ハザード出して、スピード落としながら、鳥の後ろに停車。 キャリーの中に敷いてた毛布取り出して広げ、 車線側から路肩の方へ向けながら、覆って捕獲! (鳥でも猫でも、素手で捕獲は危険ですー) つつかれるかと思いましたが、案外大人しく。 毛布で包んだままキャリーへ入れ、ひとまず自宅方面へ移動。 自宅から近いコンビニで止まり、いきつけの動物病院へ電話しましたが…。 え゛、今は指定病院じゃないと野鳥は診れない、ですとー?!!Σ( ̄□ ̄ ; とりあえず、市内の指定病院の電話番号を教わりましたん。 ※(県の獣医師会の動物病院一覧に、「傷病野生鳥獣指定獣医師」と付いてるのが指定病院。 ただし千葉県のはデータが古いっ!指定外れた病院にもまだ付いてる~!) その前にガラケーでちょい調べてみると…。 野生鳥獣保護窓口 (http://www.vets.ne.jp/wild/pc/)で県別に調べるらしい。 千葉県はと云うと…「千葉県環境生活部自然保護課」が担当で、 『傷病野生鳥獣救護ボランティア』 (http://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/cyoujyukyuugoboranntia.html)さんなるものが居るとな?? それでも要約は… ◎野生動物・野鳥は、役所に届出の上、保護した方が指定病院にて治療をし、 元気になるまで世話をした後、自然へ返してください。 自然界へ戻せない状態のときは、死ぬまできちんと世話をみてください。 ※届出の際には、保護ボランティアとして登録となります。 つまりは保護した人の全くの自己責任、って事ですか? …これじゃ、猫の保護と変わらんやんけ! 前にカラスのポーを保護した時は、カラスは害鳥だから保護した人の責任で、 野鳥だったら病院か保護センターで世話してくれる、と聞いていたのだが~。 千葉県の届出の番号に一応かけてみたが、役所だけに日曜は出ない~! 次に一番近い指定病院にかけてみたが、日曜午後は休診の上、 診る資格のある院長は、明日の夕方からなら居ると思いますが、 聞いてみないと診察するかは分からない、と。 次にかけたところも、日曜午後は休診ですが、明日ならいつ来ても大丈夫だと。 そして治療はするけど預かれませんから、と云われ…。 おおぅ、どうやっても猫の巣窟へ連行ですよ、鴨さんよー。(鴨だべな?笑) ってな訳で自宅へ連れ帰り、猫が唯一入らない離れのお風呂場へ。 出してみたら、ばっさばっさと羽ばたくも、立てない様子。 どうも左足の水かき部分が、きちんと開かないから立てないようで。 ガラケーで調べるのは限界あるんで、 まずはバリケンにシーツと新聞紙切り裂いて敷き、 鳥だけに暗くしたら静かになるかと、覆いをして。 鳥ならパンなのか?、と少しだけ置いてみた。 …が、猫の世話後にパソコンで調べたら、水鳥にパンはアカンのだそうだ! 猫に牛乳がダメなのと同じく、イメージだけであげると下痢するらしい…(T△T) 参照:『ケガをした鳥をみつけたら』(日本野鳥の会) http://www.birdfan.net/about/faq/kega.html 食べてなかったけど取り上げて、鴨の餌(アヒルの餌ですが、参考になります)は 葉物が良いらしいので、レタスを置いてみたー。 食べなかったけど…(>_<) そして鳥の種類は、カルガモらしいと分かり。 でも保護したときの手順とかは、ガラケーで見たのとあまり変わらず。 カルガモについての詳しい保護の仕方とかは、やはり出てこない。 それでも、登録した保護ボランティアさんが、預かりを引き受ける事もあり、とある。 …カルガモじゃ大きいから、保護センターや動物園とかじゃないと難しそうだけどな…。 夜の間、レタスは食べてなかったカルガモ。 糞はどうかと、出して調べようとしたら、 抱き上げられてビックリしたらしく、ダーッとお漏らしされました。 ああうん、出ないよりは良いやね…。 しっかりズボンの上だけどね…(T▽T) 翌日の月曜、いつ病院に連れて行くかと思いつつ、 とにかく役所の方へ聞いてみようと、そちらに電話。 したらば、調べたのとほぼ同じ答えが。 駄菓子菓子、鳥インフルエンザのせいで、診てくれる病院は少ないと云われ! 同じ理由で、保護センターや動物園系も受け入れないだろうと! うう、治療には連れて行けるが、きのぴた鳥介護のスキルはないので、 強制給餌で怪我させそうなんですが~。(なんせ基本破壊魔) 何より、いくら隔離してても、猫の気配も感じてるのか、 覗き見るだけで過呼吸になるんだよなぁ…(T_T) 立てないのに水辺に放しても鴉の餌食になるだろうし、 ただ衰弱させるなら、まだ安楽死させた方がちょっとだけマシ、 …になってしまうのだが~。 すると職員の方が、一応保護ボランティアさん達に当たってみてくれると! もっとも、水鳥だし、やはり鳥インフル警戒して預かり先は見つからないかも、 とは云われましたが。 いや、とりあえず当たってくださるだけでも有難いです!m(_ _)m なのでこちらも、まずは怪我の状態を把握し治療すべく、指定病院に向かわねば! ご飯食べないからどんどん弱るだろうし。 って事で、急遽午前中休みを取り、同じ市のでも対角線反対方向まで走り。 その際は、鳥はダンボールに入れた方が良いと書いてあったので、 入れ替えて移動。 怖いのか、時々ばさばさし、でも覗くと過呼吸になるんで、 頑張れ頑張れとだけ声かけて。 迷いつつ、なんとか病院に到着し、診て貰いましたらカルガモで間違いないと。 そしてやっぱり、左足の水かきが開かないのがアカンそう。 でも骨折ではなく、打撲か捻挫だから、水に浮かべてやって足の負担をなくして、 動くようになるのを待つしかない、ですとー!!Σ(T▽T) 池に浮かべてあげたら?、と云われましたが近くに池ないし。 そもそも、陸地に落ちたら元の木阿弥じゃね?( ̄△ ̄;) 鳥にだって縄張りはあるだろうしなぁ…。 もしかしたらと、行徳にある鳥保護センターに聞いてみてくれましたが、 鴨はもう受け付けてないと…( ̄_ ̄|||) どよ~ん (おのれ鳥インフルめぇぇ~!) 治療はしてないから無料でよいよ、とさっさと帰され。 (ご飯食べてないって云ったのにー。お金とって良いから補液して欲しかった) まあ、まずはともかく水に浮かべてみなければ! いきなり浴槽は怖いから、小さいので。 ベビーバスはないが、猫用バスならある! 帰りはなんとか、迷わず家に着き。 早速、猫風呂に水を張って入れると、ちゃんと浮いた~!\(≧∇≦)/ けれど左足のせいか、バランスとるのがやっとで、右足で掻いて移動とか出来ず。 ぷかぷか浮かんでるだけでんがな…。 これじゃ放置は出来んよなー。 お水もガブガブ飲んでたんで、葉っぱ浮かべたら食べるかなと、 千切って浮かべてみたが、シカト…。 うう、食わないとアカンだろう~。 きのぴたではこれ以上は、まともな世話がしてやれない。 やはり鳥スキルのある方でないと。 そこで、怪我の様子を知らせるのと、預かりボラさんが居るかの確認に、 また役所に電話をして。 獣医さんの見解を伝えて聞いてたら、なんと! 預かっても良いと云ってくださった方が居るそうな~! 月曜午後は出かけるので、火曜日なら良いそうです、とな。 連絡先を伝えても良いとお聞きしてるので、お教えしますからすぐ電話してみてくださいと。 うおーん、ありがとうございます!(T人T) すぐさま電話して、怪我の様子やご住所をお聞きして。 もちろんこちらからお届けに行きますがな! もう一晩だけ我慢してや、カルガモ氏~!(オスメス聞いてないが) でも猫バスだと高さ足りないんで、深めの衣装ケースを買ってきて入れたら、 前よりしっかり浮いててグッド~(≧ω≦)b 飛ばないように空気穴の隙間を作ってカバーを置いて、上に猫バスで重しした(笑) が、やっぱり何も食わないし、カバーも羽ばたきでどついて飛ばし、 床に落ちたりするんで、ずっと水の中も寒いだろうと、 夜はまたダンボールに入れましたん。 家はもう田んぼやってないし、近所にもないし、 水菜ならどうかと八百屋行ったけどなかった…。 せめて小松菜を買っていったが、これまた食わず。 預かりボラさんも、鳥が食べないのはダメなのよー、と云ってたのに~(;_;) 火曜ももち休みを取って、午前中にゴー!(←悪徳社員) 行きは高速使って時間短縮も、やっぱし迷っちったけど…(T▽T)ゞ 預かりボラさんはベテランのようで、先客の鳩さんも居て。 ちゃんとダンボールに入ってて良かった、ともおっしゃられて。 (バリケンにしなくて良かった!笑) 保護ボラは無料が基本だからと、餌代も受け取られず。 うう、本当にありがとうございます!m(_ _)m 放鳥の時は一緒に見送りますか?、と聞いて頂けましたが、 いかんせん猫の世話だけでも大変なので、連絡だけしてもらう事にしました。 良かったな、カルガモ氏。 これでちゃんとご飯食べられるぞー! 左足治して、元気に旅立てるようになるんだぞ~! と云う訳で、保護ボランティアさんのおかげで、 カルガモ氏もきのぴたも助かりましたが。 責任持てないのならむやみに拾うでない、と云う教訓通りな出来事。 だからと云って全部見過ごせるか、と云うと、 そこはやっぱり個人の意識の問題になってしまうしね…(T_T) 前に「ボランティアは感情で動くべきじゃない」と書かれた人が居たんですが、 うーん、感情でなかったら、 自分が同じ立場だったらと 思いやれないなら、逆にもっと関わるべきじゃない、 とか、きのぴたは思っちゃうんですけどね…。 でも責任はやっぱり大事。 今回は、本当~に運が良かっただけなので、 …頼むから、次はきのぴたの前で事故らないで下され(苦笑) ★鴨を保護された方の参考に…ならんかな?(笑) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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