奥多摩トラウト&房総ソルトルアー入門 猫の保護活動もやってるよ!!

2019/06/21(金)20:02

ボウズで撃沈!!桂川本流エサ釣行

奥多摩以外のトラウト(21)

先日桂川本流にエサ釣りで挑みましたが見事にボウズでした。魚の活性等ではなく「鮎釣り師の方があまりにも多過ぎて遡行不能に陥った」という始めて体験するトラブルによるものです。 私は桂川水系に行くときは笹子川や真木川など支流ばかりで本流は避けていました。一発大物の可能性はあるものの水量が多くて攻めづらいのと釣り人が多いためです。なので桂川本流のポイントをよく知らないままだったので「支流に逃げてルーチンワークばかりじゃ良くないな」と挑んでみたのですが… ↓笹子川合流地点やや下流。早朝はライズがありオモリなしで流したぶどう虫にアタリが何回か出ました。フライなどで攻めると面白いかも。 朝6:00頃に笹子川合流地点から釣り下っていると後ろから続々と鮎師の方が追い抜いていきました。鮎と渓流釣りは狙い方が異なるので基本的にさほど競合しません。お互いの釣りを邪魔しないよう気遣えば追い抜きも問題ありませんが…ただその人数が尋常ではないんです。 本流は川幅が広いのでエサで丁寧に攻めると遡行速度は遅くなりますが、100m釣り下る間に5人ぐらいの鮎師に抜かれました。「5人も下流で展開してると厳しいな」と思っているとその下流では5人どころか20〜30m間隔で10数人の鮎師がズラリと並んでいます。どうやら下流側にも広い駐車スペースがついたお手軽入渓点があるらしくちょうど私の釣っている区間は上下挟み撃ちになる超絶激戦区だったのです。 さらに深刻なのは水深と水勢がある本流では安全に遡行できるポイントが限られておりそこを鮎師の方が攻めているとそれ以上先に進めないのです。それでは一度退渓するかと来た道を戻ろうと思っても既に退渓ルートの渡渉ポイントで鮎師が仕掛けを流していて下流にも上流にも進めないのです…そんな状況ですから竿を出すどころか鮎師が渡渉ポイントから離れるのを待ってひたすらスマホいじりしたり景色をぼーっと眺めてる時間が大半といういまだかつて経験した事のない悲惨なものでした。 ↓なんとか退渓できた場所。この画像の範囲だけでも7人の鮎師がひしめいています。平日でこれですから休日はどうなるか想像もつきません… この時点ですっかり疲れ切って続行を断念、無念のリタイアとなりました。今回の釣行で分かったことですが桂川本流は奥多摩と比べて岩盤や深みなど遡行困難な場所が多い割に駐車スペース付きのお手軽入渓点がそこそこあるため入渓点周辺に釣り人が集中して身動きが取れない状況が起こりやすいように思います。(奥多摩は入渓点が少ない代わりに遡行しやすい場所が多い) ですから長距離を遡行して探るのではなく入渓点付近の好ポイントを叩いたらあまり深追いせず退渓してまた別の入渓ポイントに…というのを繰り返すスタイルが効率的と感じました。機動力をあまり活かせないため確実にいるポイントをネチネチ探る釣り方も必要になります。奥多摩の釣りが絨毯爆撃なら桂川はピンポイント爆撃の釣りが求められるという感じでしょうか。 流石にこのままでは悔しいので次回以降は目先の釣果は捨てて桂川漁協区間本流の入渓点とその付近のポイントの洗い出しに専念しようと思います。桂川本流はぶっつけ本番でどうにかなる場所ではありません。効率的な釣行プランを立てないと釣果どころか釣りそのものが出来ない状況に陥りかねないので、まずは徹底的なポイントマッピングがキモと見ました。 ↓退渓ポイントの近くで見つけた支流、浅利川。ココもヤマメがいるようでいずれ探索してみたいですね。高い堰が見えますがちゃんと迂回路はあります。

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