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カテゴリ:クロ
クロが、今朝亡くなりました。
クロが余命1ヶ月を宣告されて、抗ガン剤治療を始めてから、時間との闘いだったよう思います。 時間は、どんどん過ぎるもので。。。 クロとのお別れまで、私にとっては本当にアッと言う間でした。 苦い薬を飲まされたり、痛い注射をされていたクロにとっては、そう短くなかったかも知れませんけど。 金曜日の晩、急にクロが弱ったような気がして、朝までシェルターでクロと過ごしました。 クロは、虚ろな目をしていましたが、クロが初めてシェルターに来た時の事、初めて嫌がらずに抱っこさせてくれた時の事、クロを引き取ると決めた時の事、そしてクロが癌だと言われた時の事、その時々に私が思った事をクロに話して聞かせました。 それから、ごめんねとありがとうと。。。 クロは、虚ろな目で私を見ていました。 朝まで添い寝をしていましたが、私が居ると寝そうにないので、帰宅する事に。 お昼には、Cちゃんが病院に連れて行ってくれる事になったいたし、その翌日には酸素室をレンタルして来て、シェルターでクロを看取る準備をする予定でした。 夕方、病院にいるクロの面会に行って「明日、酸素室がシェルターに届いたら、お迎えに来るからね。」と話しかけると、もう動かなくなったクロがゴロゴロと言ってくれました。 先生に「ゴロゴロ言ってます。」と、言うと、先生は聴診器をクロにあてて「本当ですね。やっぱり飼い主さんですね。」と。 飼い主さん? そっか、私は、クロの飼い主さんなんだね。 クロのママのつもりでいたんだけど(笑) 最期にクロのおでこにチューして、「また明日ね、クロたん。」 そう言って病院を出ました。 翌日、クロと合える事を信じて疑っていなかったから。。。 今朝、9時。 携帯が鳴った瞬間、「あぁクロが逝ってしまったんだな。」と、瞬時にわかりました。 先生が本当に申し訳なさそうにクロが亡くなった事を話して下さって。。。 なるべく明るい声で「クロは十分、頑張ってくれましたから。ありがとうございました。」と、お礼を言いました。 不思議と涙は1滴も出ませんでした。 私の代わりにCちゃんとFさんがクロの亡骸をお迎えに行ってくれました。 夕方、シェルターに行く途中、Cちゃんから電話があって「家の秋田犬を連れて来てるの。」と。 「ほんまに?会いたい!会いたい!」と、私。 シェルターの前で秋田犬を触らせてもらいました。 長毛の可愛い子。 生きてるって実感出来る力強い大きな存在に、なんかホッとしました。 後からTちゃんに、その話をすると「Cちゃん、まるさんが落ち込んでるから連れて来たんちゃう?」と。 私は、全然その事に気付かないで。。。ただただ大きな犬を触って何かしら安心感を感じただけでした。 Cちゃん、Fさん、Tちゃん。。。それからF谷さん、I原さん。 本当にありがとう。 シェルターに戻ると、クロは沢山のお花と一緒に箱に入っていました。 眠るような安らかな顔でした。 その姿を見ても、まだ涙は出ませんでした。 Tちゃんが居てくれたので、いつものようにどうでもいい話をしたり、猫のお世話をしたり、ご飯を食べたり。 それからクロの保護主さんであるRちゃんがお花を持って来てくれました。 これでクロに深く関わった人達は、クロとお別れができました。 明日のお昼、クロは火葬です。 ミオやゴローの時と同様、私は参加しません。 心が折れてしまうから。 どうしても、どうしても。。。 Cちゃん、Fさん、ごめんなさい。 1人になってからクロの部屋を片付けました。 クロのトイレ。 クロが遊んでいたぬいぐるみ。 クロのお気に入りのベッド。 そしたら一気に涙が溢れてきました。 ぬいぐるみを抱えて寝ていたクロ。 クロが寝やすいように作ったベッド。 皮膚が破れたクロがぶつかっても大丈夫なようにガーゼやシートを貼りまくって。。。 全部全部、クロのため。 その愛してやまないクロとは、もう二度と会えないのです。 もう二度とクロが私を呼ぶ事はないのです。 クロは、私にいろんな事を教えてくれました。 書いても書いても。。。書ききれない程、沢山の事。 クロの死は、悲しいけれど。。。 これも試練の一つです。 これからも白血病やエイズキャリアの子達を出来るだけ保護していきたいと思います。 クロたん、本当にありがとう。 クロを応援していただいた皆様、ありがとうございました。 にほんブログ村 -------------------------------- 会の活動ブログ シェルターの猫情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月01日 18時08分14秒
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