ラブソングができるまで満足です~ヒューが来日してがんばって宣伝しまくってたみたいだし、評判になってる(実際のヒットチャートに作品中の曲が入ってるって聞いたけどホント?)ので、だいたいの内容はご存知かと思うけど― 80年代アイドルグループのボーカルでポップスターだった「過去の人」アレックス(ヒュー)。 今は、遊園地で往年のファン相手に興業する日々だったが、人気絶頂のカリスマ歌姫から曲提供の依頼が。 「7歳の時、あなたの歌で両親の離婚の痛手を乗り越えた」と。 ところが、この申し出は、ものすごく短い日数と、ほかにも何人もに声をかけているという失礼なもの。 「曲作り、ずっとやってなしい、メンドクサイし」というアレックスだが、マネージャーの説得に渋々取り掛かる。 でも作詞の才能はないアレク。頼んだコピーライターにはぴんと来ない。 植物のメンテナンスに訪れた作家志望のソフィー(ドリュー・バリモア)の言葉に閃きを感じて、なんとか作詞を頼もうと… 楽しくて、笑っちゃって、最後は涙ポロポロでしたわ、私の場合。 最高ですv お勧めですv 期待して観たけど、期待の1.5倍以上の満足度ですvv でもヒューが嫌いだったら、さすがにお勧めしませんが。 オープニングにかかる「昔の」アレクのPV、なかなかなんですよv シワを飛ばして髪を伸ばしたヒューは、あまりムリなくデュラン・デュラン並みの王子さまになってます♪ もう少し絞れば、ままやっていけそうなくらい(笑) この映画のためにレッスンして、ピアノも弾けば歌も全部自前でこなしたというヒュー、すご過ぎ。 甘い歌声、いいですよ! デモテープ用に、ドリューとのデュエットもあります♪ カリスマ歌姫コーラ役の女優さんは、これが長編デビューだそうですが、すごく説得力ありました。 ドリューはもうキュートv すてきvv そして、ヒューはスターなんだなあ、と思いました。 だって、彼でなければ、の彼のための作品が、『ノッティング・ヒルの恋人』『アバウト・ア・ボーイ』そして本作、と作られるんだもん。 若かりし美貌のヒューに会いたくなったら、『モーリス』と『ウェールズの山』をどうぞv (最近がんばって映画館に行ってますが、映画サービスデー、レディースデー、レイトショーなどの割引駆使して、いつも1200円以下で観てますv) <追記> ソフィアのお洋服がすごく可愛いv 最初のワンピースも、コーラのパーティで着る白地に黒い花の刺繍?のジャケットもv <追記2> どうしても誰かに伝えたいことがある時は、人はみな詩人になるってことですv (続き) またまた観て来ましたよ♪ ラブソングができるまで もう幸せ~! 可能なら、見終わってすぐまたお金払って観たいくらい。 感想はほとんど前と同じ なのですが。 同じところで笑って、同じところで泣いて。 このラブソングは、甘い甘い二人の自己満足じゃなくて、いっぱい人生の苦さも、人を愛する難しさも知った人の、心からの愛の詩。 言葉を捜していく過程がいいですよ。 本当はアレックスがお気楽な元アイドルなだけじゃないことは、ピアノを大切にしていることからもわかる。 愛した人によって、作家への道を挫折させられたソフィーが、もう一度人生に立ち向かう力を得るには何が必要だったか。 ウィットに富んだセリフも楽しいし、この作品のために作られた数々の楽曲もいいですよ。 歌姫コーラも必見です。 |