時には昔の話を~アクアの出産~
GWはとても良い天気でポカポカ気持ちが良いですね。少し、昔話をさせて下さい丁度11か月前の今日2012年5月29日にアクアは可愛い可愛い6匹の子供を出産しました産まれた翌日の写真ですここから、当時の日記を少し簡潔に書かせて頂きます。生まれる3日前からそろそろかなと言う様子はありました。26日朝、私が起きると『ニャー』とアクアが鳴いたのです。保護してから17日、その間鳴き声を聞いたのは3、4回程。サイレントキャットアクアが何の前触れもなく鳴いたので『そろそろだな』と、感じました。29日は午前中、産箱の為に用意した段ボールと押し入れを出たり入ったり。そしてしきりに鳴いていました。ご飯も食べず、私の側から離れず、どこか不安そうな表情。私は『大丈夫、大丈夫だよ、アッキュン』と言いながらいつものように体中をマッサージしてあげました。夕刻、部屋でのアクアはやはり食事も摂らずに私にピッタリ。少しでも彼女の気が安心できるのならばと、一緒に仮眠をしました。そして21頃。遂に出産が始まる前のお印が現れ家族で作った産箱は一切使わずに、私のベッドの下でアクアは準備を始めました。激しい雨が降る中、辛そうに鳴くアクア。彼女が鳴く度に私も一緒に返事をしました。『大丈夫だよ』『ここにいるよ』『怖くないよ』と何度も何度も。22時4分第一子が生まれました。(後の虎太郎)それからはあっという間に時が流れた気がします。22時14分第二子誕生22時30分第三子誕生3ニャン確認出来た時に、まだアクアの様子が産みそうだったのでそっと見守りましたが獣医さんの触診では子供は3ニャンと言われていたので内心ドキドキしていました。22時48分第四子誕生23時9分第五子誕生5ニャン確認した時に、もうお腹にはいないだろと思っていましたが23時16分ごろ、まだアクアがそわそわしていたのでまさかと思いましたが23時24分第六子誕生(後のちまみ)出産開始から2時間半で6ニャンが産まれました。上のと同じ翌日の写真書いていて涙がまたこぼれました(笑)アクアを迎えに行った日も爆弾低気圧の大嵐の日。そして出産した日も雷雨が激しかった日。我が家に来てから出産するまでの20日間にも雷雨は有りました。その度に私の傍で恐怖を耐えている彼女は本当に健気でいじらしく、以前の飼い主に憎しみを抱きました。雷が怖いアッキュン。それでも決して鳴き叫んだりせず、じっと耐えるアッキュン。背骨が浮き出た小さな身体で6ニャンを守ったアッキュン。貴方を尊敬します保護して初めて行った病院の血液検査でFIV反応が出た時、私と母はその場でも、家に帰ってからも泣きました。産ませないで、堕胎さるべきなのでは。産ませるのは私達のエゴなのでは。もし、子供たちにも同じく感染していた場合、貰いては見つからないのでは。もし、出産中に何かあったら、アクアの命は。色々考えました。考えた結果堕胎は出来なかったのです。アクアのお腹は素人目に見ても、もうすぐ産まれると分かってたからです。同じ女性として、自分の身体の中に有る愛おしい命を奪うことは出来なかったのです。もし、子供達も同じく感染していたら、その時はしっかりと我が家で可愛がりましょうと。結果は全員陰性でした。これはお嫁に行った後に、里親さんが知らせてくれたのですが素直に嬉しかったです。勿論虎太郎、ちまみも陰性です。長々と締まりのない内容になってしまったのでそろそろ終わりにしますが、子育て中のアクアの容態の変化は彼女の死を覚悟しました。ヤブ医者に連れて行ってしまったのは未だに後悔しています。(被害は残ってないですが、彼女のトラウマになっていそうです)その話はまたいつか人気ブログランキングへ