福来ちゃんのお話
ロッコ、ガラコ、ビビコ。。。と、次々に新しい猫さんが来る度に、甘えん坊になる猫。『福来ちゃん』福が来ると書いて『フクちゃん』と読みます。以前は、勝手気まま猫でしたが。。。ここ最近は、「抱っこ~」「抱っこ~」と部屋中付いてまわる困り者。ジャックといい、福来ちゃんといい。。。なぜにこんなに抱っこ依存症なんだろう。そんな抱っこ依存症の彼女との出会いは。。。2008年の大晦日でした。会社帰りに家の近所の公園を通り抜けようとしたら、どこからともなく「ニャー」声のする方を見ると、木のてっぺん辺りに猫らしき姿。「ニャー」と鳴いてるんだから猫なんだけど(^^;)家に走って帰り、2mの脚立を持ってきましたが。。。全然足りない。2mの脚立を立てに伸ばして4m、行けるとこまで行って。。。後は、なんとかかんとかよじ登りました。思えば。。。あの時、生まれて初めて5mもの木に登りました。人間、極限の状態に追い込まれたら何でも出来るもんなんですね。火事場の馬鹿力っていうやつでしょうか。でも、寒さと恐怖で足はガクガク。抵抗する彼女を肩に乗せ、木を降りようと。。。暗闇で足元が見えないばかりか、片方の肩に猫を担いでいるので身動きがとりにくい。ここから落っこちて死んだら、親や近所の人は何て思うんだろう?夜中に木によじ登って、カラスかハトの卵でも盗もうとしてた。。。なんて思われるんじゃないだろうか?新聞には、なんて載るんだ?『変死』とか『怪死』とか。。。そんな事を考えながら、必死で木にしがみついてました。何度となく足を踏み外しそうになって、怖さのあまり私が「キャー!」って叫ぶと、猫さんも「ニャ-!」と。何度か「キャー!」と「ニャー!」を繰り返して。。。地面に降り立ったのが、約2時間後。「もう大丈夫。」と猫を離そうとしましたが、なぜかしがみついて離れない。下に置いてもへたり込んだまま。。。どうやら腰が抜けてる様子。寒い中、置き去りには出来ないので夜間動物病院へ。レントゲンも撮りましたが異常なしでしたが。。。診察代¥30,000!Σ(||゚Д゚)ヒィ~!!勘弁してぇ~~~~~~(TωT)ウルウルとりあえず家に連れて帰ったんですが、メチャメチャ懐いてる。。。もしや飼い猫かも?と思い、保護した公園に『猫ちゃん保護してます』と写真入りで自作ポスターを貼り出しましたが、どなたも名乗り出て来られませんでした。そんなこんなでめでたく(?)我が家の猫になりました。命名『福来』読んで字のごとし、福が来ますように。。。(^^人)(福と一緒に、診察代¥30,000を取り戻しておくれ。。。)家に来てから。。。人一倍、いや猫一倍、気使いの出来る猫・福来ちゃんは先住猫さん達ともすぐに打ち解けて、みんなとうまくやってます。ただ、子猫が苦手のようですね。(*´Д`)=3ハァ・・・にほんブログ村