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猫年の日々

2021.08.09
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テーマ:邦画
カテゴリ:映画

「羊と鋼の森」の前に観ていたものです。
ついつい書くのが遅れてしまいました。

「蜜蜂と遠雷」

監督 石川 慶
俳優 松岡 茉優(栄伝 亜夜)
   松阪 桃李(高島 明石)
   森崎 ウィン(アサル・カルロス・レヴィ・アナトール)
   鈴鹿 央士(風間 塵)

本屋大賞、直木賞史上初の同時に受賞した恩田陸の「蜜蜂と遠雷」(2016)が原作。


見てみたかった映画をやっと見ることができました。

原作は発売されてすぐあたりで読んでいて、とても分厚い単行本で初めは読むかどうか迷ったが読み始めると本の残りのページがいとおしく思えるほど1ページ1ページが大事に思えた本です。

確か夏休み期間中に旅行のおともに連れて行った本でもあったから、見慣れない土地の中で本の分厚さにちょっと重いし邪魔だなと思ったり、本の存在を感じ安心を感じていたりした思い出の本です。

国際コンクールに出場した4人の奏者に焦点をあて、奏者同士の交流を通し、互いに高めあい、支え、人として成長する様子が描かれています。
恩田陸というと「六番目の小夜子」のようなホラーではないけど少し怖くどきどきするようなイメージがあるので、この映画をみて普通に感動するしピアノに興味が湧くし、恩田陸の新たな一面が見れた気がしました。

印象に残ったシーンは栄伝亜夜た風間塵が一緒にドビュッシーの月の光を弾くシーン。
風間塵のピアノを心から楽しく弾く姿に栄伝亜夜もつられて二人でとても豪華なピアノを弾くのですが、天才の交流ってこうやるのかなとつい思ってしまいました。
相手との意思疎通は必ずしも言葉でやる必要はなく、ピアノでの交流でも十分はかれると思いました。

日常の中に音楽はあふれていて季節の移り変わりや天気なども音楽の元。
色んなことに感動することが出来るのは才能の一つかもしれません。

映画になると音楽も一緒に楽しめるのでやっぱり良いですね。
自分が知らない音楽と出会えることが出来るのでとても面白いと思います。
自分の感情をピアノに乗せて演奏することが出来たならどれだけ日々の支えになるかなと思いました。






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最終更新日  2021.08.09 10:00:09
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